2021年11月2日、カワサキがYouTubeの公式チャンネルに1本のティーザー動画を公開した。

Z1のデビューから50年、アニバーサリーモデル登場の予感!

画像1: 祝!Z生誕50年。 www.youtube.com

祝!Z生誕50年。

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「祝!Z生誕50年。」と題した動画は、21秒という短いものだ。初代Z1の特徴的なサイドカバーのクローズアップ映像に、Zらしいグラフィックと組み合わせた「Z50th」というロゴがオーバーラップ、さらに「#Z50thCelebration」というハッシュタグ、そして「Coming in 2022」という文字が浮かび上がる。そして説明テキストには、「来る2022年はZ生誕50年目に当たります。Youtubeでは、Zの歴史を皆様に紹介して行きたいと思います」という短いメッセージのみ。

2022年はカワサキZシリーズの始祖であるZ1のデビューから50周年を迎える。これに合わせ、Z系の新しいモデルを用意していることを示している動画だと思われる。

10月には川崎重工から分社化した「カワサキモータース」が発足。これに合わせて水素燃料やハイブリッドなど、近未来の二輪も避けて通れないカーボンニュートラル化へ向けた最新技術を公開するなどの活発な動きを見せている。そんな中でカワサキモータースの伊藤浩社長が、メグロK3W800Z900RSのような「カワサキの伝統を受け継ぐモデルを今後も投入する」と発言していることも、その傍証となるだろう。

それは、Z900RSをベースにしたスペシャルモデルであることが予想される。素直に考えれば、初代Z1の「火の玉カラー」を纏ったモデル? しかし、すでに欧州仕様の初期型Z1のカラーとオーリンズ製リアサスを備え、来春発売と発表された上級版の「Z900RS SE」が存在していることを考えると、単なる色違いとは考えにくいような気もする。果たしてどんなモデルが登場するのか? 期待して発表を待ちたい。

文:小松信夫

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