2025年7月16日、BMWは新型「R 1300 RT」を正式に発表、同日から予約受付を開始しました。初代のR 1200 RT(2014年)から始まった「RTシリーズ」の最新モデルで、「ザ・コマンダー(The Commander)」の名にふさわしく、走り・快適性・安全性のすべてにおいて革新的な仕様を実現しています。早速、上陸したばかりの実車を見ながら、その特徴をチェックしていきましょう。
まとめ:松本正雅

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BMW「R1300RT」の概要

画像: BMW R 1300 RT 2025年モデル 総排気量:1300cc エンジン形式:空水冷4ストDOHC4バルブ水平対向2気筒 シート高:820mm 車両重量:281kg 発売:2025年8月下旬(7月16日予約開始) 税込価格:366万1000円~404万3000円

BMW
R 1300 RT
2025年モデル

総排気量:1300cc
エンジン形式:空水冷4ストDOHC4バルブ水平対向2気筒
シート高:820mm
車両重量:281kg

発売:2025年8月下旬(7月16日予約開始)
税込価格:366万1000円~404万3000円

2021年型以来、実に4年ぶりにフルモデルチェンジを受けた「RT」シリーズ最新作がR1300RT。その名が示す通り、R1300GS譲りの1300ccボクサーユニットを搭載。

シャシーも一新され、「ザ・コマンダー(The Commander)」というキャッチフレーズにふさわしく、走り・快適性・安全性のすべてにおいてクラスをリードする、革新的な仕様となっています。

画像1: BMW「R1300RT」の概要

新設計のシャシーに搭載されるエンジンは、R1300GSと同様のボクサーツイン。最高出力は107kW(145PS)/7750rpm、最大トルクは149Nm/6500rpmで、先代R 1250 RTよりもパワーアップしています。軽量・コンパクトで、左右のシリンダーブロックが左右対称に限りなく近づけられたのも特徴で、可変バルブタイミング機構のシフトカムも備えています。

画像2: BMW「R1300RT」の概要

そして、このR1300RTにもASA(オートメイテッド・シフト・アシスタント)仕様が設定されます。クラッチレバーを持たず、発進から停止までクラッチ操作が不要で、ATモードとMTモードを自在に使い分けられる、次世代トランスミッションです。

画像3: BMW「R1300RT」の概要

LEDライトユニットを中央に据え、左右に長いDRL(デイタイム・ランニング・ライト)を備えた、独創的なヘッドライト。日本仕様は「ヘッドライトPRO」が標準装備で、走行状況に応じてコーナリングライトを点灯する「アダプティブ・ヘッドライト」機能を備えています。

画像4: BMW「R1300RT」の概要

RTと言えばタンデムユース。ということで、新型はタンデムシートの座面が拡大されました。もちろん、前後ともにシートヒーターが備わるのですが、なんと日本仕様はトップケースを標準装備して、そのバックレスト部分にもヒーターを設置。さらに、グラブバーの黒い部分にもヒーターを配置したのです! これで真冬のツーリングも超快適。タンデムライダーが眠くなってしまいそうな充実装備です。

画像5: BMW「R1300RT」の概要

タンデムライダーの足が当たりにくいよう、左右のパニアケースは前側の張り出しをコンパクトに抑えた新形状。至れり尽くせりの豪華仕様であります。

そして、今回のハイライトとも言える新装備のひとつが「スリップストリームディフレクター」の採用。冬などに走行風から身を守りたい時は上げて使い、夏など、走行風を流して涼しく走りたい時は下げることで、ボディサイドに流れる風を巧みに整流してくれる可変ディフレクターなのです。操作は手動なのですが、実際に動かしてみたら以外にシャコシャコ動きましたよ!

画像6: BMW「R1300RT」の概要

電子制御サスのダイナミックESAも標準装備。そしてこのRTは、なんとライディングモードを「ダイナミックPRO」に設定すると、自動でリアが少し上がり、スポーティな前傾姿勢を作り出す「DCA(ダイナミック・シャシー・アダプテーション)」機構を新たに搭載しました。

「ロード」モードではフラットな車体姿勢で快適に過ごし、ワインディングではライディングモードを変更し、スポーティな姿勢でコーナーを楽しむ。そんな1台2役のような革新的な機構なのです。

先進の機構を満載して登場した王道ツアラーの頂点・R1300RT。すでに予約は受付を開始しており、8月下旬以降には販売開始予定だそうなので、今から乗るのが楽しみです。

BMW「R1300RT」のカラー・人気投票

日本仕様のR1300RTは全4色のカラーをラインアップしています。

【アンケート】あなたはどのカラーがお好みですか?

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  • 画像3: 【待望の新型登場】最新テクノロジー満載で究極のツーリングマシン“ザ・コマンダー”国内登場! BMW「R1300RT」
    アルピン・ホワイト3
  • 画像4: 【待望の新型登場】最新テクノロジー満載で究極のツーリングマシン“ザ・コマンダー”国内登場! BMW「R1300RT」
    ブラック・ストーム・メタリック
  • 画像5: 【待望の新型登場】最新テクノロジー満載で究極のツーリングマシン“ザ・コマンダー”国内登場! BMW「R1300RT」
    レーシング・ブルー・メタリック
  • 画像6: 【待望の新型登場】最新テクノロジー満載で究極のツーリングマシン“ザ・コマンダー”国内登場! BMW「R1300RT」
    ブルーリッジ・マウンテン・メタリック
  • 画像7: 【待望の新型登場】最新テクノロジー満載で究極のツーリングマシン“ザ・コマンダー”国内登場! BMW「R1300RT」
    アルピン・ホワイト3
    17
    9
  • 画像8: 【待望の新型登場】最新テクノロジー満載で究極のツーリングマシン“ザ・コマンダー”国内登場! BMW「R1300RT」
    ブラック・ストーム・メタリック
    6
    3
  • 画像9: 【待望の新型登場】最新テクノロジー満載で究極のツーリングマシン“ザ・コマンダー”国内登場! BMW「R1300RT」
    レーシング・ブルー・メタリック
    43
    23
  • 画像10: 【待望の新型登場】最新テクノロジー満載で究極のツーリングマシン“ザ・コマンダー”国内登場! BMW「R1300RT」
    ブルーリッジ・マウンテン・メタリック
    35
    19

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BMW「R1300RT」の主なスペック・燃費・価格

全長×全幅×全高2229×971×1570mm
ホイールベース1500mm
シート高820mm
車両重量281kg
エンジン形式空水冷4ストロークDOHC4バルブ水平対向2気筒
総排気量1300cc
ボア×ストローク106.5×73mm
圧縮比13.3
最高出力107kW(145PS)/7750rpm
最大トルク149N・m(15.2kgf・m)/6500rpm
燃料タンク容量約24L
変速機形式6速リターン
ステアリングヘッド角64.2゜
トレール量121.5mm
ブレーキ形式(前・後)φ310mmダブルディスク・φ285mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・190/55ZR17
乗車定員2人
燃料消費率 WMTCモード値20.4km/L(1名乗車時)
メーカー希望小売価格366万1000円~404万3000円(消費税10%込)

BMW「R1300RT」の動画・写真

画像: Power, Precision, Freedom | The All-New BMW R 1300 RT www.youtube.com

Power, Precision, Freedom | The All-New BMW R 1300 RT

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