スマホホルダーを選ぶ際に気にしたいポイントのひとつが充電機能の有無だ。今回は充電器内蔵ながら、コンパクトな設計のテックマウント製品をテスト&レポート!
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

テックマウント「TECHグリッパー ビルドインチャージャー」|テスト&レポート

TECH MOUNT「TECHグリッパー ビルドインチャージャー 5V/2A」

税込価格:7,150円

充電器内蔵でもスタイリッシュなスマホマウント

ハンドル回りにスマホをマウントすることは今や普通のことだが、問題になるのがバッテリーの持ち。特にナビアプリで画面を常時表示させると急速に電池残量が減ってしまう。使い勝手を考えれば、車体側バッテリーにUSB電源ソケットを接続してハンドル近くに引くのが最善策だ。

テストと個人使用で約20種類のスマホマウントを使ってきたが、気に入っているのがテックマウント社の製品。「Tグリッパー」と呼ばれるホルダー部は左右のアーム2本だけでスマホを挟む構造で、上下のホルダーやスマホ着脱用レバー、ボタンなどが一切無いシンプルさが特徴。挟むだけなので脱落を危惧する人も居るだろうが、スプリングのテンションが強めなので走行中の風圧や振動程度で落ちる心配はない。

テストしたビルトインチャージャーはTグリッパー部に直流5V/2A出力の電源ソケットを内蔵。マイクロUSB、USBタイプC、ライトニングという3種類のケーブルが付属しているから、どんなスマホにも給電できる。

車体側バッテリーとの接続ケーブル長に余裕があり、コネクター部も感心するほど頑丈な作り。別売のハンドルバーに取り付けるクランプのほか、ステアリングステムに差し込むマウントなども豊富に揃っていて、好みの位置にすっきり確実に取り付けられることもテックマウントの魅力だ。

画像: シンプルな構造ゆえにスマホをマウントしていないときもスッキリとしたフォルム。台座の下側に見えるのがUSB電源の出力ポートだ。

シンプルな構造ゆえにスマホをマウントしていないときもスッキリとしたフォルム。台座の下側に見えるのがUSB電源の出力ポートだ。

スマホとの接続用に、マイクロUSB、現在の主流になっているUSB-C、iPhone用ライトニングのケーブルが付属。安物のケーブルとは違って確実に充電できる。

画像: 2A出力で給電できるため、ナビアプリを常時表示してもバッテリーは減らない。USB出力なのでインカムなどの充電もできる。

2A出力で給電できるため、ナビアプリを常時表示してもバッテリーは減らない。USB出力なのでインカムなどの充電もできる。

画像: 左右からガッチリと挟み込む構造。装着可能なスマホの幅は約55㎜〜100㎜。スマホ着脱時は左右のアームを押し開くだけ。

左右からガッチリと挟み込む構造。装着可能なスマホの幅は約55㎜〜100㎜。スマホ着脱時は左右のアームを押し開くだけ。

画像2: 充電器付きなのにコンパクトなスマホホルダー|テックマウント「TECHグリッパー ビルドインチャージャー」を使ってみた!

テスター太田安治の欲張りリクエスト

テックマウントの製品はシンプルな構造で使いやすく、頑丈さにも定評あり。これといった不満はないから、この路線をキープしたままラインアップを増やしてくれれば満足です。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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