好素性車の走る・曲がる・止まるを強化しひとつ上の世界へ

ブライトロジックによる、すっとしたGSX-R1000カスタム。ベースは2009年型のK9だ。「内容は見ての通りですよ」と同店・竹中さんは言うけれど、念のため仕様を聞いていこう。

「カウルはノーマルで、フレームカバーはクレバーウルフさんのカーボン。前後サスがオーリンズでホイールはJB-MAGTAN、ブレーキはフロントもリヤもブレンボですね。ステップキットはアグラスさん。マフラーはウチのスリップオンで、あとは細かいとこが少し。まあ、ほんとにいつも通りで普通ですよ」

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確かにいつものブライトロジックのスポーツ系カスタムで使われるパーツ群が並んでいるが、ここで重要なのはそれらが機能や操作性向上のために選ばれていること。そして、ベース=車両側の仕立てもきっちり行われていること。可動部のグリスアップや消耗するラバー類の新品交換もその中に含まれる。

1台ごとに何か特別なことを行うのでなく、一般では特別レベルに思えるような内容が、どの車両でも当たり前に行われている。だから「(同店にとって)いつも通り、普通ですよ」ということだ。

バイクを正しく扱えるポジション設定やそのために必要なパーツ(ステップやハンドル)に始まり、芯のある軽量化が行えたり、作動性を高めるパーツが使われるのも、同じ。そうしてひとつ上、普通レベルを超えた特別な世界を楽しめるバイクが仕上げられる。一度その世界を味わえば、同店で言う「普通」の意味も分かるはずだ。

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もうひとつ、GSX-Rシリーズの動向についても聞いてみた。

「やっぱりK5〜K8(2005〜2008年型)が人気で、ウチで扱うのはここに集中しています。新型もいいんですけど、電子制御が増えたこともあって、手を入れるのがちょっと面倒。そんな意味もあって補助制御の少ないK5〜K8、K9あたりをきちんと仕立てて楽しむのがいいというユーザーさんが多いんでしょうね」とのこと。良好なベースに良好な仕立てを普通と考える。どんなバイクでも、そこは意識してみたいところだ。

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フロントマスターシリンダーはブレンボRCS、クラッチホルダーもこれに合わせる。ミラーはマジカルレーシングNK-1ミラーをカウル裏からステーを出して装着している。ステムやメーターはノーマルだ。

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外装はノーマルでシングルシートカバーは純正オプション。フェンダーレスキットはマジカルレーシング。リヤウインカーはテールランプ一体のノーマルを使っているが、フロントウインカーは車検対応の超小型LEDに換装し、スリム感を大幅に高めている。

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999cの水冷直4エンジンはGSX-R1000K9のノーマルでアルミツインスパー×ブラック仕上げのノーマルフレームにはクレバーウルフ製GSX-R1000用'09〜'16フレームカバー(カーボン綾織り)を装着。タンクプロテクターもクレバーウルフ製カーボン綾織り品を装着する。

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ステップはストライカー・スペシャルステップキット6ポジション。その下に覗く排気系はブライトロジック・スリップオンマフラーだ。

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フロントフォークはオーリンズでフェンダーはカーボン、フロントブレーキはブレンボGP4 RXキャリパー+同Tドライブディスクの組み合わせ。

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リヤブレーキはブレンボCNC 2ピストンキャリパー+サンスターディスク。リヤインナーフェンダー/チェーンケースもカーボンだ。

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リヤショックはオーリンズTTXでスイングアーム/リンクはGSX-R1000ノーマル。ホイールはMAGTAN JB3の3.50-17/6.00-17サイズを履く。

取材協力:ブライトロジック

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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