ホンダ「CT110」の特徴

Honda CT110
1981年
当時販売価格:15万9000円
中古車市場ではいまでも人気を博すCT110
CT125のベースとなったのがこのCT110。CT250シルクロード、TL125イーハトーブに続く「トレッキングバイク(このワードはホンダが初めて紹介した)」の第3弾として登場。ハンターカブはあくまでも相性で正式名称はCT110。国内では2年しか販売されなかったが、アメリカでは1980年から1986年まで、オーストラリアでは2012年まで郵政公社に正式採用されていた。

ホンダ「CT110」の注目ポイント

エンジンは105ccとなり、副変速機のない4速ミッションを採用。最高出力は7.6PS/7500rpmを発揮し、燃費は60km/Lだった。

マフラーはそれまでの素地からブラック塗装に。この頃に国内販売されたモデルの右側のカバーにはステッカーなどは用意されていなかった。

スプロケットは1枚。サイドからリアキャリアへと繋がるエアクリーナーダクトはこのモデルから採用となっている。
本格的なトレール仕様となったCT110はそれまでのボトムリンクからテレスコピックに。ブレーキカムも左側に変更された。
レポート:RIDE編集部