近ごろ街中を走るバイクでもよく見かけるようになった極小LEDを採用したカスタムウインカー。そのメリットとは何なのか。キジマから発売されている「Nano」シリーズを試してみた。
文:太田安治/写真:関野 温/モデル:平嶋夏海

キジマのウインカーランプ「Nano」シリーズをテスト&レポート

画像: KIJIMA ウインカーランプ Nano シリーズ シングル:税込価格13,200円 コンビ:税込価格17,600円 「シングル」はウインカー機能のみ、「コンビ」はテールランプの機能も搭載

KIJIMA ウインカーランプ Nano シリーズ

シングル:税込価格13,200円
コンビ:税込価格17,600円

「シングル」はウインカー機能のみ、「コンビ」はテールランプの機能も搭載

「豆サイズ」でも輝度抜群!

LEDの普及で灯火系のデザイン自由度が広がり、凝った造形の車種が増えた。続いてLED採用率が急増しているのがウインカー。高輝度LEDの使用で保安基準適合・車検もOKとあって、手軽なカスタムパーツとして注目されている。

カスタムパーツを幅広く手がけるキジマはウインカーだけでも数十種類を展開中で、超小型『Nano』シリーズは、ウインカータイプとウインカー/テールランプ/ストップランプを兼ねたコンビタイプがある。ここでは既存のブラック仕様に追加されたたメッキ仕様を装着した。

取り付けネジ径はM6、ピッチが1.0で、長さ10mm。バックミラーの基部に挟み込むタイプとナンバープレート左右に取り付けるタイプの専用ステーが別売オプションとして用意されているから車体への取り付けは簡単。配線は純正ウインカーのケーブルと差し替え、または分岐させるだけ。リレーが必要な車種もあるので購入前にチェックしておこう。

驚くのはその明るさ。電球タイプのウインカーが頼りなく感じ、純正装着のLEDウインカーと比べても明るいほど。消費電力は僅か1.5W程度でバッテリーの負担も減る。クルーザー系のカスタマイズに合ったデザインだが、スーパースポーツモデルをレーサールックに仕立てる際にも、転倒でウインカーにダメージを受けやすいオフロード車にも合いそうだ。


画像: ボディはアルミダイキャスト製で、ウインカータイプは9.8mm×9.8mm×14.2mm・重量約5g。コンビタイプもほぼ同寸で重量約6.5g。常識破りの小型軽量ボディだ。

ボディはアルミダイキャスト製で、ウインカータイプは9.8mm×9.8mm×14.2mm・重量約5g。コンビタイプもほぼ同寸で重量約6.5g。常識破りの小型軽量ボディだ。

画像: 純正のLEDウインカーと同時点灯させた状態。Eマーク取得済みの車検対応品だが、取り付ける位置(高さや左右の間隔など)によっては車検不合格になるので注意すること。

純正のLEDウインカーと同時点灯させた状態。Eマーク取得済みの車検対応品だが、取り付ける位置(高さや左右の間隔など)によっては車検不合格になるので注意すること。

画像: コンビランプはテールランプとしての機能にウインカーとブレーキランプ機能を併せ持つ。ナンバープレート用ステーを使えば車種を問わず簡単に取り付け可能だ。

コンビランプはテールランプとしての機能にウインカーとブレーキランプ機能を併せ持つ。ナンバープレート用ステーを使えば車種を問わず簡単に取り付け可能だ。

画像: CB400SBの純正ウインカーと並べると、その小ささと明るさは一目瞭然。見た目をスッキリさせることが主目的のパーツだが、転倒時の壊れにくさ、空気抵抗軽減というメリットもある。

CB400SBの純正ウインカーと並べると、その小ささと明るさは一目瞭然。見た目をスッキリさせることが主目的のパーツだが、転倒時の壊れにくさ、空気抵抗軽減というメリットもある。

画像: 極小LEDウインカーでバイクをスタイリッシュにカスタム! 転倒時の破損防止も期待できるキジマ「Nano」シリーズ

テスター太田安治の欲張りリクエスト

専用ステーを使えば装着も簡単だが、ネジ部分を無くし、両面テープで貼り付けるタイプがあればカウル回りにも装着しやすい。バリエーションとしてフロント用ポジション/ウインカー兼用タイプはどうでしょう?

文:太田安治/写真:関野 温/モデル:平嶋夏海

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