世界初の電動アシスト自転車、PASシリーズが誕生してから約20年。ヤマハが満を持して登場させた新世代のYPJシリーズ、ワバッシュRTとクロスコアRCの2台は、よりスマートに、より本格的な走行性能を楽しめるモデルだ。
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸

ヤマハは新型e-BIKEの発表会を2022年1月に開催

画像: ヤマハ発動機 新型e-Bike「WABASH RT」「CROSSCORE RC」発表会 www.youtube.com

ヤマハ発動機 新型e-Bike「WABASH RT」「CROSSCORE RC」発表会

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1988年に開発をスタートさせ、1993年には世界初の電動アシスト自転車・初代PASを発売したヤマハ。いまやすっかり普及した感のある電動アシスト自転車だが、レジャーユース層をもっと広げたい、ということで、スタイリッシュなe-BIKE、YPJシリーズの新作2モデルを発表した。

今回お披露目されたのは「ワバッシュRT」と「クロスコアRC」の2機種。発表会では人気セレクトショップ「フリークスストア」とのコラボも発表され、キャンプ仕様やフードデリバリーイメージのカスタム仕様も登場。さらには人気バンド「kittone」のライブも行われるなど、e-BIKEをとことん楽しもう、というヤマハの提案に、会場は大いに盛り上がった。

ちなみにこの新作2モデルの発売は2022年3月10日を予定している。

画像: 「PWシリーズ ST」ドライブユニットは、従来型から100g軽量化を果たしながら高いケイデンス(ペダルを漕ぐ回転数)にも対応。

「PWシリーズ ST」ドライブユニットは、従来型から100g軽量化を果たしながら高いケイデンス(ペダルを漕ぐ回転数)にも対応。

画像: 極限まで絞り込んだ新設計フレームは、メインビーム内にバッテリーを内蔵。一見すると普通の自転車のような細さ!

極限まで絞り込んだ新設計フレームは、メインビーム内にバッテリーを内蔵。一見すると普通の自転車のような細さ!

ヤマハ YPJ「WABASH RT」

画像: 税込価格:43万8900円 発売日:2022年3月10日

税込価格:43万8900円
発売日:2022年3月10日

ダートも積極的に楽しめるスポーツYPJ

「小石」という意味を持つワバッシュは、オンロードの快適性とオフロードの走破性の両立を狙った、欲張りなコンセプトのスポーツモデル。スピード、クランク回転、ペダリングトルク、角度の4つのセンサーがライディングの状況を正確に把握、走行状況に応じて最適なアシストをしてくれるオートマチックアシストモードを搭載する。

画像: シートポストはなんとサスペンション機能付き。レバーひとつでシート高も調整可能で、悪路での乗り心地を劇的に改善してくれる。

シートポストはなんとサスペンション機能付き。レバーひとつでシート高も調整可能で、悪路での乗り心地を劇的に改善してくれる。

画像: 荒れた路面にもしっかり対応できるワイドタイヤを標準装備。フロントフォークは剛性に優れるリジッドタイプ。

荒れた路面にもしっかり対応できるワイドタイヤを標準装備。フロントフォークは剛性に優れるリジッドタイプ。

ヤマハ YPJ「CROSSCORE RC」

画像: 税込価格:31万7900円 発売日:2022年3月10日

税込価格:31万7900円
発売日:2022年3月10日

オールマイティに楽しめるクロスバイク

クロスコアは通勤・通学から週末のレジャーユースまで1台でこなせる、オールマイティなクロスバイク。27.5インチタイヤにフラットバーハンドルを装備して、使い勝手のいいクロスバイク仕様としている。フレームやバッテリー、ドライブユニットをワバッシュと共有するカジュアルな仕様の兄弟車だ。

画像: 扱いやすいフラットバーハンドル。走行時の負担を軽減してくれ、取り回しにも優れている。ハンドル左側には小型の多機能メーターを装備する。

扱いやすいフラットバーハンドル。走行時の負担を軽減してくれ、取り回しにも優れている。ハンドル左側には小型の多機能メーターを装備する。

画像: 路面の凹凸や段差などに対応するフロントサスペンションを採用。油圧式ディスクブレーキはシマノ製を採用する。

路面の凹凸や段差などに対応するフロントサスペンションを採用。油圧式ディスクブレーキはシマノ製を採用する。

FREAK'S STOREとのコラボも開始!

画像1: ヤマハから新世代e-BIKEが登場!「ワバッシュRT」「クロスコアRC」を解説

会場では、人気セレクトショップ・フリークスストアがカスタム車を製作、ワバッシュベースのキャンピング仕様カスタム(写真上)に加え、フードデリバリー風のクロスコアを展示したほか、架空のデリバリーサービス「ピンポンDash」ブランドのアパレル(写真下)も登場。一部商品は実際にフリークスストアで購入可能だそうだ。

画像2: ヤマハから新世代e-BIKEが登場!「ワバッシュRT」「クロスコアRC」を解説

文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸

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