セルフメンテナンスの幅を広げるフロントスタンド。ジェイトリップ製品を例に使い方とメリットを紹介する。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

ジェイトリップ「フォークアップスタンド JT-113」テスト&レポート

画像: J・TRIP「フォークアップスタンド JT-113」 適応車種:フォークボトムにΦ8mm以上の穴が空いている排気量150㏄以下のモデル カラー:レッド、ブラック、ホワイト、ライムグリーン メーカー希望小売価格:税込14,300円

J・TRIP「フォークアップスタンド JT-113」

適応車種:フォークボトムにΦ8mm以上の穴が空いている排気量150㏄以下のモデル
カラー:レッド、ブラック、ホワイト、ライムグリーン
メーカー希望小売価格:税込14,300円

フロントホイール回りのメンテナンスやタイヤ交換を効率化

月刊『オートバイ』では「オートバイ女子部」がHRCグロムレーサーで楽しんだり苦しんだりの活動を連載中。メンテナンス作業も女子部が自ら行っている。そこで地味に? 大活躍しているのがフロントスタンドだ。

レーサーはサイドスタンドを取り払うことが普通なのでリア用のレーシングスタンドの使用は当たり前。さらにフロントタイヤを交換するならフロントスタンドが便利。中排気量車以上ではステアリングステムのパイプにボスを差し込むタイプが一般的だが、かさ張るので持ち運びは不便。オートバイ女子部が使っているのは、フォークボトムにある穴を利用してフロントタイヤを浮かせるフォークアップスタンドだ。

まずリア用スタンドでオートバイを垂直に立ててからフォークアップスタンドの先端をフロントフォーク下部の穴に差し込み、スタンドの持ち手部分をゆっくりと押し下げればリフトアップ完了。グロムのようなミニバイクなら女性でも軽々とリフトアップできる。

スタンド先端がフォーク下部の穴にはまり込むのでリフトアップ状態での安定性も充分。フロントホイールの着脱も安心して行える。

スタンドの幅はフォーク左右のスパンに合わせられ、リフトアップ量(高さ)も調整可能。ホイール、ブレーキ回りの掃除やメンテナンスにも重宝する実用アイテムだ。

画像: フロントフォーク左右のスパンは車種によって異なるが、ホイールが付いているシャフト部分のナットを回すことでぴったり合わせられる。

フロントフォーク左右のスパンは車種によって異なるが、ホイールが付いているシャフト部分のナットを回すことでぴったり合わせられる。

画像: フロントフォークの着脱を行わないなら、軽量で置き場所にも困らないユニバーサルフォークスタンドまたはフォークアップスタンドが使いやすい。

フロントフォークの着脱を行わないなら、軽量で置き場所にも困らないユニバーサルフォークスタンドまたはフォークアップスタンドが使いやすい。

画像: より大きな車種で使うならユニバーサルフォークスタンド(JT-1132:本体価格1万3200円)がお勧め。ブレーキキャリパーのステーをL字型の受けで持ち上げる構造だ。

より大きな車種で使うならユニバーサルフォークスタンド(JT-1132:本体価格1万3200円)がお勧め。ブレーキキャリパーのステーをL字型の受けで持ち上げる構造だ。

画像: フロントスタンドを使えばメンテナンスやタイヤ交換が楽になる! J・TRIP「フォークアップスタンド」を紹介

テスター太田安治の欲張りリクエスト

各種レーシングスタンドを企画/製作し、圧倒的なシェアを持つジェイトリップ製品だけにシンプルで堅実な造り。4色あるのも楽しいが、傷や汚れが付きにくいクロームメッキ仕様もラインアップして欲しい。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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