トップケースのメーカーとしておなじみのGIVIは、さまざまなバッグ製品を展開している。この記事では固定力が高く、実用性も高いタンクバッグ製品を紹介しよう。 
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

ジビ「タンクロックバッグ ST611」テスト&レポート

画像: GIVI タンクロックバッグ ST611 サイズ:底部縦290mm×底部横240mm×高さ170mm 容量:6L 税込価格:19,250円(車種別アタッチメント別売)

GIVI タンクロックバッグ ST611

サイズ:底部縦290mm×底部横240mm×高さ170mm
容量:6L 
税込価格:19,250円(車種別アタッチメント別売)

1秒で着脱できるスマホポケット付きタンクバッグ

長らく主流だったマグネット固定式タンクバッグだが、燃料タンクの形状と材質が多様化して装着不可の車種が増えている。しかし常に目の前にある安心感と、跨がったまま手早く荷物にアクセスできるタンクバッグに魅力を感じるライダーは多い。

ジビのST611は、タンクキャップ部分にアタッチメントを装着することでマグネットや吸盤を使わずに固定できる。しかも着脱に要する時間は掛け値なしに1秒だから、乗り降りのたびにタンクバッグを脱着する手間がまったく気にならない。落下を心配する人のために、ハンドル周りに通すベルトも付属している。

さらに実用的なのがiPhone13プロのような大画面スマホも収まるバッグ上面のクリアポケット。ナビアプリの画面が見やすく、最近問題になっている振動によるスマホカメラのトラブルも起こしにくい。付属のレインカバーにもクリア部分が設けられているので雨天時も安心だ。

最大積載量が2㎏とコンパクトサイズなのと、着脱の手軽さを活かして貴重品を入れておくにはぴったり。僕はスマホの他にモバイルバッテリーとメガネ、ハンドタオル、そしてご時世的にマスクの収納に重宝している。

バッグを固定する車種専用アタッチメントは別売なので、購入時は自分の車両に適合するかデイトナのウェブサイトで確認を忘れずに。

画像: ハンドル周りにスマホマウントを付けにくい車種、振動によるトラブルが心配な人にもお勧め。指先での操作は想像以上にストレスなく行えた。

ハンドル周りにスマホマウントを付けにくい車種、振動によるトラブルが心配な人にもお勧め。指先での操作は想像以上にストレスなく行えた。

画像: メイン気室の容量は6L。フラップ裏側にはメッシュポケットがあり、付属のレインカバーやストラップを収納しておける。

メイン気室の容量は6L。フラップ裏側にはメッシュポケットがあり、付属のレインカバーやストラップを収納しておける。

画像: 僕のニンジャ1000に付けているアタッチメントは2640円。バッグ底部がタンクと接しない形状になっているので塗装が傷付くこともない。

僕のニンジャ1000に付けているアタッチメントは2640円。バッグ底部がタンクと接しない形状になっているので塗装が傷付くこともない。

画像: テストしたST611はストリートユース用のコンパクトタイプ。同じタンクロックシステムを使うタイプに25Lの大容量モデルもある。

テストしたST611はストリートユース用のコンパクトタイプ。同じタンクロックシステムを使うタイプに25Lの大容量モデルもある。

画像: がっちり固定できるタンクバッグ! GIVI「タンクロックバッグ ST611」をテスト

テスター太田安治の欲張りリクエスト

クリアポケットとバッグのメイン気室が分離しているので、バッグ内のモバイルバッテリーと接続することが難しい。ケーブルを通す穴を設けてくれれば利便性が上がるはず。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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