キジマの「K3」ブランドからシートバッグが新登場。同ブランドの既存のサドルバッグやポーチ類と共通したデザインで、組み合わせて使うのも面白そうだ。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

K3「タクティカルシートバッグ」テスト&レポート

税込価格:1万9800円(TC06)/ 2万9920円(TC07)
TC06:310×340mm〜470×230mm/ 25〜33L
TC07:320×480mm〜620×320mm/ 50〜65L
カラー:ブラック、オリーブグリーン
販売元:キジマ 

ツーリングに必須の機能を完全網羅した高品位シートバッグ

シートバッグはタンデムシート上に載せ、4本のベルトを使ってオートバイの車体にがっちり固定する。タンクバッグと違って荷物が重くてもハンドリングに悪影響が出にくいので容量を増やしやすく、キャンプやロングタームツーリングでは当たり前の装備となった。

老舗用品メーカーのキジマは多種多様なパーツや装備品をラインアップしているが、その中でもオートバイを使った遊びに関わる製品を『K3』のブランド名で展開している。

新製品の『タクティカルシートバッグ』はツーリングユースを前提に開発された製品。ボックス形状と大きな開口部で長尺物も出し入れしやすく、バッグ左右のファスナーを開いて横幅を増やせば横幅のあるマットやテントも無理なく収納できる。

上面、前面、両サイドにモールシステムを採用し、PALS対応ポーチやカラビナを付けることで用途に応じた拡張も可能。さらにポケット類の多さ、ボトルホルダーの標準装備など、実際のツーリングシーンで役立つ機能を満載しているほか、バッグ底面の取り付けベルトの位置が調整でき、スポーツモデルの小ぶりなシートに装着できることも特徴。

日帰りから1泊ツーリングに最適な25Lタイプと、キャンプツーリングまで対応できる50Lタイプの2種類。バイクシーズン到来が待ち遠しくなる製品だ。

TC07

画像: 容量50LのTC07ならキャンプツーリングでも容量に不足はなし。コンプレッションベルトやカラビナを付けるモールテープも随所に配置されている。

容量50LのTC07ならキャンプツーリングでも容量に不足はなし。コンプレッションベルトやカラビナを付けるモールテープも随所に配置されている。

画像: フラップ部のベルトやクロスコード(ゴムストラップ)を使えばテントやマットなどの長尺物を載せて固定することも可能。

フラップ部のベルトやクロスコード(ゴムストラップ)を使えばテントやマットなどの長尺物を載せて固定することも可能。

画像: フラップは二層式。上のフラップ裏側には大判マップが収納でき、前後から出し入れできる大型ポケットが内蔵されている。

フラップは二層式。上のフラップ裏側には大判マップが収納でき、前後から出し入れできる大型ポケットが内蔵されている。

TC06

画像: TC06は容量25L。ボックス形状で荷物を収めやすく、見た目以上の収納力がある。機能面はTC07と共通だ。

TC06は容量25L。ボックス形状で荷物を収めやすく、見た目以上の収納力がある。機能面はTC07と共通だ。

画像: TC06/07ともに左右幅を増やして容量アップできる。予定外の荷物が増えたときや、濡らしたくない長尺物の収納に便利。

TC06/07ともに左右幅を増やして容量アップできる。予定外の荷物が増えたときや、濡らしたくない長尺物の収納に便利。

画像: シートバッグに新たな選択肢! K3「タクティカルシートバッグ」の機能・使い勝手を徹底レポート

テスター太田安治の欲張りリクエスト
現実的な機能と使いやすさを追求した作りで、ツーリングユースには選んで間違いなしの製品。バッグ全体を包むレインカバーが付属しているが、急な雨でも慌てないように完全防水構造のポケットも欲しい。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

This article is a sponsored article by
''.