伊藤真一 氏のイチオシ!

先日、オートバイ本誌の連載『ロングラン研究所』の取材で、ツインリンクもてぎに行ってきました。
現在、長期海外出張中の岡田忠之監督(IDEMITSU Honda Team Asia)に代わり、車輌インプレを担当してくださるのは伊藤真一さん。伊藤さんは、全日本参戦中のHondaライダーのアドバイザーを務めていて、取材前日までの3日間も、もてぎで行われていて全日本ロードレース選手権のオフィシャルテストに立ち会っていたそうです。

そして取材当日のもてぎで、伊藤さんが自ら紹介してくれた、若手ライダーがお二人いました。
なんでも、「すごく走りにセンスを感じる選手たちで、じつは彼らを強化ライダーに推薦したのは僕なんですよ」とのこと。オフィシャルテスト終了後、ほとんどのチーム&ライダーはすでにサーキットを後にしていたのですが、テストのために熊本からもてぎ入りした二人は、当日のスポーツ走行にも参加していたのです。

画像: 伊藤真一 氏のイチオシ!

地震の影響で、マシンの修繕が完了したのはテスト直前

国内外の名だたるトップライダーと競い合ってきた伊藤さんが、その才能を評価する有望若手ライダー……。ものすご〜く気になるではないですか!?

そのお二人とは、全日本ロードレース選手権J-GP2クラスに参戦中の作本輝介(さくもと こうすけ)選手と、ST600クラスに参戦中の岩戸亮介(いわと りょうすけ)選手。
作本選手は鹿児島県出身の19歳、岩戸選手は福岡県出身の18歳で、熊本県の名門チーム「Team 高武 RSC」に所属する、Hondaの若手強化ライダーです。

チームの母体である株式会社RSC、先日の熊本地震では、RSCのお店や事務所も大きな被害を受けました。店舗や工場の設備や、商品のバイクも数多く壊れてしまい、会社の寮に住み込んでいる作本選手と岩戸選手も、連日その片付けに追われていたとか。
今回、もてぎで使用していたマシンも地震で損傷し、走行可能な状態にまで修繕できたのは、なんとテストの2日前だったそうです……。

そんな大変な状況の中でも、ひたむきにテストに取り組んでいたというお二人に、ミニインタビューをさせて頂きました。
ーー今回のテストの手応えは?
作本選手「まだ全然乗れてないんですけど、テストを通じて少しずつ良くなっていると思いました」
岩戸選手「自分の弱い部分がわかってきたので、そこを克服して、勝てるようになりたいです」
ーー伊藤さんからのアドバイスは?
作本選手「すごくわかりやすく、具体的に説明してくれるので、そのアドバイスが走りにもレースにも役立ってます。いつも『ありがとうございます』って感謝してます」
岩戸選手「やっぱり、長く世界や全日本で走ってきた方なので、ライダー目線でのアドバイスをしてくれるんです。なので、すごく理解しやすいです」
ーー今後の目標を教えてください。
作本選手「まず1つひとつのサーキットで、ちゃんとタイムを出せることが目標です。そして将来は、世界で戦えるライダーになりたいです」
岩戸選手「1つずつ勝ちを狙っていくことが大切だと思うし、1つずつ勝利を狙ってくことの先に、チャンピオンが見えてくるのだと思います。目標は、どんなレースでも勝てるライダーになることです」

画像: 作本輝介(さくもと こうすけ)選手

作本輝介(さくもと こうすけ)選手

画像: 岩戸亮介(いわと りょうすけ)選手

岩戸亮介(いわと りょうすけ)選手

これまで、ほとんど取材を受けたことがないという、作本選手と岩戸選手。
とても恥ずかしそうに質問に答えてくれる姿が、じつに初々しかったです(笑)。でも、これがレースとなると一転。激しいバトルを演じるわけですから、いや〜、ライダーって不思議ですよねぇ。
そんなお二人が参戦中の全日本ロードレース。
次戦は5月28日、29日にツインリンクもてぎで開催されます。
チケットや詳細については、特設サイトをご覧ください↓。

近い将来、作本選手と岩戸選手の名前が、ぜひとも世界に知れ渡って欲しいですね。
若きライダーたちの挑戦に、これから注目していきたいです!

画像: 地震の影響で、マシンの修繕が完了したのはテスト直前

そしてこの場をお借りして、今も余震が続き、大変な思いをされている熊本の皆さまに、心よりのお見舞いを申し上げます。
1日も早い復興を願っております。

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