キャンプやアウトドアを楽しむライダーの間では、ミリタリーブーツの定番であるタクティカルブーツも人気だ。この製品はそこへ目を付けたゴールドウインが、バイク乗りのために仕立てた一足である。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

ゴールドウインモーターサイクル「Gベクター GWM X-OVER ショートブーツ
」テスト&レポート

画像: GOLDWIN MOTORCYCLE G-Vector GWM X-OVER Short Boots 品番:GSM1061 カラー:ブラック、タン、ブラウン サイズ:23.5~30.0cm(カラーによって異なる) 税込価格:19,800円

GOLDWIN MOTORCYCLE G-Vector GWM X-OVER Short Boots

品番:GSM1061 
カラー:ブラック、タン、ブラウン
サイズ:23.5~30.0cm(カラーによって異なる)
税込価格:19,800円

ライディング機能に防水性もプラスしたタクティカルブーツ

転倒時の保護能力と確実な操作性を目的に進化を続けているライディングシューズ。スニーカー感覚で履けるカジュアルなものからカッチリしたハーフブーツまで実に多種多様だが、幅広い用途に対応できるのがショートブーツタイプ。今回は安全性、機能性に防水性も備えたゴールドウインの最新モデルを紹介しよう。

デザインはタフなタクティカルブーツそのもの。となるとシューレースを結んだり解いたりの手間が気になるが、アッパー内側にファスナーを装備しているから履き脱ぎがスムーズでストレスなし。ショートブーツなので足首のホールド性が高く、砂利やぬかるみ、草の上でも滑りにくいブロックパターンのビブラムソールの採用と併せてオフロードやキャンプ地でも心強い。

そうしたアウトドア派のライダーにとってありがたい特長が防水性能の高さ。アッパー素材が防水透湿機能を持っていることに加え、ブーツ内側への水の浸入をシャットアウトするブーティーが内蔵されている。だから雨の日でもブーツカバーは必要ないし、ちょっとした水溜まりなら気にせず歩ける。さすがに30℃を超える暑さになると停車中にブーツ内に熱気を感じるが、走行風を浴びていれば気にならない。

オフロード車、アドベンチャー系はもちろん、クルーザーやレトロ系モデルにもマッチする一足だと思う。

画像: ソールはステップペグにしっかり食い付く形状。厚みもあるのでステップから伝わる振動が緩和され、長時間ライディングでも快適。

ソールはステップペグにしっかり食い付く形状。厚みもあるのでステップから伝わる振動が緩和され、長時間ライディングでも快適。

画像: 表面の撥水加工+防水透湿素材のアッパーに加え、シューレースの鳩目やサイドファスナー部からの浸水をシャットアウトする防水ブーティーを内蔵。

表面の撥水加工+防水透湿素材のアッパーに加え、シューレースの鳩目やサイドファスナー部からの浸水をシャットアウトする防水ブーティーを内蔵。

画像: 引裂強度に優れたアッパー生地、頑丈なシフトペダルガード、各部のプロテクターでライディング用ブーツとして万全な仕上がりになっている。

引裂強度に優れたアッパー生地、頑丈なシフトペダルガード、各部のプロテクターでライディング用ブーツとして万全な仕上がりになっている。

ブロックパターンのソールが舗装されていない場所でのグリップを確保。タフなイメージだが、適度な柔らかさで歩き回ることも苦にならない。

画像: よりハードなイメージのハーフブーツ(品番:GSM1055・税込2万1780円)も機能は同様。

よりハードなイメージのハーフブーツ(品番:GSM1055・税込2万1780円)も機能は同様。

画像: タクティカルブーツにライディング性能をプラス! ゴールドウインが提案するバイクツーリングのための防水ブーツ

テスター太田安治の欲張りリクエスト

ライディングシューズとしての安全性、機能性には不満なし。現実的にシューレースは留めっぱなしになるので、ペダル類やステップに引っ掛からないよう、緩んだり先端がヒラヒラしないための工夫も欲しい。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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