日本中をバイクで旅したオートバイ女子部のRurikoさんが、各都道府県でこれまで訪れたおすすめスポットを紹介するこの企画。今回は北海道・道北地域にフォーカスしてお届けします。
談:Ruriko/写真:Ruriko/まとめ:大冨 涼
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画像1: 北海道・道北エリアのおすすめツーリングスポット|日本の最果て「宗谷岬」&貝殻ロードならぬ「白い道」、いくらウニ丼が美味しいお店をご紹介【Rurikoの長旅ガイド】

オートバイ女子部 Ruriko

バイク系YouTuberとして活躍しつつ、webオートバイスタッフとして裏方や動画制作も担当。愛車はスズキ・ハヤブサとトライアンフ・デイトナ675。

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宗谷岬/北海道稚内市

画像: 宗谷岬(そうやみさき) 北海道稚内市宗谷岬3 駐車場:あり

宗谷岬(そうやみさき)

北海道稚内市宗谷岬3
駐車場:あり

日本の本土最北端の地・宗谷岬は、北海道を訪れたら一度は行っておきたい、言わずと知れた観光スポットです。

岬の先端には北極星をモチーフとした「日本最北端の地の碑」や、探検家・間宮林蔵の立像が建てられており、晴れた日には遠くにサハリンの島影を望めるほど雄大なパノラマを楽しむことができるので、記念撮影にはぴったりです。

稚内駅からはバイク・車で約40分、広々とした駐車場も完備されています。なお、同駅からバスでのアクセスも可能だそうです。

宗谷岬に向かう道中は、宗谷丘陵や宗谷周氷河ロードなど有名な絶景スポット&ロードが点在しています。岬に行く前のルートを組むのも旅の楽しみのひとつになるでしょう。

〈Ruriコメ〉道北といったら、北海道といったらまずこちらを目指す人も多いのでは⁉ 日本最北端の宗谷岬はライダーの憧れの場所(個人的に)日本のいろんな端っこに行きましたが、宗谷岬は特に達成感のある場所でした。

画像2: 北海道・道北エリアのおすすめツーリングスポット|日本の最果て「宗谷岬」&貝殻ロードならぬ「白い道」、いくらウニ丼が美味しいお店をご紹介【Rurikoの長旅ガイド】

宗谷丘陵(宗谷周氷河ロード)/北海道稚内市

画像: 宗谷丘陵/宗谷周氷河ロード(そうやきゅうりょう/そうやしゅうひょうがロード) 北海道稚内市宗谷岬

宗谷丘陵/宗谷周氷河ロード(そうやきゅうりょう/そうやしゅうひょうがロード)

北海道稚内市宗谷岬

宗谷岬の背後に広がる宗谷丘陵は、1万年以上前の氷河期に形成された「周氷河地形」が織りなす雄大な景観が魅力です。

なだらかな起伏が続くこの地は2004年に北海道遺産に選定されており、展望休憩施設からは宗谷海峡を一望することもできます。

丘陵一帯には日本最大級のウィンドファームが広がり、57基もの白い風車が並ぶ姿はとても壮観。広々とした牧草地では牛たちがのんびりと草を食み、牧歌的な風景が心を癒やしてくれます。

堪能写真映えスポットとして有名な「白い道」などもあるので、記念撮影を楽しみつつツーリングするのがベスト。岬からバイク・車で約10分とアクセスも良いので、本土最北端を訪れるのにあわせて楽しみたいルートです。

〈Ruriコメ〉日本の忘れられない景色で3本の指に入っている場所です。こちらから見た夕陽は本当に綺麗で自然と涙が出てきました。鹿などの動物が飛び出してくることもあるので、気をつけて走行してくださいね。

白い道/北海道稚内市

画像: 白い道(しろいみち) 北海道稚内市宗谷村宗谷

白い道(しろいみち)
北海道稚内市宗谷村宗谷

宗谷丘陵の一部に位置する白い道は、稚内名物のホタテの貝殻を敷き詰めて作られた約3kmにわたるルートです。

白い道の両脇には緑の草地、そして奥には青い海が広がり、それらが作り出す美しいコントラストは北海道道北エリア随一のフォトジェニックスポットといっても過言ではありません。

晴れた日には利尻富士や遠くにサハリンの島影を望むことができ、白い風車群との組み合わせが思い出に残ること間違いなし。バイクで走るのも良いですが、歩いてみるとアスファルトとはまた違った歩き心地を味わえます。

白い道を訪れるにあたっていくつか守るべき約束事項があり、宗谷岬側から進入することや、ゆっくり走行して対向車と譲り合うこと、牧草地への立ち入りを控えることなどが稚内市公式YouTubeチャンネルの動画にまとめられています。

この場所を訪れる前には、必ず動画で行き方と約束事項を確認し、ルールを守って絶景ロードを満喫しましょう。

〈Ruriコメ〉宗谷岬にいったら絶対に行きたかった場所。砂利道なのかとドキドキして行きましたが、路面はしっかり圧縮された貝殻の道なのでスポーツタイプのバイクでも安心して走行できますよ!走行後のタイヤは滑りやすいの気をつけてくださいね。

猿払村道エサヌカ線/北海道宗谷郡猿払村

画像: 猿払村道エサヌカ線(さるふつむら エサヌカせん) 北海道宗谷郡猿払村浅茅野台地

猿払村道エサヌカ線(さるふつむら エサヌカせん)
北海道宗谷郡猿払村浅茅野台地

北海道猿払村に位置する猿払村道エサヌカ線は、ライダー人気の高い全長約16kmの道路です。

牧草地の合間にひたすら伸びる道のりは、途中の2カ所を除いてほとんど直線。電柱や看板がないため、雄大な大地と地平線が視界いっぱいに広がる絶景を堪能できます。

ちなみに、エサヌカ線が通る猿払村はホタテの水揚げ量が日本一。道の駅さるふつ公園に隣接する「さるふつ まるごと館」では新鮮なホタテ丼を味わうことができるので、北の大地を満喫するツーリングとあわせ、地元グルメを楽しむのもおすすめです。

〈Ruriコメ〉ひたすら真っ直ぐな道!本当にひたすら真っ直ぐで、滑走路走ってるのでは⁉ と錯覚するぐらい真っ直ぐです。飛ばし過ぎに注意してくださいね!

画像3: 北海道・道北エリアのおすすめツーリングスポット|日本の最果て「宗谷岬」&貝殻ロードならぬ「白い道」、いくらウニ丼が美味しいお店をご紹介【Rurikoの長旅ガイド】

オトンルイ風力発電所/北海道幌延町

画像: オトンルイ風力発電所(オトンルイふうりょくはつでんしょ) 北海道天塩郡幌延町浜里32-4

オトンルイ風力発電所(オトンルイふうりょくはつでんしょ)
北海道天塩郡幌延町浜里32-4

北海道天塩郡幌延町に位置するオトンルイ風力発電所は、日本海に面した道道106号線(オロロンライン)沿いに位置するフォトスポット。高さ約100mの巨大な風車が28基も一直線に並ぶ景色は圧巻です。

「オトンルイ」は、アイヌ語で「浜にある道」を意味する言葉。広大な原野の中にそびえ立つ風車群は、北海道らしい雄大な風景を演出しています。

風力発電所を間近で見たい方は、そばのサロベツ原野駐車公園で一休みするのがおすすめ。晴れた日には利尻富士を望むことも可能。多くのライダーや観光客が訪れる人気の撮影スポットとなっています。

なお、現時点で風車群の稼働は2027年3月まで、とアナウンスされています。迫力満点の写真が撮れる北海道ならではの場所ですから、まだ行ったことがない方は稼働が停止する前に一度、訪れてみてください。

〈Ruriコメ〉オロロンラインの一番の楽しみ、風車がずらっと並ぶ道を走行できます。取り壊しが開始されると言われていますが、今の所まだ稼働しているようです。無くなる前にぜひ行ってみてください!

クッチャロ湖/北海道浜頓別町

北海道枝幸郡浜頓別町に位置するクッチャロ湖は、大小ふたつの沼が繋がったひょうたんのような形をした汽水湖で、その豊かな自然から国際的に重要な湿地として認められ国内最北のラムサール条約登録湿地となっています。

日本有数の渡り鳥の飛来地としても有名で、秋から春にかけて多くのコハクチョウが羽を休める姿はこの場所ならでは。加えて、雄大な湖に沈んでゆく夕日の美しさも魅力のひとつです。

湖畔には「浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館」やキャンプ場が整備されており、大自然の中でバードウォッチングやレジャーを満喫できます。

毎年、夏に開催される「クッチャロ湖水まつり」では、カヌーやウィンドサーフィンなどのレジャーに加えて、夜には花火大会が開催されるなど子どもから大人まで楽しめるコンテンツが目白押し。イベントのタイミングで訪れるのもおすすめです。

〈Ruriコメ〉キャンパーが多く訪れている湖です。キャンプはしなかったのですが、地元の方との交流ができたり、綺麗な湖畔を眺めることができるのんびりスポットでした!

樺太食堂/北海道稚内市

稚内市ノシャップ岬近くに位置する樺太食堂は、海鮮丼の名店としてで全国にファンをもつ人気スポットです。

店内は食事をしたお客さんからのメッセージで壁や天井が埋め尽くされており、お店に足を踏み入れた瞬間からその人気ぶりと独特の雰囲気が感じられます。

おすすめは旬の時期(4月~9月)に味わえるウニが載った丼。旨味たっぷりの新鮮なウニで口の中をいっぱいに満たせる贅沢なメニューがずらり並びます。もちろん、ウニが苦手な方でも楽しめる“ウニなし”メニューも用意されているので安心。カニやイクラ、ホタテが載った五色丼は絶品です。

食を通して旅の思い出を深く刻める場所として、ノシャップ岬や寒流水族館など周辺観光とあわせて訪れてみてください。

〈Ruriコメ〉北海道で食べる海鮮は基本的にどこで食べても美味しいのですが、個人的に一番感動したのがこちらのお店で食べたウニとホタテでした。臭みが全くなくて甘みを感じる味…また食べたいー!!!

漁師の店/北海道稚内市

画像: 漁師の店(りょうしのみせ) 北海道稚内市ノシャップ2-3-8 営業時間:8時~17時 ※2025年7月17日時点の営業時間

漁師の店(りょうしのみせ)
北海道稚内市ノシャップ2-3-8
営業時間:8時~17時

※2025年7月17日時点の営業時間

稚内市ノシャップ岬にある漁師の店は、樺太食堂にほど近い場所にある食堂で、実際に漁師の方が経営しているそうです。

魚屋のように対面で注文・会計し、調理後に隣接する食堂スペースで受け取るというユニークなシステムとなっており、旬の時期に味わえるウニ丼はこの地域でイチバンリーズナブルだという噂も。

新鮮なホタテや貝類も好評で、ライダーをはじめ多くの観光客で賑わいます。

朝早くから営業しており、シーズン中には行列ができるほどの人気ぶり。漁師町ならではの活気と美味しい海鮮とを味わうことができます。訪れる際は、早めの時間帯に行くとスムーズに入店できますよ。

〈Ruriコメ〉朝ごはんに立ち寄ったお店。ホッケを注文しましたが、びっくりするぐらい大きくて安い!脂もたっぷりで北海道ならではの贅沢が楽しめました。ウニ丼も有名みたいですよ!

おまけ:北海道・道北エリアをバイクで巡る動画はこちら

画像: 【北海道】宗谷岬到着!白い貝殻の道からみる宗谷丘陵は絶景だった・・・* Daytonaa675【モトブログ】 www.youtube.com

【北海道】宗谷岬到着!白い貝殻の道からみる宗谷丘陵は絶景だった・・・* Daytonaa675【モトブログ】

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画像1: 【北海道】北の大地へやって来た!まずは宗谷方面を目指す!〜オロロンライン・オトンルイ発電所〜 #1 Daytona675 【モトブログ】 www.youtube.com

【北海道】北の大地へやって来た!まずは宗谷方面を目指す!〜オロロンライン・オトンルイ発電所〜 #1 Daytona675 【モトブログ】

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談:Ruriko/写真:Ruriko/まとめ:大冨 涼

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