デイトナ「リアスタンド アジャスタブル 3」テスト&レポート

画像: DAYTONA リアスタンド アジャスタブル3 税込価格:1万5400円(別売:U字クランプアタッチメント 3850円・バンド付きL型アタッチメント 3850円) 販売元:デイトナ

DAYTONA リアスタンド アジャスタブル3

税込価格:1万5400円(別売:U字クランプアタッチメント 3850円・バンド付きL型アタッチメント 3850円)
販売元:デイトナ

ミニバイクから大型車まで対応の定番スタンドがバージョンアップ

オートバイのリアタイヤを浮かせるリアスタンドは「レーシングスタンド」や「メンテナンススタンド」とも呼ばれる。車体を垂直に立てることで安定性が高まり、リアホイールの着脱、ブレーキやチェーン関係のメンテナンスも格段にやりやすくなるから、DIY整備に必須のアイテム。

オートバイ編集部が常用しているのはデイトナの製品だが、今回はフレーム形状変更でリフトアップ時に前後方向に動かない構造とし、素材の改良で剛性も高めた新型を試してみた。

付属のアタッチメントはスイングアームを押し上げるタイプのL型と、スイングアームに付けたスプール(ボビン)に引っ掛けるU型の2種類。高さは約22cmから約34cmまで9段階、幅は約26cm〜約41cmまで無段階に調整可能。ガレージにあった車両でチェックしたところ、女子部のHRCグロムから、アフリカツイン、ハヤブサまですべてに使用できた。

注目すべきは別売オプションとして用意されているアタッチメント。ゴムバンドでスイングアームをホールドするタイプと、スイングアームに装着したスプールをスプリングの力しっかり挟み込むタイプの2種類があり、どちらも一人でのリフトアップ作業が確実に行える。リアスタンドに不慣れな人、重量級バイクのリフトアップには『スプール+U字クランプ』の組み合わせが絶対お勧め。安心感がまるで違います。

画像: 別売のU字クランプアタッチメントはスプール部を挟み込み、スプリングの力で固定する構造。リフトアップ時に外れる心配がない。

別売のU字クランプアタッチメントはスプール部を挟み込み、スプリングの力で固定する構造。リフトアップ時に外れる心配がない。

画像: ゴム製バンドをスイングアームに巻き付けて固定するバンド付きL型アタッチメント。スプールを装着できない車種にお勧めだ。

ゴム製バンドをスイングアームに巻き付けて固定するバンド付きL型アタッチメント。スプールを装着できない車種にお勧めだ。

画像: スタンドのホイール部分から取っ手までの長さは約55cm。ガレージや物置の隅に立てかけて置いておける。

スタンドのホイール部分から取っ手までの長さは約55cm。ガレージや物置の隅に立てかけて置いておける。

画像: 支点となるホイール部から手足を掛けるフレーム後端までが長めで、重量車でも軽々とリフトアップ可能。

支点となるホイール部から手足を掛けるフレーム後端までが長めで、重量車でも軽々とリフトアップ可能。

画像: デイトナのメンテナンススタンドが進化! DIYメンテで役立つ「リアスタンド アジャスタブル 3」がすごい

テスター太田安治の欲張りリクエスト
歴代のデイトナ製スタンドを全て使ってきたが、最新型は対応できる車種が増え、リフトアップ後の安定性も高まった。フレームの傷付きと滑りを防ぐ意味で、地面と接する部分にラバーを付けたらどうでしょう?

文:太田安治/写真:南 孝幸、森 浩輔/モデル:平嶋夏海

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