下着やシャツは毎日洗うのがあたりまえなのに、ヘルメットの内装を都度洗濯している人は少ない。最大の理由はやはり手間がかかることだろう。スイッチひとつで消臭・乾燥を行える便利なアイテムを紹介しよう。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:国友愛佳

デイトナ「ヘルメット消臭機 RE:MET」(リメット)テスト&レポート

DAYTONA RE:MET

メーカー希望小売価格:税込9,988円
カラー:ブラック、ホワイト
サイズ:幅215×奥行き265×高さ110mm
重量:760g

乾燥&消臭でヘルメット内装をケア

着用中のヘルメット内側は内装スポンジに汗がしみ込み、排ガスとホコリも付着する。その状態で高温多湿な環境に置かれれば雑菌が繁殖し、悪臭を発生するのは当然のこと。内装を外して洗濯するのがベストな対処法だが、頻繁に洗濯するのは面倒だし、内装を外せないヘルメットもある。ならば着用後に素早く乾燥させて臭いの発生を抑えるほうが現実的、と開発されたのがデイトナから発売されている『リメット』だ。

ヘアドライヤーのように風を送るだけではなく、内蔵ユニットから発生するプラズマイオンがアンモニア臭と硫化水素臭を消し、カビも抑制してくれることが特徴。リメットを使った場合、アンモニアと硫化水素は2時間ほどで激減するデータが出ているから、帰宅したら2時間タイマーを掛けて載せておけばいい。

炎天下のロケで汗だくになったフルフェイスで試したが、予想より早い30分程度で乾いた。動作中にモーターとファンのノイズは出るものの、ヘアドライヤーほど高回転ではないから騒々しくは感じなかった。

消費電力は風量を「強」にした場合でも7.6W。USB電源仕様なのでモバイルバッテリーでも駆動できるが、日常的に使うならDC5V/2A以上のUSBアダプターを使った方がいい。清潔さを心がけているライダーなら間違いなく満足できるアイテムだ。


画像: ファンとの位置関係が判りやすいようにオープンフェイスを置いて撮影したが、もちろんフルフェイスも使用可能。操作も簡単だ。

ファンとの位置関係が判りやすいようにオープンフェイスを置いて撮影したが、もちろんフルフェイスも使用可能。操作も簡単だ。

画像: 本体底面に収納されているグローブ用アタッチメントをファンのガード部分に差し込めむことでグローブ消臭機に早変わり。

本体底面に収納されているグローブ用アタッチメントをファンのガード部分に差し込めむことでグローブ消臭機に早変わり。

画像: ヘルメットを清潔に保つ消臭機 デイトナ「リメット」をレビュー|プラズマイオン&大風量の効果はいかほどか?

テスター太田安治の欲張りリクエスト

機能的には充分で、価格も割安感あり。平面に置くタイプだけではなく、壁に掛けて使えれば玄関周りのスペースを有効に使えそう。片側ずつでいいから、シューズを乾燥させられるアタッチメントも欲しい。

画像: 【動画】ヘルメットを清潔に! 気になる臭いにプラズマイオン ヘルメット消臭機! デイトナ! ライド ア バイク!! DAYTONA RIDE A BIKE www.youtube.com

【動画】ヘルメットを清潔に! 気になる臭いにプラズマイオン ヘルメット消臭機!
デイトナ! ライド ア バイク!! DAYTONA RIDE A BIKE

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文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:国友愛佳

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