雨だか曇りだか晴れるんだかサッパリわからないオートポリスウェザーですが、きょう日曜日はカラッと晴れました。全日本ロードレース開催日にこんなに晴れるの、久しぶりだなぁ(笑)。

きょう日曜は、朝フリー走行があって、12時過ぎに決勝レース2が行なわれるJSB1000クラス。朝のフリー走行では、きのうのレース1を勝ち切った中須賀克行(ヤマハファクトリーレーシング)が貫録のトップタイム。金曜の走行で「ドライのセッティングはほぼ出来てる」と話していた中須賀ですが、その通りの仕上がり。どんなコンディションでも、どんな展開でも勝つのが絶対王者たるゆえんですね。

画像: もちろんフリー走行の順位は関係なし!すべては決勝レースのための準備!

もちろんフリー走行の順位は関係なし!すべては決勝レースのための準備!

2番手には2レースともにポールポジションを獲っている亀井雄大(Honda鈴鹿レーシング)。ハーフウェットの予選でポールを獲った亀井ですが、ドライでも2番手タイムをマーク。ただし亀井は「ドライのレースになると、レース距離をハイペースのまま走るのが、まだ難しいです。前からのスタートなので、序盤からスパート、トップグループの人数を減らしていく展開にしたいです」とのこと。

画像: 真っ先にコースイン 走行時間いっぱい全開全開、たぶん誰にも抜かれなかった亀井

真っ先にコースイン 走行時間いっぱい全開全開、たぶん誰にも抜かれなかった亀井

3番手には中須賀キラーのひとり、濱原颯道(Hondaドリーム桜井ホンダ)、4番手には背中~腰の負傷を押して走っている渡辺一樹(ヨシムラスズキRIDEWIN)、5番手には、きのうの予選での転倒で負傷した岡本裕生(ヤマハファクトリーレーシング)。朝フリーはやはりレース本番のプレッシャーがない走行ですから、の順位。渡辺と岡本、どこまでフィジカルが回復しているかが注目です。

画像: 3番手に濱原 「体格が大きい分、タイヤのヒートアップが周りより早いんです」と濱原 それが長所になるときと短所になるときがあるんです

3番手に濱原 「体格が大きい分、タイヤのヒートアップが周りより早いんです」と濱原 それが長所になるときと短所になるときがあるんです

画像: レース後には厳しい表情を見せていた渡辺 がんばれ…いや無理するなよ 声援、どっちにしよう…

レース後には厳しい表情を見せていた渡辺 がんばれ…いや無理するなよ 声援、どっちにしよう…

「同じ姿勢でいる分には大丈夫だし、痛くないポジションを自然に探して、レギュラーな動きには対応できるんですが、マシンがフラれたり、それで体がもっていかれたり、って時が弱いです。昨日もペースを上げようとしたらオーバーランしちゃって、それを立て直すのに体動かしたり足出したりしたときにビキッときましたから……」(渡辺)

画像: 恐るべきスピードでJSB1000デビューイヤーを走っている岡本 「予選の転倒はJSB1000に乗るようになて初。アライヘルメットとヒョウドウのツナギに守られてるんだなー、て思いました」(岡本)

恐るべきスピードでJSB1000デビューイヤーを走っている岡本 「予選の転倒はJSB1000に乗るようになて初。アライヘルメットとヒョウドウのツナギに守られてるんだなー、て思いました」(岡本)

「(きのうの決勝では)走り始めてみたらシフトチェンジがきつくて、痛みが出ないようなシフト、あとは各ギアを引っ張ってシフトチェンジの回数を減らしたりしていました」(岡本)

決勝レースもこのままの天気でイケそうなオートポリスレース2。ポールシッター亀井が逃げ、絶対王者がジリジリと追い詰めて仕留める--なんてシーンになるんでしょうか。

画像: レース2用予選結果

レース2用予選結果

写真・文責/中村浩史

This article is a sponsored article by
''.