雷ゴロゴロで赤旗中断90分!

画像: 鈴木竜生、きょうが25歳のお誕生日です!

鈴木竜生、きょうが25歳のお誕生日です!

ツインリンクもてぎ…、おっとあらため「モビリティリゾートもてぎ」のMotoGP日本グランプリは土曜までのセッションが終わりました。きのうお伝えしたとおり、今大会はちょっと変則スケジュールで、金曜午前のFP1がなくなり、きょう土曜午前にFP2、Moto2/3クラスは午後にQ1/Q2をやって、MotoGPクラスのみFP3→Q1/Q2というスケジュールが組まれていました。
午前のFP2では、各セッションともバラバラッと雨が降って、セッション中に止んで、終盤にまた降って、ってかんじの繰り返し。午前の走行は全クラスとも終わって、さぁ予選だ、って午後。お昼のインターバルで、ちょっと雨脚が強くなったかな……、って感じでした。

画像: 写真はまだ雨本降りになる前ですね ここからガラガラドッシャーッって雨と雷になったんです

写真はまだ雨本降りになる前ですね ここからガラガラドッシャーッって雨と雷になったんです

まずMoto3では、Q1→Q2と無事行なわれ、鈴木竜生がポールポジションを獲得! 鈴木、きょう9/25が25回目の誕生日! 記念の今シーズン初ポールですね。
お次はMoto2クラス。まずQ1が行なわれてQ2進出者が決まり、さぁQ2スタート!って直後くらいから、とうとうもてぎに大粒の雨が降ってきます。空は黒い雲に覆われ、とうとうカミナリまでゴロゴロゴロゴロ!ってタイミングになっての14時に、とうとう赤旗が提示されて、レースは悪天候のため、中断! 赤旗が出てからは、大雨、雷で、もてぎはエラいことになりました。
この天候は、もう走れない雨っていうか、危険です。お客さんの安全も確保しないと! むかーし、スポーツランド菅生でWSBK開催してる日に落雷事故があったことありましたもんねぇ。1990年ごろの話です。

画像: 小椋、天候に翻弄されて13番手…とはいえ後方からの追い上げの貴公子、期待しましょう

小椋、天候に翻弄されて13番手…とはいえ後方からの追い上げの貴公子、期待しましょう

もてぎの嵐は1時間半ほど続き、走行が再開。この空き時間に、MotoGPクラスのみに設定されていたFP3がキャンセルとなり、MotoGPクラスも午後の走行はQ1→Q2となることが決まりました。

走行が再開したMoto2クラスですが、豪雨開けってことでコースは水浸し。サーキットですから水はけはいいんですが、降ているのは小雨だけど、それでもまだヘビーウェット状態で、中断前のタイムを更新できず。雨きそうだな、早めにタイム出ししとかないとな、って読みをピタリと当てたライダーが上位に来ることになります。
結果、あれれ小椋は5列目14番手です。むー、ちょっとタイムアタックのタイミングが合わなかったか、それでもみんな同じ条件で走ってますから、明日の5列目からの追い上げショーを期待しましょう。

画像: タカ、Q1出走すぐに転倒! 転倒で、手術した左手へのダメージはなさそうでした

タカ、Q1出走すぐに転倒! 転倒で、手術した左手へのダメージはなさそうでした

そしてMotoGPクラスですが、開始時刻は遅れたものの、雨の影響を受けることなく開始。
まずはQ1がスタートしますが、スタート早々にタカ中上が転倒! 再スタートしてピットに戻りますが、修復に時間をとられます。
ウェット路面に足をすくわれるライダーが多い中、ヨハン・ザルコとホルヘ・マルティンがQ1勝ち抜きでQ2進出を果たします。中上は再スタートするもタイムを伸ばすことができずに最下位。日本勢では、ワイルドカードの長島が9番手=予選19位、津田が11番手=予選21位、そして中上が15番手=予選最下位25位となりました。優勝候補のひとり、エネア・バスティアニーニも転倒でQ1:5番手=予選15位スタートです。

画像: 負傷明け2レース目とはいえ、アラゴンでは決勝1周しか走ってませんから、レース勘ってどうなんだろう

負傷明け2レース目とはいえ、アラゴンでは決勝1周しか走ってませんから、レース勘ってどうなんだろう

最後のセッションとなるQ2では、タイム計測すぐにマルケスがトップに浮上! すぐにジャック・ミラーが、ファビオ・クアルタラロが、そしてヨハン・ザルコがトップに立ちますが、マルケスは再逆転! そのままポールポジションを獲り、3年ぶりのポールポジション……って実は、マルケスの前回のポールは2019年のここ、日本グランプリだったんです! うーむ、やっぱりなんか持ってるな。
全クラス、予選結果は主催者発表のものを参照いただくとして、ひとまず雨が上がってドライコンディションで行なわれそうな日曜日の決勝日を楽しみにしましょう!
中の人、これから記者会見に言ってきま~す!

写真/木立 治・中村浩史 文責/中村浩史

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