ライディングギアでおなじみのフラッグシップから2022年の新作シューズが登場した。乗車時の操作性や安全性の高さはもちろん、脱ぎ履きが楽で、歩きやすさも魅力だ。しかも軽い!
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

フラッグシップ「フィールドライドシューズ」テスト&レポート

画像: FLAGSHIP FSB-803 フィールドライドシューズ サイズ:23.0cm〜28.0cm カラー:ブラック、グレー、オリーブ 税込価格:19,580円 flag-ship.co.jp

FLAGSHIP FSB-803 フィールドライドシューズ

サイズ:23.0cm〜28.0cm
カラー:ブラック、グレー、オリーブ
税込価格:19,580円

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タフなアウトドア感と自在のフィット性を備えた全天候シューズ

シューズのフィッティング方法には靴紐のほかにベルクロストラップやファスナーがあるが、ライディングシューズへの採用が増えているのが金属製のワイヤーをリールで巻き取ってアッパー部を絞るシステム。

フラッグシップの新作シューズは履き脱ぎのスムーズさと確実なホールド性、微妙なフィット感を実現するためにワイヤー巻き取りシステムの『スピノン』を履き口部分と甲部分の2カ所に配置。それぞれ個別に調整できるから、ライディング中はタイトに、歩くときはややルーズに、と使い分けられる。履くのに約10秒、脱ぐのに約6秒(いずれも片側)というスマートさも魅力だ。

アッパーの素材は擦れに強い人工皮革とポリウレタンコーティングを施したナイロン。内側に透湿防水フィルムの『ヴォクサーム』を入れ、全天候シューズとして仕上げられている。さらにソール内部にはスチールプレートを内蔵し、ステップからの衝撃を吸収すると同時に踏ん張りやすさもアップして長時間ライディングでの疲労を抑えてくれる。

スチールプレート入りと聞くと安全靴のような重さを想像するが、履き心地は通常のシューズと変わらず、むしろフィット性の良さによって軽く感じる。各部のプロテクターや濡れた路面でも滑りにくいソールなど、安全性も対する配慮も抜かりなし。ツーリングシーンでも心強い一足だ。

画像: ソールの剛性が高いためシフト操作が的確に決まる。左足にはチェンジペダルによる擦れを防ぐシフトガードを装備。

ソールの剛性が高いためシフト操作が的確に決まる。左足にはチェンジペダルによる擦れを防ぐシフトガードを装備。

画像: SPINONシステムは車体を傷つけないようシューズ外側に配置。ワイヤーのロック/リリース、巻き取りはグローブを着けたまま素早く行える。

SPINONシステムは車体を傷つけないようシューズ外側に配置。ワイヤーのロック/リリース、巻き取りはグローブを着けたまま素早く行える。

画像: スチールプレートが内蔵されていることをまったく感じさせない軽量な仕上がり。履き心地も軽快だ。

スチールプレートが内蔵されていることをまったく感じさせない軽量な仕上がり。履き心地も軽快だ。

オリジナルパターンのソールは濡れた路面や未舗装路もガッチリとグリップ。かかと部分には夜間の被視認性を高めるリフレクターを装備。

画像1: 乗ってよし歩いてよしの防水シューズ|フラッグシップ「フィールドライドシューズ」は万能ツーリング・シューズか?

テスター太田安治の欲張りリクエスト

土の上でも滑りにくいソール形状、高い透湿防水性能、タフイメージのデザインで、キャンプツーリングを含めたアウトドアシーンでも活躍する。となればカモフラ柄のカラーバリエーションがあっても良さそう。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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