50cc原付バイクの寿命は、一般的に2万kmから3万kmと言われる。しかし、それより短く寿命を迎える原付バイクもあれば、5万kmを超えても問題なく使用できる原付バイクもある。この違いはメンテナンス量と使用方法の違いだ。
 
メンテナンスでとくに重要なのは、エンジンオイル管理である。乗りっ放しの原付バイクで、エンジンの調子が悪い理由には、エンジンオイル管理を怠っている原付バイクが多い。酷いものだとほとんどオイルが入っていない。
 
この他にも、タイヤや電装系などのチェックも欠かせないが、走行に重要なパーツを管理するのが寿命を延ばすポイントと言える。
ここでは、バイクのことやメンテナンスに関する知識がほとんどないという方へ向け、原付バイクの寿命と、寿命を知らせるサインや寿命を少しでも伸ばす方法を解説する。

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原付の調子がおかしい!寿命と考えられるケース4つ

かなり走り込んだ原付バイクに乗っていて、普段と走りがなんか違うと感じたら寿命が近いかもしれない。もちろん、フィーリングだけでは寿命とは言い切れないが、普段から使用している方なら、原付バイクの些細な変化に気が付くだろう。

そして寿命の目安は、一般的に2万kmから3万kmと言われるが、もちろんメンテナンス次第でそれ以上走行することも可能だ。ただ、そのメンテナンスができない事情が発生したら、寿命と諦めるほかない。

そこで、以下のような不具合が見られたらそろそろ寿命を疑った方が良い。

  • 走行距離が4万kmを超えたら寿命がきている可能性あり
  • 普段のメンテナンス部品と違う部分に故障が目立っている場合
  • 走行性能が著しく落ちたと感じる場合
  • 修理できないほど故障した場合
画像1: 原付バイクの寿命は走行距離で決まる? 長持ちさせるコツと寿命を知らせるサインについて画像: 原付の調子がおかしい!寿命と考えられるケース4つ

①走行距離が4万kmを超えたら寿命がきている可能性あり

原付バイクは、長距離走行を想定した乗り物ではない。普段の生活の足として使用する乗り物なので、1日の中で10kmも走ればかなり多い方だろう。そして、1日10kmの走行とした場合、1年で3,650kmも走行し、10年も乗り続ければ36,500kmに達する。10年と言えば、部品供給も厳しくなる頃だから、大切に乗っていても10年4万kmで寿命と考えるべきだろう。

この計算は、それほど突飛なものではない。片道5kmの通勤や通学なら往復で10kmだ。この程度の走行距離なら毎日という方も多いのではないか。

この使用期間と走行距離の関係を考えると、4万kmという走行距離は、寿命の目安として捉えられる。それが5年という半分の期間で4万kmに達しても、そろそろ寿命と思ってよいということだ。逆に10年経っても1万kmしか走っていなくても寿命といえる。

原付の寿命は2万kmから3万km

遠い昔、原付バイクなど1万kmも走れば十分という時代もあったが、今の原付は1万kmなどまだまだ序の口と捉える方も少なくない。しかしそれは、メンテンナンス量と普段の使い方で大きく変わる。そして今の原付バイクは2万kmから3万kmが平均的な寿命と言われている。

この2万kmから3万kmで寿命と言われる理由の一つに、何故かバッテリーの寿命が関わっているといわれる。最近のバッテリーは、4年から5年程度もつが、1日10km走行すると5年で18,250kmの走行距離に達する。つまり、バッテリーが寿命を迎えてセルが回らなくなる4年から5年で寿命と考える方が多いことから、走行距離換算すると2万kmから3万kmということだ。

また、2万kmから3万kmの走行距離に達する頃には、5年近く経っており、原付バイクのあちらこちらに劣化も見られる。このことからも原付バイクは2万kmから3万kmで多くの方が寿命と感じる理由だ。

ただ、機関をメンテナンスしていれば2万kmや3万kmで寿命になるとは考えにくく、中には5万kmを優に超えて使用しているオーナーも少なくない。ようはメンテナンス一つと原付バイクへの思い入れで、寿命は変えられるということだ。

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画像2: 原付バイクの寿命は走行距離で決まる? 長持ちさせるコツと寿命を知らせるサインについて画像: ①走行距離が4万kmを超えたら寿命がきている可能性あり

②普段のメンテナンス部品と違う部分に故障が目立っている場合

原付バイクを普段からメンテナンスをきっちり行っていると、不具合やその予兆もわかるようになり、普段発生する不具合と異なれば、そろそろ寿命が近い場合もある。また、通常のメンテナンスで交換する部品とは違う部品の交換頻度が増えてきたら、寿命が近いと言えるだろう。

普段からオイル交換やエアクリーナー交換などに気を遣っている方も多い。またタイヤの空気圧や灯火類、バッテリーの状態をチェックし、さらにブレーキの利き具合までメンテナンスしている方もいるだろう。

これらの基本的なメンテナンスをしていても、今まで聞こえたことがない走行中の異音の発生や、振動などが発生すると、一般には修理できないことからバイクショップにメンテナンスを依頼するだろう。そこで、数カ所の故障を指摘されたら、そろそろ寿命と考えるべきだ。

というのも、同じ時期に制作された原付バイクである以上、同じ年月を共にした各パーツも同じように劣化している。そこで、指摘された部分を修理しても、違う部分に故障が連鎖し、かなりの修理費用になってしまうことも考えられるからだ。


③走行性能が著しく落ちたと感じる場合

原付バイクを使用している中で、いつもより加速が悪くなったとか、上り坂で力がなくなったと感じたら、そろそろ寿命と考えられる。

エンジンに力がないということは、エンジンをまず疑う。そして、点検してエンジン内部に大きなダメージがあれば、間違いなく寿命となるだろう。また、走行装置にも問題を抱える場合もあり、特に変速機にトラブルがあると、加速性能が悪くなる。

これらの症状は、その気になれば修理も可能だが、内容によっては買い替えたほうがお得となる修理費になる場合も少なくない。


④修理できないほど故障した場合

原付バイクで修理ができないほどの故障とは、事故かエンジンブローと思うかもしれない。しかし、長く使用していれば、修理したくても部品が手に入らない場合も出てくる。つまり部品供給がメーカーからストップするという事態だ。

もし、修理したくても部品が手に入らなければ、素直に寿命と考え諦めるしかないが、修理できるなら、なんとか元に戻したいと考えるだろう。しかし、修理費用と購入した原付バイクの金額を考えた時に、あまりにも高い修理費用なら寿命としてきっぱり諦めることだ。

基準となる修理費用だが、エンジン修理で4万円と言われたら4万円で乗り替えできる原付バイクは中古でもなかなか見つからないだろうから、修理依頼を考えるのが普通だ。しかし、4万円で修理してもその後どこも壊れない保証は一つもない。つまり、エンジンが故障するような原付バイクは、その後多くの部分に不具合を発生させる可能性が高い。

そこで、修理見積でエンジン故障と言われたら、それ以外も徹底的に点検して悪い部分の見積もりを出してもらう。もしその修理費用が10万円だったら乗り替えの決断ができるはずだ。

つまり、原付バイクで大掛かりな修理が必要と言われたら、一度隅々までチェックしてもらい、悪い部分すべての修理見積を出してもらうことがポイントだ。

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原付バイクが寿命を迎えた場合のお得な処分方法!

原付バイクはいつか寿命を迎えるが、寿命を迎えた原付バイクをどう処分すればよいか悩むだろう。かつては不用品回収業者に依頼するか、解体業者に直接持ち込む方もいた。しかし、原付バイクは業者を上手に選べば支出もなく処分できる。

もちろん、購入したバイク店に相談しても寿命を迎えた原付の処分に応じてくれる。しかし、もっとも効率が良いのはバイク買取店だ。それは、業者により廃車処分がかからないだけでなく、買取してもらえる可能性があるからだ。

画像4: 原付バイクの寿命は走行距離で決まる? 長持ちさせるコツと寿命を知らせるサインについて画像: 原付バイクが寿命を迎えた場合のお得な処分方法!

バイクショップで処分するより買取へ出した方がお得

原付バイクの処分を購入したバイク店などに依頼すると、間違いなく処分料が取られる。一言に廃車処分といっても、原付バイクを解体する処分料と、書類上の処分料が業者で発生する。

一般的に解体費用は、高い業者でも2万円から3万円程度で解体してくれる。そして、原付バイクの書類上の処分は、ナンバープレートを管轄する市区町村役場で行うこととなり、ほとんどの業者は5,000円程度で代行する。

このように、原付バイクを処分するには、25,000円から35,000円程度かかる。
しかし、これは持ち込んだ場合だ。もし自走できずに廃車にする場合は、原付バイクの引き取り料も発生することを忘れてはいけない。この引き取り料は、業者とバイクの場所の距離で変わるため、一概に幾らかかるとは言えない。

つまり、バイクショップに処分を依頼すると、思い入れがあったバイクの処分に金を支払わなければ処分してもらえないことになる。そこで、バイク専門買取業者に相談してみるとよい。バイク買取業者は、寿命が近くても買取する業者も多数あり、しかも査定額が付かなくても無料で引き取っている業者が多い。

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廃車買取ならどんな原付もバイクも買い取ってもらえる可能性あり

バイク買取には、廃車を専門に買い取る業者もある。そこで寿命をすでに迎えた原付バイクは、廃車買取に相談するとよいだろう。

廃車買取は、国内で修理して販売できなくても海外で販売できると見積もれば、かなり良い金額で買い取る。

このほか、原付バイクを解体し、使える部品を中古パーツとして流通できると判断すれば、買取価格に期待できるだろう。また、部品は国内だけでなく海外にも流通させるので、かなり古い原付バイクでも数千円で買取する場合も少なくない。

また、どうしても現金買取できない原付バイクも、すべての手続きを無料で行う業者も多い。走行もままならない原付バイクは、廃車買取業者に引き取りに来てもらう必要があるが、その場合も引き取り料がかからない業者があるので、上手に業者選びするのがポイントだ。

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原付バイクの寿命の伸ばし方4つのポイント

原付バイクの寿命を走行距離だけを指針にするのは乱暴かもしれない。というのは、毎日使用し、1万km走行した原付バイクと、たまにしか使用しない走行200kmの原付バイクがあったとしたら、ほとんどの方は後者を選ぶだろう。

たしかに、たまにしか乗らなければ消耗部品は少ない。ただ、あまり乗らなくても劣化するパーツは山ほどあることを忘れてはいけない。つまり、いつも乗っていれば、不具合が起きると困ることから定期的にメンテナンスを行う。しかし、たまにしか乗らなければ、まだ新しいと勘違いしてメンテナンスが出来ていないこともよくある。

そこで、原付バイクの寿命を延ばすには以下の4つのポイトを抑えるといい。

  • 定期的にメンテナンスをする
  • 毎日適度に乗る
  • 保管は雨に濡れない場所でする
  • 全開走行を繰り返さない

①定期的にメンテナンスをする

原付バイクの寿命を延ばすために効果的なことは、定期的なメンテナンスだ。メンテナンスと言っても難しいことはない。自分でできる簡単なことから初めて、道具が必要なメンテナンスはバイクショップに任せるだけでいい。

原付バイクにも、数多くの定期交換部品がある。その中でもかなり重要なのがエンジンオイルだ。原付バイクのエンジンコンディションはエンジンオイルの管理にかかっていると言ってもよいだろう。

そして、灯火類のチェックも忘れてはならない。ウィンカー、ヘッドライト、テールランプがきちんと点灯しているか確認する。これらの灯火は、安全走行に欠かせない灯火であり、特にヘッドライトが点灯しないとかなり危険だ。

このほか、タイヤのチェックも行う。特にタイヤの空気圧チェックをおろそかにしている方も多いが、タイヤの空気圧は、1度入れたら一生同じ空気圧ではない。少しずつ抜けているので、定期的なチェックと調整が必要だ。そこで、最低1カ月に1度チェックしていれば問題ないだろう。

例えば、タイヤの空気圧が低すぎるとタイヤが抵抗となり、エンジンに負荷がかる。このほか、タイヤの劣化が速まり、操作性も落ちる。逆に多すぎると、バイクが小刻みに跳ねるようになり、かなり乗り心地が悪くなる。もちろん、振動による各部へのダメ―ジも蓄積される。

ほんの少しのメンテナンスで、原付バイクは寿命を大きく伸ばせることを理解しておくとよい。

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オイル交換は大事

原付バイクのメンテナンスの基本は、エンジンオイルの定期交換だ。エンジンオイルは、走行距離により交換時期が異なるが、空気中にさらされた瞬間から酸化が始まり劣化する。つまり、一度封を切ったオイルは、使用していなくても劣化が始まり、保管方法にもよるが2年程度しか持たない。

未使用のオイルも2年程度で劣化することからも、エンジンに入れて使用するオイルはそれより早く劣化することは理解できるだろう。そして、原付バイクのオイル交換は、5,000km毎とされるが、原付バイクで5,000kmというと、1年ちょっとかかる。しかし、使用中のエンジンオイルは半年ごとに交換が良いとされているため、乗らなくても半年に1回はオイル交換をすすめる。

しかし本来、エンジンオイル交換は早いほど良いと言われる。個人的には1,000kmごとのオイル交換をお勧めしたい。というのも、古めの原付バイクは意外にオイルが減る。交換時期を長くしすぎるとエンジン内にオイルが何もないなんてことになりかねない。

また、1日10km程度走行していれば、3カ月ちょっとで1,000kmに到達する。そう考えれば、特に早すぎるわけではない。むしろこのくらいの期間でメンテナンスしていた方が安心だ。

細かい部分はバイクショップで見てもらうことも重要

原付バイクのオイル交換は、少し頑張れば自分でもできるだろう。しかし、原付バイクには様々な部品で構成されており、その全てを自分で点検修理するのは難しい。そこで、自分でできる点検以外は、バイクショップでの点検をおすすめする。

バイクショップでの点検時期は、1年に1回がひとつの目安だ。もちろん、乗り方によっては6カ月に1回など、頻度を高めた方がいい。内容もバイクショップにより多少異なるが、費用は8,000円程度が相場だ。

原付バイクに定期点検などと思う方もいるだろう。確かに、車検制度がない原付バイクに定期点検はいらないと思うのもわかる。しかし、長く大切に乗り続けるには、機械の集合体である原付バイクを細かく点検しなければいつ故障するかわからない。また、走行中に故障すれば、身動きが取れないばかりか、事故の原因にもなる繋がるため、事故防止の観点からも定期点検を利用して欲しい。


②毎日適度に乗ろう

原付バイクは、乗れば消耗するので傷むのは当然だが、傷む部品は通常の消耗部品なので問題ない。しかし、乗らなくても様々な問題が起きてくるため、それならできるだけ走らせた方が良い。また、エンジンを始動してしばらくして切るという方法も劣化を促進させる。

原付バイクの理想の走行距離は、エンジン内部が温まり、スパークプラグがセルフクリーニングできる温度まで上昇させるまで走ることだ。それには1日5km程度走行させるのが望ましい。
もしそれが難しい場合も、3日に1回はエンジンを始動させよう。走らせるのが無理ならアイドリングを30分程度続けるだけでも良い。

また、エンジン内部には、始動後すぐにエンジンを止めると結露が発生する。この結露が発生しないレベルまでエンジン内部をしっかり暖機することがポイントだ。そして、バッテリーへの充電は、アイドリングではできない。そこでアクセルを開けてエンジン回転を上げる。これで、バッテリーへの負荷も減らせる。


③保管は雨に濡れない場所に

原付バイクを駐輪場に停め置きする場合、風雨にさらされないよう対策をしなければ、劣化が促進する。また、いつも同じ位置に停めていると、日光が同じ位置に当たり、樹脂パーツの劣化を早めるだろう。

それぞれの対策としては、駐輪場に停めておく場合は、面倒でもバイクカバーをかける習慣をつける。こうすることで急な雨でも原付バイクを濡らす心配がない。また、同じ位置に停めているなら、方向を変えて停めるなど工夫をすることだ。

雨に濡れると何故良くないのかといえば、鉄の部分がサビるからだ。酸性雨だから良くないといった意見もあるが、水に濡れた状態を放置することが問題ということだ。よって、濡れないようにするに越したことはないので、バイクカバーは原付バイクの保管に必須アイテムだろう。

また、樹脂部分で未塗装樹脂は白化と呼ばれる現象が起きる。これは、紫外線により小さなクラックが樹脂に入る。このクラックに光が乱反射して白く見える。

身近にある例として、洗濯バサミが白くなり、もろくなるのを見たことがあるだろう。これは紫外線による劣化が進んだ状態。このような状態に原付バイクが陥るには相当時間がかかるが、プロセスは同じなので、樹脂パーツを直射日光にさらし続けるのは良くない。そこで、余裕があれば、樹脂コーティングを施工すれば劣化を遅らせられる。

保管方法が良いと10年は持つ

原付バイクを野晒しにしている状況をよく目にするが、そのような状況では、寿命は短命と言えるだろう。しかし、保管方法に気を配れば10年は問題なく維持できる。

保管方法と聞いて、屋根付き車庫や屋内駐輪場を想像する方もいるだろう。別にそこまでする必要はない。日ごろからキレイなボディを保つよう洗車を行い、ワックスがけをしておくだけで十分だ。

特に、雨や水たまりなどを走行した後は、すぐにキレイに洗車することだ。また、シートも意外に傷みやすいので、メンテナンス剤を使用するのもよいだろう。

長く乗った原付バイクは処分より買取業者に相談しよう。買取業者は国内外に流通ルートを持っており、寿命と感じた原付バイクも思わぬ価格で買取するので今すぐチェックしよう。


④全開走行を繰り返さない

原付一種は、法定速度が30km/hであり、排気量が50ccなのでそれほどスピードは出ない。しかし、出そうと思えば50km/hぐらい出る。全開走行をする原付バイクを誰しも見かけたことはあるだろう。

もともと原付は、法定速度内での走行を前提に開発されており、それ以上の負荷をかけ続けると劣化が激しくなる。つまり、原付バイクのエンジンは耐久性がそれほど高くないということだ。

原付バイクもたまに元気よく走行させることも重要だ。というのもエンジンは、エンジンの回し方で個々のエンジンの特徴も変わってくる。良く回すエンジンは、高回転まで気持ちよく回るが、あまり回さないエンジンは高回転まで伸びない。これは全開にしろということではなく、エンジンをよく動かせということだ。

とくに、ストップ&ゴーを繰り返す都市部をよく乗る原付バイクは、1カ月に1回は郊外まで乗り出し、一定の速度で走り続けると効果が高い。エンジンは、一定の回転数で回り続けたほうが調子良くなる性質を持っているためだ。だからといって、全開で走る必要はない。ソフトに穏やかに走らせてやるとよい。

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画像5: 原付バイクの寿命は走行距離で決まる? 長持ちさせるコツと寿命を知らせるサインについて画像: ④全開走行を繰り返さない

原付バイクの寿命でよくある質問

Q.原付バイクのエンジンがかかりません。寿命でしょうか?

A.まず確認として、ガソリンが入っているか、バッテリーは十分あるか確認します。ガソリンタンク内にガソリンがあれば問題ありません。次にウインカーとブレーキランプを点灯させてみます。点かなければバッテリーが弱いのでキック(付いていれば)でエンジン始動します。もしキックがスカスカなら圧縮漏れなので修理が必要です。

Q.原付の寿命は2年や3年で終わってしまうのですか?

A.2年~3年はあくまでも一般的な目安です。メンテナンスや走行の仕方でもっと長く使えます。ということは大切に扱えば非常に長く使えます。またスクーターより、ギア付きの原付のほうが長持ちする場合が多いでしょう。

画像: Q.原付の寿命は2年や3年で終わってしまうのですか?

まとめ

原付バイクの寿命は、使用方法とメンテナンス量で大きく変わるが、だいたい2万kmから3万km程度が寿命の目安と言われている。ただ、メンテナンスが行き届いていると5万km以上問題なく走行できる原付バイクも多い。

もともと1回の走行距離がそれほど多くない原付バイクなので、5万kmも走れば、10年近く経つ。これだけ古くなるとメンテナンスの部品調達も難しいため、長くても10年が寿命の目安だろう。

そして、寿命がきたら、処分するのではなく廃車買取業者に相談すれば、現金化できる可能性がある。もし買取が無理でも無料で処分できるため、寿命のバイクは廃車買取に相談するとよいだろう。

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画像6: 原付バイクの寿命は走行距離で決まる? 長持ちさせるコツと寿命を知らせるサインについて画像: まとめ

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