Z900RSのオールラウンド性を各方面で高めていく

カワサキZ900RSはカスタム化によってより乗りやすく、思い通りに動かせるようになるし、スタイルも好みのものに変えていける。そこで重要になるのは、カスタムの場面でどんなパーツを選ぶかということ。メーカーによっても特色があるから、どんなスタンスでパーツを送り出しているのかに注目してみると、自分の求めるものも分かりやすくなるだろう。

そうした視点からキジマのZ900RS用パーツを見てみよう。この車両はその装着デモ車だ。すると、Z900RSのオールラウンド性、つまり“使う”という点を重視したパーツ群が特徴なのが分かる。ツーリングや日常使用で荷物を積みやすくするリヤキャリアに、万一の立ちゴケなどの際に車体屋エンジンを保護してくれるエンジンガード。二人乗りに有効なタンデムグリップやサイドバッグの巻き込みを防ぐバッグガード、ヘルメットロックなどは同社の長い歴史の中で多くの機種や使い方を見て培われてきたもので、重宝するもの。挙げていくだけでも、実用面重視の姿勢が見える。

画像1: Z900RSのオールラウンド性を各方面で高めていく

そんなキジマ製パーツだが、実用だけにも終わらない。最新の注目は、「ドレスアップ パルサーカバー ブラック Z900RS/CAFE/SE 18y-」。製品名の通りにドレスアップパーツなのだが、着目点にうなずける。アルミで削り出されたマウントベースを用意し、そこに各種のZ1/2、いわゆる空冷Z用のパルサーカバーをマウントできるものだ。

空冷Z用カバーは実に多くの種類があるから、めっきでもブラックでも、選択幅が増える点も楽しくなってくる。しかも、付け替えも面倒が少ないから、気分で付け替えて雰囲気を変えるというのも楽しめる。

画像2: Z900RSのオールラウンド性を各方面で高めていく

これ以外に特に注目しておきたいのは、「ローダウンブラケット」と「ステップリロケーションブラケット」。前者はリヤサスのリンクプレートで、派手過ぎないローダウン量とほどよい足着き性になる数値で設定。後者は、乗車したまま足で車両を動かすような時に気になるステップバーのふくらはぎへの干渉を和らげてくれる。どちらも発売以来人気を続けているパーツとのことで、こんなところにもキジマらしさと、同社のZ900RS観が表れているのだ。

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「ドレスアップ パルサーカバー ブラック Z900RS/CAFE/SE 18y-」の単品装着状態。エンジンのクランク右側カバーを考えればよく、単品でもこのようにシンプルな外観を作る。ここで前後に残ったボルト穴にZ1/Z2用適合のポイントカバーがマウントできるのだ。

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Z1/Z2用ポイントカバー装着例。カバーはZ1/Z2純正でも、キジマ製フィン付きカバー(「ポイントカバー Z2/Z750」、アルミ・めっき仕上げで4400円)なども取り付け可能で、めっきまたはバフ仕上げのダイキャストカバーとセットにした製品(各2万900円)も用意される。

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「ローダウンブラケット」は、リヤサスのリンクと入れ替えて純正比約20mmローダウンできる。長く乗り続けるためにやり過ぎないローダウン量と、ほどよい足つき性にこだわってバランスを取り、シート高をやや高く感じるオーナーにも好評という。スチール製、8250円。

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「ステップリロケーションブラケット」は純正ステップとそのフレーム側マウント位置に挟み込むようにして装着することによって、ステップ本体を約20mm後方に移動する。上側はカラー、下側が楕円形ブラケットの小さなアルミ製パーツだが、シート高を高めに感じて、エンジン停止時や駐車の際に跨がったまま車両を移動する際に気になるふくらはぎへのバー当たりを軽減する便利品。6050円。

※価格はすべて税込、2022年3月30日現在のものです。

取材協力:キジマ

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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