趣味としてバイクを楽しんでいる人なら誰でも一度は憧れるであろう、ガレージライフ。本格的なものは予算的にもスペース的にも難しい……なんて考えていた人、諦めないで! たった一日で設置できる簡易ガレージを紹介しよう。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

デイトナ「モーターサイクル簡易ガレージ MC HOUSE」|テスト&レポート

画像: DAYTONA モーターサイクル簡易ガレージ MC HOUSE 税込価格:5万5000円(幅1.7m仕様)/4万4000円(幅1.3m仕様) サイズ: 幅1.7m(1.3m)×奥行き2.6m×高さ2.2m カラー:グレー

DAYTONA モーターサイクル簡易ガレージ MC HOUSE

税込価格:5万5000円(幅1.7m仕様)/4万4000円(幅1.3m仕様)
サイズ: 幅1.7m(1.3m)×奥行き2.6m×高さ2.2m
カラー:グレー

整備もできるドームテント型ガレージ

オートバイ保管の理想はシャッター付きガレージ。とはいえガレージ付きの住居は少なく、後からしつらえるには費用の問題がのしかかる。そこで紹介するのがデイトナのMCハウス。スペースさえあれば簡単に設置できる手軽さが特徴だ。

幅(間口)は1.7m仕様と1台用の幅1.3m仕様があり、奥行きの2.6mと高さ2.2mは共通。大型バイクが楽々と収まり、中では普通に立って歩ける余裕がある。

組み立ては厚さ1.7mm、外径22mmのスチールパイプを連結部にボルト10mmのボルト/ナットで留め、骨格ができあがったら設置場所に付属のペグまたは市販のコンクリート用アンカーボルトを使って固定。最後にポリエステル製の幌を被せ、骨格に紐で結ぶという手順。今回は地面への固定は行わなかったが、幅1.7m仕様の完成まで僕とカメラマン、モデルの平嶋さんの三人がかりで約50分。地面固定まで行っても2時間程度だろう。作業自体は簡単だが、フレームを支えながらボルトを留めるので作業には最低二人必要になる。

剛性の高いフレームにより、グラつきはない。風速20m以上では幌を外すことが推奨されているが、地面へにしっかり固定しておけば風速30m程度までは大丈夫そうな印象だ。ちょっとしたメンテナンスもMCハウス内でできるから、設置場所がある人は検討してみてはどうだろう。

画像: 組み立てに必要な工具は10mmのスパナまたはラチェットレンチのみ。18カ所のボルト/ナットを締めるので、電動ドライバーを使うと作業が楽だ。

組み立てに必要な工具は10mmのスパナまたはラチェットレンチのみ。18カ所のボルト/ナットを締めるので、電動ドライバーを使うと作業が楽だ。

画像: 今回はふだん軽自動車を停めている駐車スペースに仮組み。重量は約45kgあるが、二人居れば組んだまま移動することもできる。

今回はふだん軽自動車を停めている駐車スペースに仮組み。重量は約45kgあるが、二人居れば組んだまま移動することもできる。

画像: 大型バイクとオフロード車を入れても余裕たっぷり。高さがあるので出し入れ時にかがむ必要もない。

大型バイクとオフロード車を入れても余裕たっぷり。高さがあるので出し入れ時にかがむ必要もない。

画像: 幅1.7m仕様ならメンテナンス作業を行っても窮屈さはない。寒風や直射日光を気にせず、しかも夜でも雨でも自宅で作業できる。

幅1.7m仕様ならメンテナンス作業を行っても窮屈さはない。寒風や直射日光を気にせず、しかも夜でも雨でも自宅で作業できる。

画像: 夢のガレージライフを気軽に実現! デイトナの「モーターサイクル簡易ガレージ MC HOUSE」を徹底解説

テスター太田安治の欲張りリクエスト

通気性を確保する窓も着いているので整備スペースとしても使える。心配は台風なみの強風を受けたときだから、幌の着脱が簡単に行えるといい。入り口下部の左右を平板で連結できれば、さらに剛性が上がりそう。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

This article is a sponsored article by
''.