ユーザーの抱くイメージを大事に形にしていく

0024ワークスで扱いが多いZ900RS。その中でも同店の場合はハーフカウルバージョンが多い。それは担当の大西さんのZ900RSの仕様が見本となって、この車両もその影響を受けているという。カラーリングも、純正で2022年型に加わったキャンディトーンブルーのようだが……。

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「この車両は、その純正青タイガーが発表される以前に、このカラーでフルペイントしたんです」と大西さん。

「元々お客さんからはブルーイメージで行きたい、と依頼されたんですね。それが2020年のことでしたから、この青タイガーは純正にまだなくて、カウルとともに塗装したという次第です。各部仕様については私の車両(黄タイガーカラー)を見た上で、同じように、という依頼でしたから、大筋そのようにしているんですね」

ハーフカウルはアメリカンドリーム製カフェレーサーカウルキット。0024ワークスでは同キットに同梱のハンドルよりも低めのセパレートハンドルを、カウルへの干渉なしに付けるためのカウルステーも独自製作しているが、この車両でも同様にしてセパレートハンドル化。リヤに200幅タイヤ(純正は180幅)タイヤを履くなどの仕様も大西車をトレース。ブレーキまわりやスイングアームがノーマルな点やサイドフレームを付けていない点、ミラー等は異なるが、全体のイメージはまさに大西さんのZ900RSのカラーリングが黄タイガーから青タイガーになった感じ。ここでは各部パーツの鮮やかなゴールドアルマイトがタイガーのイエローラインともシンクロしてブルーと対比されている点も好ましく見える。

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もちろん0024ワークスではこの車両のようなスタイル以外にもZ900RSに関してさまざまなカスタムを受け付けているから、好みのカラー(全体感でも、部分使いでもいい)や、パーツ使いも含めて相談すると、きっちりした形で仕上げてくれるはずだ。

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アメリカンドリーム製カフェレーサーカウルキットは、0024ワークスのオリジナルステーによってセパレートハンドルとの干渉を避ける工夫がなされる。

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そのセパレートハンドルはハリケーン製。トップブリッジにはバーハンドルマウントを取り去ったボルト穴をカバーしつつカスタム感を演出する、0024ワークスオリジナルトップブリッジカバー(アルミ削り出し)を装着。メーターパネルにも文字追加を行う。

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シートはタックロールタイプに変更。前後ウインカーもオレンジスモークレンズの小型タイプに変更して普段の存在感を抑てある。

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ステップはBEETでカラーオーダー。フロントスプロケットカバー/シフトシャフトホルダー、フレームプラグはケイファクトリー製だ。

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エンジンはノーマルのままだが、ケイファクトリー製ラジエーターコアガード、フレームスライダーを追加した。排気系はアメリカンドリームNeoショート・アップタイプのポリッシュ(磨き)/クエンチング(焼き入れ)/ショットブラスト(エンド部ロゴ入れ)のOP仕様を装着。

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フロントフォークはノーマルφ41mm倒立だが、オーリンズ・インナーカートリッジKITを組み込む。ブレーキまわりは現状でノーマルのまま。

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リヤサスもオーリンズをチョイス。前後ホイールは軽くて強い点がいいというマルケジーニ・アルミ鍛造7本スポークのM7RSで3.50-17/6.00-17サイズだ。

取材協力:0024Works

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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