今年の冬は寒いぞう! 今週末から大寒波だぞう!

Webオートバイをご覧いただいている皆さん、謹賀新年! 月刊オートバイが創刊100周年を迎える2023年もよろしくごひいきのほど、お願いいたします。
サテ、この原稿を書いているのは1月17日。この週末を迎える1月20日、なにがあるかご存知?
そう、大寒です。大寒って言うのは二十四節気のひとつで、二十四節気っていうのは、1年を春夏秋冬4つに分けて、その1季節を6等分する節目のことで、大寒は冬の最後の節気。次は春の最初の節気になって、これが立春ですね。もう、言葉の響きだけで暖かそう(笑)。
大寒は、冬の節気の最後、つまりいちばん寒い節目。これが2023年は1月20日を指すことになります。その節目の名前に負けず劣らず、この週末は日本じゅう寒いんだそーです。それはもう、いろんな天気予報でさんざんオドかしていますから、もう寒いの確定! 寒い時にはバイクに乗らないのが一番、だとは思うのですが、それでも必要に迫られていたり、どうしても週末に出かけたかったり、寒いと聞くと余計に出かけたくなるドSの方もいらっしゃるでしょう。

Webオートバイの中の人も、この週末はあっちとこっち、取材の予定が入っていて、バイクで行きたいなぁ、と考えているところです。そう、昨年末に、念願のDax125が納車されましたからね、ふふふ。あちこち走りに行きたくてしょうがないんです。

画像: KIJIMA グリップヒーターGH10 標準ハンドル(Φ22.2mm)用120mmグリップ 1万7600円 問:kijima www.tk-kijima.co.jp

KIJIMA グリップヒーターGH10 標準ハンドル(Φ22.2mm)用120mmグリップ 1万7600円 

問:kijima www.tk-kijima.co.jp

そこで! 人生初のアイテムをDaxに投入しました。それがグリヒことグリップヒーター! 年明け早々にツーリングに出かけた時も、きちんと冬用ウエアを着こんで、寒さはわりと平気だったんですが、どうしてもキツかったのが両手です。

これまで、真冬の手の冷たさには、ハンカバことハンドルカバー、オフロード車みたいなナックルガードと試してみたんですが、いよいよDaxにグリップヒーターを投入することになったんです。
今まで、決して否定してたわけじゃなかったんですけどね、いいよう、グリヒなんて――ってヤセガマンしてたんです。それが、今年はあちこちの用品ショップとかバイクショップ、果てはア〇ゾンや楽〇なんかでも、1回見ちゃったらすぐにおすすめコレ、っつって表示されるので、もう装着するしかないかぁ、と。

画像: Daxの前に乗っていたMonkey125に使用していたナックルガード 防風効果はあれどあったまることはナシ(笑

Daxの前に乗っていたMonkey125に使用していたナックルガード 防風効果はあれどあったまることはナシ(笑

画像: キット内容はコレ 両グリップと電源連結ハーネス、右袋がスロットルアダプタ ハイスロにもできるんかな

キット内容はコレ 両グリップと電源連結ハーネス、右袋がスロットルアダプタ ハイスロにもできるんかな

選んだのは、キジマのグリップヒーターGH10です。以前に本誌ギアーズテストでも紹介されていたし、用品鑑定士オータさんのお墨付きもいただいていたので、コレ確定。Daxが納車になった12月あたまにオーダーしておいたのが、年明け早々に届いた、というわけです。
装着は、びっくりするほどカンタンでした。スロットルパイプ一体式なので、カンタンに言えばノーマルの右左グリップを取り外してGH10を差し込むだけ。左は差し込むだけですが、当然のように右(つまりアクセルグリップ側ですね)はアクセルワイヤが内蔵されているので、スロットルのアダプタ入れて、引き側と戻し側のタイコ入れ替えて装着。左右グリップからのコードをまとめて、電源供給コネクタつけて終了、と。

画像: ヘッドライト内に別売りのACC分岐ハーネスを這わせて両グリップを外して付け替え。左グリップはハンドルバーにボンドづけされているので、CRC吹いてエアふいてぐりぐりぐりぐり、と 右下がタイコ装着用のアダプタです

ヘッドライト内に別売りのACC分岐ハーネスを這わせて両グリップを外して付け替え。左グリップはハンドルバーにボンドづけされているので、CRC吹いてエアふいてぐりぐりぐりぐり、と 右下がタイコ装着用のアダプタです

画像: DaxのLEDヘッドライト裏ってこんなかんじなんですねぇ 右下のように、ハーネスをうまくフレーム裏に隠しました

DaxのLEDヘッドライト裏ってこんなかんじなんですねぇ 右下のように、ハーネスをうまくフレーム裏に隠しました

言葉にすればこれだけですが、装着にはハンドル左右フルロックでコードが突っ張らないように、アソビがありすぎないように張って、分配ユニットを上手にフレーム下側に隠して、ハーネスも余りすぎないようにカットしてレイアウト。このあたり、どーせ中の人はわやくちゃにしてしまうのが目に見えていたので、近所のバイクショップdestec.に持ち込んでやってもらいました。
destec.でも、今年はグリップヒーター装着作業が例年になく多いようで、グリヒももう特別じゃない、あって当たり前、ってアイテムになってきているんですね。考えてみればノーマル状態で標準装備の車両だってあるんだしね。

画像: スイッチは左グリップ一体式 長押しで電源OFF、メインスイッチ連動で前回エンジンOFF時の状態に復帰します 使い方がひと目でわかるのがイイ!

スイッチは左グリップ一体式 長押しで電源OFF、メインスイッチ連動で前回エンジンOFF時の状態に復帰します 使い方がひと目でわかるのがイイ!

装着しての初乗りは、控えめに言って快適すぎます! スイッチONで輝くグリップ一体式のパイロットランプも頼もしく、青→緑→黄→橙→赤と5段階に温度調節可能で、ウィンターグローブをしていてもすぐに「ん?あったかい?」と感じ始めて、信号ひとつ、5分もすればもう感動!
ただし注意するのは、グリヒの消費電力のこと。製品と車両の相性ではないんですが、Dax125とGH10に限らず、特に原付2種なんかのバッテリー容量や発電量が少ない車両では、グリヒが充分に温まらないケースがあるそうです。
海外製の非純正バッテリーや、長期間使用している劣化したバッテリー、さらにUSBコネクタをつけていたりスマホ充電しながらの走行、電熱ウエアと併用したり、いろんな電装ガジェットを追加しているケースは特にそう。使えていても、アイドリングや低回転時にフルパワーで使用し続けると、GH10では低電圧感知で電源カット機能が作動して、電源がオートオフになることもあるそうです。

初乗りでは、ショップから編集部まで約1時間弱しか走行しませんでしたが、もちろん温まらなかったり、オートオフになったりすることはナシ。快適すぎる走行でしたが、バッテリーも少しいたわりながらグリヒ使用しよう、と。特に中の人の場合、もっと寒くなると電熱ウエアも持ち出してきますから(笑)、その時も上手に併用しようと考えています。

画像: このあたりがグリヒの人気ブランドですね ①Dax125用ホンダ純正 2万900円 ②エンデュランスグリップヒーター 9900円 ③デイトナ HOT GRIPヘビーデューティ 1万3200円 ④KIJIMA GH05 コチラはとりつけがもっとカンタンなグリップ外側巻き付け式 5720円

このあたりがグリヒの人気ブランドですね
①Dax125用ホンダ純正 2万900円 
②エンデュランスグリップヒーター 9900円 
③デイトナ HOT GRIPヘビーデューティ 1万3200円 
④KIJIMA GH05 コチラはとりつけがもっとカンタンなグリップ外側巻き付け式 5720円 

備えあれば憂いなし、いやうれしいな。グリヒを使用するのは年に数回かもしれませんが、またまたDaxに乗る機会が増えそうです!

取材協力/destec.  https://www.facebook.com/destecjp 写真・文責/中村浩史

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