ワックスを使う艶出しは手間がかかり面倒だと感じる人は多いと思う。タナックスの新製品「ピットギア クイックコート プロ艶」は、なるべく短時間で愛車にツヤを出したいと思う人にぴったりなケミカルとなっている。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

タナックス「ピットギア クイックコート プロ艶」テスト&レポート

TANAX PITGEAR PG-276 クイックコート プロ艶

内容量:200ml
メーカー希望小売価格:税込2,200円

超簡単施工で撥水性能と傷消し効果を発揮!

ボディケアを丁寧に行うなら、シャンプー洗車でホコリや脂分を除去→コンパウンド系ケミカルで傷や曇りを除去→ワックスまたはシリコン系ケミカルで保護・艶出しという流れ。作業工程と使うケミカルの種類が多いだけに時間も手間も費用も掛かる。そこで日常ケア用として手軽に施工できる『クイックコート・プロ艶』を試してみた。

使い方は水に濡らしてから固く絞ったマイクロファイバークロスに本剤をスプレーして施工面を拭き、次に乾いたクロスで拭き上げるだけ。施工の約4時間後から撥水機能を発揮して汚れの付着を防止。その効果は約1カ月持続するという。

実際に使ってみるとあっけないほど簡単。塗り伸ばし、拭き取りともに力が要らず、撫でるような感覚で作業できる。ワックスでは乾燥待ちの時間が必要だが、この製品なら作業がシームレス。洗車時間を別にすれば、ネイキッドモデルのタンク、左右サイドカバー、前後フェンダーへの施工でトータル20分、フルカウル車でも30分あればOKだ。

謳い文句の「艶」は、塗装面の微細な傷にケイ素系ポリマーが入り込んで光の乱反射を抑えることで得られる。特に濃色系ではハッキリと違いが出た。効果持続性はまだ判らないが、撥水性能は充分。毎月定期的に施工すれば新車のようなツルピカ状態を保てる。

画像: 濡らした後に固く絞ったマイクロファイバークロスにスプレーしてから塗り伸ばす。中性+水溶性なので肌荒れも起こしにくい。

濡らした後に固く絞ったマイクロファイバークロスにスプレーしてから塗り伸ばす。中性+水溶性なので肌荒れも起こしにくい。

画像: 塗り伸ばし、拭き取りともスルスルと撫でるように作業できる。マイクロファイバークロスはフェイスタオルサイズが2枚あれば充分だ。

塗り伸ばし、拭き取りともスルスルと撫でるように作業できる。マイクロファイバークロスはフェイスタオルサイズが2枚あれば充分だ。

画像: スタッフのかなりヤレたトライアンフでテスト。サイドカバーの小傷が消えたことで映り込みもクッキリ。

スタッフのかなりヤレたトライアンフでテスト。サイドカバーの小傷が消えたことで映り込みもクッキリ。

画像: 短時間の作業で約1カ月間輝きを保つ! タナックス「クイックコート プロ艶」使用レビュー

テスター太田安治の欲張りリクエスト

塗装面のほか、未塗装樹脂パーツや透明スクリーン、金属部分にも使えるのが便利。施工ムラもほとんど出ないので、ボディケアケミカルとしては手軽さ抜群。これといった不満も要望もありません。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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