年々その重要性が認知されてきている「胸部プロテクター」。しかし女性用の製品となるとまだまだ少ないのが現状ともいえる。POiデザインが2023年3月に発売した「ウィメンズ ガードインナーベスト CE」を平嶋夏海さんが試用。その感想を聞いた。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

ピーオーアイ デザイン「ウィメンズ ガードインナーベスト CE」テスト&レポート

画像: POi DESIGNS ウィメンズ ガードインナーベスト CE 税込価格:1万2980円 サイズ:WS・WM・WL 品番:BPJ-01L 販売元:ベベルギア 身長154cm・バスト88cmの平嶋さんが「WS」サイズを着た状態。胸へのフィット感が優しく、窮屈さは感じないと言う。

POi DESIGNS ウィメンズ ガードインナーベスト CE

税込価格:1万2980円
サイズ:WS・WM・WL
品番:BPJ-01L
販売元:ベベルギア

身長154cm・バスト88cmの平嶋さんが「WS」サイズを着た状態。胸へのフィット感が優しく、窮屈さは感じないと言う。

女性のボディラインに合わせた立体デザイン

胸部プロテクターの重要性を理解するライダーが徐々に増え、装着率も確実に上がってきた。しかしプロテクターのほとんどは男性の体型に合わせて設計されているため、女性が着用すると部分的な窮屈さが出て、表から見える体のラインも不自然になることから敬遠されがち。ここに着目したPOiデザインは女性らしい体のラインを崩すことなく、高い防御性能を備えたプロテクターを開発。これを伸縮性の高い生地のベストに内蔵したのが「ウィメンズ ガードインナーベスト CE」だ。

女性の体型に合わせて立体成型された軟質の胸部プロテクターはCE規格レベル1の高い衝撃吸収性を備えながらも超薄型/軽量な仕上がり。ベンチレーションホールによって通気性を持たせ、暑い時期の快適性も確保している。背中を広く覆うバックプロテクターも同じ素材なので衝突時の衝撃吸収性はトップレベルだ。

自身もジムカーナ競技などでプロテクターを使っているモデルの平嶋さんに着用してもらったが、「体にフィットするのに胸への圧迫感がないし、軽いから着心地がいいです。前にファスナーがあるベストタイプなので着たり脱いだりも素早くできますね」とのこと。

プロテクター内蔵のライディングジャケットを持っていない、またはアパレル系のウエアで乗りたいという女性にはうってつけのアイテムだ。

画像: 胸部プロテクターは女性の体型に合わせて立体成型した専用品。ベンチレーションホールは通気性確保に加え、柔軟さ、軽量化にも貢献している。

胸部プロテクターは女性の体型に合わせて立体成型した専用品。ベンチレーションホールは通気性確保に加え、柔軟さ、軽量化にも貢献している。

画像: 胸のプロテクターはベスト裏側のポケットに収まる。簡単に取り出せるので、こまめに洗濯したい女性には嬉しい構造だ。

胸のプロテクターはベスト裏側のポケットに収まる。簡単に取り出せるので、こまめに洗濯したい女性には嬉しい構造だ。

背中のプロテクターは肩甲骨までカバーする幅広タイプ。軟質素材なのでライディング中の体の動きを妨げない。

画像: 女性ライダーのための胸部プロテクターをPOiデザインが発売|平嶋夏海さんが着用、装着感をレビュー

テスター太田安治の欲張りリクエスト
女性専用デザインに加え、機能性インナーウエアながら気軽に手早く着脱できることが魅力。より高い安全性を求める人のために、肩や肘にもプロテクターを入れたジャケットタイプがあってもよさそう。

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