画像1: 年に一度のジムカーナの祭典、今年はNSRの1-2-3! オートバイ杯ジムカーナ特別戦“ジムカーナJAPAN”

ダンロップ・オートバイ杯ジムカーナの中の1戦として開催される特別戦“ジムカーナJAPAN”。普段は関東での大会に参加しない地方の選手も、「JAPANだけは」と遠征してくるという、年に一度の「二輪ジムカーナのお祭り」というべき文字通り特別なイベントだ。今年のJAPANは10月10日、茨城県かすみがうら市のトミンモーターランドで行われ、全国から合計172台が集結した。

画像2: 年に一度のジムカーナの祭典、今年はNSRの1-2-3! オートバイ杯ジムカーナ特別戦“ジムカーナJAPAN”

前回第4戦は完全なウェット、今回も直前まで天候が心配されていた今年のJAPAN。しかし曇り空でやや肌寒かったものの、雨は降ることなく最後まで安定したコンディションでタイムアタックが繰り広げられた。そんな中、今シーズン開幕戦での勝利以来歯車が噛み合わず、表彰台に絡めないでいた冨永選手&NSR250Rが復活の勝利を挙げた。第1ヒートでは1分25121という好タイムをマークしながらペナルティで2秒加算を受けてしまい暫定4位。しかし第2ヒートでは、さらに切れ味鋭いアタックを決めて1分24秒465を叩き出す。ノーミスで、もちろんペナルティもなし、久々に冨永選手らしい文句なしの勝利だった。

画像3: 年に一度のジムカーナの祭典、今年はNSRの1-2-3! オートバイ杯ジムカーナ特別戦“ジムカーナJAPAN”

2位は1分24秒863を記録した池田選手&NSR250R。第1ヒートはなんとミスコースでノータイムとなってしまったが、第2ヒートでは最初に1分24秒台に突入してみせ、冨永選手に僅差で逆転されたものの、それでも2位の座を確保。これで今シーズン、ノーポイントに終わった開幕戦以降の4戦で2勝、2位2回という好調さだ。

画像4: 年に一度のジムカーナの祭典、今年はNSRの1-2-3! オートバイ杯ジムカーナ特別戦“ジムカーナJAPAN”

本大会レギュラー選手の間に割って入り、3位となったのは2005年のジムカーナJAPANウイナー、現在は中部地区の大会を中心に参戦している大川選手&NSR250R。第1ヒートは1分26秒625で暫定3位、第2ヒートで1分24秒976までタイムを短縮して速さを見せ、今シーズン初のNSR250Rによる1-2-3(昨年第2戦以来)を完成させた。

画像5: 年に一度のジムカーナの祭典、今年はNSRの1-2-3! オートバイ杯ジムカーナ特別戦“ジムカーナJAPAN”
画像6: 年に一度のジムカーナの祭典、今年はNSRの1-2-3! オートバイ杯ジムカーナ特別戦“ジムカーナJAPAN”
画像7: 年に一度のジムカーナの祭典、今年はNSRの1-2-3! オートバイ杯ジムカーナ特別戦“ジムカーナJAPAN”

1分26秒603で第1ヒート2位だった吉野選手&CRF450Xだが、第2ヒートで自己タイムを1秒以上縮める1分25秒302を記録するが、NSR勢がマークした24秒台には突入できずに4位。第1ヒートはアタックに失敗して後方に沈んだ大瀧選手&690デュークも第2ヒートは1分25秒511を記録するものの5位にとどまる。開幕以来未勝利ながら表彰台をキープしてきた作田選手&MT-07は、第1ヒート1分25秒781で暫定トップ。昨年JAPAN以来のMT-07による2勝目が期待されたが、第2ヒートアタック中に大きく車体が振られてラインを大きく乱してタイムロス。自己タイムを越えられずに6位となってしまった。

画像8: 年に一度のジムカーナの祭典、今年はNSRの1-2-3! オートバイ杯ジムカーナ特別戦“ジムカーナJAPAN”

この大会のA級上位10台の結果は以下の通り。
1位 冨永崇史 NSR250R 1'24.465
2位 池田秀一 NSR250R 1'24.863
3位 大川彰人 NSR250R 1'24.976
4位 吉野 昇 CRF450X 1'25.302
5位 大瀧豊明 690DUKE 1'25.511
6位 作田隆義 MT-07 1'25.781
7位 廣瀬 章 NSR250R 1'25.873
8位 岡村拓哉 DR-Z400SM 1'26.099
9位 古場 宏 WR450F 1'26.345
10位 矢嶋 尊 NSR250R 1'26.395

JAPAN終了時でのポイントランキングは、今回2位の池田選手が74ポイントでトップに浮上。以下、2位が73ポイントで冨永選手、3位が72ポイントで作田選手、4位が68ポイントで吉野選手と、6ポイント内で並ぶ4選手が、最終戦を残してシリーズチャンピオン争いの権利を持っている。ただし、オートバイ杯は全6戦中ベスト5戦の有効ポイント制を採用しているため、最終戦のポイントはこれまでの最小ポイントのラウンドと引き換えになる。ランキングトップな上に開幕戦で0ポイントだった池田選手は、最終戦の全得点が加算されるため最も有利。他の3人は勝ったとしても池田選手の順位次第ということになる。

またジムカーナJAPANでは、全国から参加者が集まるということもあって毎年「地区対抗戦」も開催されている。これは、北海道、東北、ライセンスシリーズ(本大会)、中部、近畿、中国、四国、九州、関東事務茶屋杯が、各3〜5人の代表選手を選出。代表選手中の上位3人の平均タイムを競うというもの。今回は地区対抗戦で常勝を誇るライセンスシリーズの代表から、昨年のチャンピオンである冨永選手が外れるという異例のチーム編成だったため、打倒ライセンスシリーズの大きなチャンスかと思われた。3位に喰い込んだ大川選手を擁する中部代表を抑え、A級5人を揃えたライセンスシリーズがトップの座を守った。

画像9: 年に一度のジムカーナの祭典、今年はNSRの1-2-3! オートバイ杯ジムカーナ特別戦“ジムカーナJAPAN”

地区対抗戦のリザルトは以下の通り。

1位 ライセンスシリーズ(吉野・池田・作田・大越・辻家組) 1分25秒315
2位 中部地区代表(大川・岡村・中嶋・三崎・井伊組) 1分25秒704
3位 北海道地区代表(北村・矢嶋・佐藤・鈴木・冨谷組) 1分27秒743
4位 近畿地区代表(後藤・井上・松尾・宮田・古藤組) 1分30秒083
5位 関東事務茶屋代表(中川・清野・和田・寺崎組) 1分30秒181
6位 中国地区代表(渡邉・大見・山根・美甘・大見組) 1分30秒496
7位 東北地区代表(赤畑・新井・加藤組) 1分30秒779
8位 四国地区代表(坂本・坂下・濱下・堀田・岩田組) 1分32秒175
9位 九州地区代表(本川・河野・藤澤・上村・本川組) 1分33秒339

オートバイ杯ジムカーナ特別戦“ジムカーナJAPAN”のレポートは月刊オートバイ誌上にも掲載の予定。全クラス、各ヒートのリザルトをはじめ、各地のジムカーナイベント日程といった二輪ジムカーナ関連情報は、オートバイ杯の運営も担当しているJAGE(二輪ジムカーナ主催者団体協議会)のホームページで確認できる。

http://jage.jpn.org/claro/index.html

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.