雑誌などに多く記録が残るMFJの公認レースやJNCCと違い、ハードエンデューロはなかなか過去の文献というものが存在しない。さらにCGCやG-NETが創立される以前は地方の草レース的なものがメインとなっており、人づてで情報を集めるしかその歴史を知る方法はなかった。

しかし実は、有志の手によるフリーペーパーWONET(WEST OFFROAD NETWORK)NEWSというものが発刊されており、その延長線上に、いま発刊されているG-NETのフリーペーパーがあるのだ。

この度、九州の老舗バイクショップであり、G-NET2020チャンピオン水上泰佑の生家でもあるダートバイクZIMや、CGCのナカノヒトことredman氏など様々な方のご厚意により、その貴重な歴史的書物をPDF化、公開することができた。

画像1: WONETからG-NETへ〜日本ハードエンデューロの歴史がわかるフリーペーパーが公開

恥ずかしながらWONETの読み方はずっと「ウーネット」だと思っていたのだが、「ウオネット」が正式なのだろうか。1994年というだけあって、写真からもその古さが伺える。

PDF化できたのは1994年発行(!?)の初号と2006〜2008年のWONET時代のもの、さらに2011、2012、2014、2017、2020年のG-NETになってからのもの。

画像2: WONETからG-NETへ〜日本ハードエンデューロの歴史がわかるフリーペーパーが公開

2006年の冊子でレースのリザルトを見てみると、藤田貴敏や河津浩二、原田健司、池町佳生といった名前をみることができる。水上泰佑もすでに参加している。

画像3: WONETからG-NETへ〜日本ハードエンデューロの歴史がわかるフリーペーパーが公開

貴重な平成18年のサバ広の模様が収録されている。

ちなみに2019年以降は僕が制作として携わらせていただいていて、現在絶賛配布中の2021年のフリーペーパーも来年にはここに仲間入りさせてもらえると思うと、感慨深いものがある。閲覧は下記G-NET公式ホームページの下の方から!!

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