画像1: <ジムカーナ>今度はヨーロッパチャンピオン決定戦に参戦!(その1)

今年の2月にマレーシアでのジムカーナ大会へ遠征し、
レポートを送ってくれたJAGE・A級でオートバイ杯にも参戦している小崎選手から、
今度は5月末にオランダで開催された「European Championship」への
参戦レポートが送られてきた。ヨーロッパの最新2輪ジムカーナ事情についての
貴重な情報と合わせてここに紹介してみたい。

画像2: <ジムカーナ>今度はヨーロッパチャンピオン決定戦に参戦!(その1)

2輪ジムカーナは日本が発祥。ヨーロッパで本格的に始まったのは、
2011年にイギリスで行われるようになってからなんで、意外に最近の話。
それからわずか4年、今ではイギリス、ポーランド、チェコ、オランダなどで
シリーズ戦が行われるまでに非常に盛り上がりを見せている。
そして5月24日、ヨーロッパ10ヶ国のジムカーナライダーが集まって
ヨーロッパチャンピオンを決定する大会「European Championship」が
オランダで開催され、ゲストとして私、小崎が招待を受けたので行ってきました!
ヨーロッパ各地でジムカーナ大会が行われるようになるまでには、
オートバイ杯の運営を担当するJAGEをはじめ、日本のジムカーナ関係者も協力、
大会運営などのさまざまなノウハウを提供してきたんですが。
基本的な競技の形態やルールはだいたい共通のものとはいえ、
実際参加してみると日本の大会とはいろいろ違う点も。

画像3: <ジムカーナ>今度はヨーロッパチャンピオン決定戦に参戦!(その1)

まず、クラス分け。排気量による区分が存在しないのは日本と同じだが、
オートバイ杯などにある「SB(シードビッグバイク)級」のような
ビッグバイクのみを対象とするシステムが存在しない。
これは、参加者の多くがビッグバイクだから必要がないということらしい。
また表彰が全て男女別になってるのも、ノービスにだけレディースクラスがある
日本とはちょっと違ってるところ。

画像4: <ジムカーナ>今度はヨーロッパチャンピオン決定戦に参戦!(その1)

実際の競技部分で日本とちょっと違ったのはスタート。
日本ではスタート地点にシグナルツリーがあって、シグナルカウントと
シグナルグリーンの色がグリーンになるのに合わせてスタートする。
当然フライングトはペナルティなんですが、ヨーロッパでは
スタートのタイミングはライダー任せでフライングのペナルティもない。

画像5: <ジムカーナ>今度はヨーロッパチャンピオン決定戦に参戦!(その1)

画像6: <ジムカーナ>今度はヨーロッパチャンピオン決定戦に参戦!(その1)

画像7: <ジムカーナ>今度はヨーロッパチャンピオン決定戦に参戦!(その1)

マシンはクラス分けのところでも触れたように、
600cc以上のマシン、それもCBR600RRやGSX-Rなどスーパースポーツが主流で、
CBR250Rやニンジャ250といった小排気量車は少数派。
日本のジムカーナでは全盛のモタードを数台しか見かけなかったのも意外。
最新のハイグリップラジアルタイヤを使うライダーは少ないし、
マシンも大改造車は珍しくて、ノーマル車での自走参加が多い感じ。
しかしチャンピオンを決定する大会なだけに参加者のレベルは高くて、
各国のチャンピオンは日本のJAGE・C1級相当する実力を持っている、と。

画像8: <ジムカーナ>今度はヨーロッパチャンピオン決定戦に参戦!(その1)

そんな中でも昨年のヨーロッパチャンピオン、“巨神兵”Kristian選手は別格。
マシンはCBR1000RRをベースにカウルを取り払い、アップハン化するという
定番のジムカーナカスタムCBRに見えるけどそれだけじゃない。

画像9: <ジムカーナ>今度はヨーロッパチャンピオン決定戦に参戦!(その1)

テールカウルをカーボン化してシートレールを取り払うわ、
フロントホイールもカーボンだわ、タンクにメーターを埋め込むわと凄い造り!
ノーマルと別物のハイグレードなサスも装着。
試乗させてもらいましたが、超じゃじゃ馬のモンスターマシン。
これを乗りこなしてヨーロッパチャンピオンになったんだから、
これはもう只者ではないレベルのライダーってことですよ。
しかしこっちも2輪ジムカーナの母国・日本を代表してやって来た身。
ゲストとはいっても手加減しません、勝つ気で走ります!

(小崎弘敬)

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