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リベルタ「ヒートマスター シリーズ」テスト&レポート

画像: インナージャケットとパンツはサイズの合ったものを選ぶこと。大き過ぎるとヒーターと体表に隙間ができて暖かさが損なわれるし、ヒーターが折り重なると故障の原因にもなる。

インナージャケットとパンツはサイズの合ったものを選ぶこと。大き過ぎるとヒーターと体表に隙間ができて暖かさが損なわれるし、ヒーターが折り重なると故障の原因にもなる。

ヒートインナージャケット(アーバンタイプ3.5AMP)
税込価格:3万5200円
サイズ:S・M・L・XL・2XL・3XL・WOMEN
ジャケット(3.5A)、パンツ(3.5A)、グローブ(1.6A)、トゥウォーマー(0.5A)のフルセットの場合、合計消費電力は最大約10アンペア。筆者(太田)個人のテスト経験では、排気量250cc以上の高年式モデルで発電/バッテリーの容量不足を感じたことはない。

ヒートレザーグローブ TYPE-2
税込価格:3万6300円
サイズ:S・M・L・XL・2XL・3XL・WOMEN

ヒートインナーストレッチパンツ
税込価格:2万9700円
サイズ:S・M・L・XL・2XL・3XL・WOMEN

ヒートトゥウォーマー
税込価格:1万6500円
サイズ:S・M・L

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圧倒的に暖かく、電池切れの心配もない無敵の冬アイテム!

電熱ウエアの主流は電源にモバイルバッテリーを使うタイプ。手軽に着用できて比較的安価なことで人気を呼んでいるが、バッテリー容量によって発熱量と発熱時間が制約されることが弱点。バッテリー残量に注意が必要で、充電にも時間が掛かるから、ツーリングユースでは不安を感じることも多い。そうしたヘビーユーザーや、着ぶくれを嫌うライダーにお勧めなのがヒートマスター(旧ヒーテック)の12Vバッテリー接続モデルだ。

基本となるのはインナージャケット。発熱ヒーターの面積によって7AMP仕様と3.5AMP仕様があるが、今回チョイスしたのは3.5AMPのアーバンタイプ。過去のテストでアウターにウインタージャケットを組み合わせれば3.5AMP仕様で充分過ぎるほど暖かいことは検証済み。革ジャンやカジュアルウエアで走りたい人は7AMP仕様が安心だが、発電量とバッテリー容量の少ない旧車や小排気量車では使えない場合がある。

インナージャケットにインナーパンツとトゥウォーマー、グローブを接続し、中綿なしの3シーズンジャケットとデニムパンツ、ライディングシューズを重ねて夜明け前の高速道路を走ったところ、外気温7℃の2時間連続走行でも寒くないどころか『無敵』の暖かさ。上半身は首から胴体全体が暖かく、下半身で冷えやすい膝と太股の上側もホカホカ。あえて挙げれば、冷たさを感じたのはヒーターのない太股の外側くらい。インナージャケットとパンツは薄手でストレッチ性もあるので体の動きを妨げず、疲労も溜まりにくい。

まずインナージャケットを試して12V電源のパワーを実感して欲しい。この暖かさを一度でも体験すれば、乗り降り時に電源コードを着脱する手間など些細なことだし、ウインタージャケットを買うことを考えれば価格も納得。丁寧な取り扱い説明書、一年間の保証、日本国内での丁寧なアフターサービスも安心材料。個人的にもイチ押しのアイテムだ。

画像: 車体側の準備はバッテリー端子にハーネスを接続するだけ。複数の車両で使いたい人はハーネス単体を買って取り付けておけばいい。ハーネス先端には防水キャップがあり、雨天の駐輪でリークする心配もない。

車体側の準備はバッテリー端子にハーネスを接続するだけ。複数の車両で使いたい人はハーネス単体を買って取り付けておけばいい。ハーネス先端には防水キャップがあり、雨天の駐輪でリークする心配もない。

画像: インナージャケットにはワイヤレスリモコンが付属し、ボタンを押すだけで温度設定を変えられる。停車せずに走り続ける高速道路では特に便利だ。

インナージャケットにはワイヤレスリモコンが付属し、ボタンを押すだけで温度設定を変えられる。停車せずに走り続ける高速道路では特に便利だ。

中綿の入った厚手のウインタージャケットやオーバーパンツは不要。ジャケット、グローブ、パンツ&トゥウォーマーは別々に温度調整できる。

画像: グローブはジャケットの袖に収納されているケーブルに接続して電源を取る。着脱に手間が掛かるので、頻繁にグローブを着け外しする使い方には向かない。

グローブはジャケットの袖に収納されているケーブルに接続して電源を取る。着脱に手間が掛かるので、頻繁にグローブを着け外しする使い方には向かない。

画像: トゥウォーマーのヒーターはつま先から甲にかけて内蔵されている。グローブと同様にパンツの裾に収納されている電源ケーブルを引き出して接続する。

トゥウォーマーのヒーターはつま先から甲にかけて内蔵されている。グローブと同様にパンツの裾に収納されている電源ケーブルを引き出して接続する。

文:太田安治/写真:南 孝幸、森 浩輔/モデル:小野塚雅人

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