タイヤの空気はガソリンスタンドやショップで行っているという人も多いが、自宅で行うのはそんなにハードルが高いものではない。今回紹介するキジマの製品はコンパクトで携行性が高く、自転車やクルマにも使えるため、一家に一台あると重宝するだろう。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

キジマ「スマートエアポンプ」|テスト&レポート

画像: KIJIMA スマートエアポンプ JP01 税込価格:7,920円

KIJIMA スマートエアポンプ JP01

税込価格:7,920円

軽量コンパクトな充電式エアポンプ

オートバイの走行性能を支える最重要パーツがタイヤ。摩耗やひび割れで劣化したタイヤは論外だが、ハンドリング、乗り心地、加速/減速、燃費、ライフなど、タイヤ全般の性能に大きく左右するのが内圧(空気圧)だ。使用頻度に関わらず月に1回は点検すべきだが、手押しや足踏みのポンプでエアを入れ、エアゲージを使って目標値に合わせる作業を面倒に感じる人も多いだろう。

キジマのスマートエアポンプは2000mAh容量・7.4Vの電池と最高圧力150PSIの電動ポンプ、PSI、BAR、KPA、kgf/㎠の4種類の単位に切り替えられるデジタルディスプレイを1ボディにまとめ、空気圧を手軽に調整できる実用アイテム。同じコンセプトの製品は他にも多数くあるが、本体が155mm×63mm×39mm・428gと軽量コンパクトなことが最大の特徴だ。

YZF‐R25のフロントタイヤ(110/70‐17)の内圧が150KPAから指定空気圧の200KPAになるまでを計測したところ約1分15秒。ガソリンスタンドやプロ用のタンク付きコンプレッサーに比べると時間が掛かるが、セットした内圧に達すると自動的に止まるので手間いらず。日常点検用としてはまったく不足のない性能を持っている。

オートバイのタイヤだけではなく、自動車、自転車、浮き輪、ボールにも使えるから、一台あると便利だ。


画像: 長さ約155mmのホースが本体内に収納できるので携行性がいい。表示されている数値は上段が現在の空気圧で、下段が設定値。

長さ約155mmのホースが本体内に収納できるので携行性がいい。表示されている数値は上段が現在の空気圧で、下段が設定値。

画像: 本体上部にLEDライトがあり、暗い場所でもバルブとホース部を明るく照らし出せるので確実に接続できる。

本体上部にLEDライトがあり、暗い場所でもバルブとホース部を明るく照らし出せるので確実に接続できる。

画像: スクリーンタッチボタン式ディスプレイ採用で表示単位の切り替えや目標値設定がスムーズかつ確実に行える。スイッチを入れると充填が始まり、設定値に達すると自動停止する。

スクリーンタッチボタン式ディスプレイ採用で表示単位の切り替えや目標値設定がスムーズかつ確実に行える。スイッチを入れると充填が始まり、設定値に達すると自動停止する。

画像: 自宅でもツーリング中でも使いやすい充電式の電動空気入れ|キジマ「スマートエアポンプ」はバイク・車・自転車・浮き輪にも対応

テスター太田安治の欲張りリクエスト

オートバイのエアバルブはストレートタイプがほとんどなので、エアホース先端に60度~90度程度の角度が付いているとバルブとホースの着脱が楽になるはず。収納式ホースは便利だが、もう少し長いと使いやすい。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

画像: 充電式の電動空気入れ "SMART AIR PUMP"(スマートエアポンプ)の紹介動画 www.youtube.com

充電式の電動空気入れ "SMART AIR PUMP"(スマートエアポンプ)の紹介動画

www.youtube.com

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