月刊誌『ミスター・バイクBG』の2022年11月号が全国の書店およびオンライン書店で発売されました。主なコンテンツは以下の通りです。
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【特集】風防時代
デカいカウルのバイクが大好きだ

EGLI KAWASAKI Z1/Z1000J-KR1000 REPLICA/CB1100RD/Z1000-MFP Goose REPLICA/CBX550F INTEGRA

バイクのフォルムを形作るものとして、欠かせない一つが「カウル仕様」。元々は、バイクが誕生し性能が上がるにつれ「ライダーを風から守る」ために生まれたものでした。ライダーに風が当たらない分スピードが上がり、新たに生まれた空気抵抗を軽減するために、形状が進化。そこには「速さが結果に結びつく」レースの世界も大きく関わっており、技術を導入した市販車の姿が変わっていったと言えるでしょう。

風を避けるためのものから、コントロールするものへ。カウル越しに感じるものも着実に変わり、新しいバイクの世界が生まれたのです。その魅力は何なのか。カウル/フェアリングが一般的に普及し始めて間もない頃の、特にレーサーへの親密度が高いモデルをまず体験してみました。

市川 仁が絶版車を斬る
SUZUKI RGV250Γ(1988)

画像: 市川 仁が絶版車を斬る SUZUKI RGV250Γ(1988)

1980年代後半、2ストローク250ccレーサーレプリカモデルは、市場での競争が激しくなる中、モデルチェンジでV型ツインエンジンを選択するようになりました。国内4メーカー中3社がV型ツインへ。もちろん型式としては同じでも、クランクのVバンク角度や軸構成、吸排気レイアウト、排気デバイスなどは各モデルで異なっており、性格も異なります。

スズキの場合は、それまでのパラレル(並列)ツインのRG250ΓからV型ツインのRGV250Γへ。現在でも熱狂的ファン&オーナーがいる「Vガンマ」の走りの魅力とは?

THE〝FACTORY STOCK〟
1981 HONDA CB400T

画像: THE〝FACTORY STOCK〟 1981 HONDA CB400T

自動二輪免許に限定制度が導入され、中型クラスに人気が集中し始めていた1977年にCB400TホークⅡが発売。以来若者を中心にホークシリーズは好評を博しました。このシリーズは輸出車としても重視されており、日本での販売が終了した後もモデルチェンジし、販売されるほどでした。

その詳細を見ると、エンジンの型式を継承しつつ様々な仕様があり、フレームそのものをリニューアルしたモデルもあったほどです。現在、日本市場では国内仕様のホークシリーズが枯渇状態。今後ますますニーズが高まる逆輸入車は、注目の存在ですよ。 

マニアックバイクコレクション

ホンダのニューモデル、ダックス125が好調のようですね。過去のダックスシリーズの「見た目だけ」を再現するのではなく、構造、製法をしっかりリスペクト。この時代に形にするのは、かなり大変だったりするんですよ。

という事で、ホンダに称賛の拍手を送りつつ「次はこのモデルも出してみてはいかが?」と勝手に推薦するための、ベースとなるホンダの名小型モデルを紹介します。興味深い機構が盛り沢山なのです。

Haji9 弾けよ’90s
R1前夜、最後の「ジェネシス」
YAMAHA YZF1000R THUNDER ACE

1990年代は、大型ロードスポーツの「あり方」が大きく変わった時代でもありました。高速巡航に対応し、よりメガスポーツ的性格を帯びて行ったモデル。軽量高出力、高い運動性能を狙い「新しいピュアスポーツ」を狙ったモデル……。前時代からモデルチェンジを果たしていく中で、各メーカーの思想が分かれて行ったのが興味深いですね。

ヤマハYZF1000Rは、FZ750に始まるヤマハ5バルブジェネシスエンジン搭載シリーズのラストモデルであり、この後にあのYZF-R1が登場したのでした。サンダーエースというペットネームを持つYZF1000Rとは何だったのか、改めて確認します。

「雨は これから」東本昌平
第84話「秋茜鬼蜻蜒」

何が起きるか分からずとも、先に進むしかないのだ。

画像: 「雨は これから」東本昌平 第84話「秋茜鬼蜻蜒」

『ミスター・バイクBG』2022年11月号/定価:630円(税込)

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