川崎重工業の社内公募制度「ビジネスアイディアチャレンジ」から生まれた電動3輪モビリティが「noslisu(ノスリス)」。本格的な事業化を目指し、5月12日からはクラウドファンディングを使った先行の限定発売も開始されるそうですが、そもそもノスリスって何?という人も多いと思います。ということで、早速実車を見て、触って、ちょっと乗ってみましたのでレポートします!

誰でも気軽に乗れる新感覚モビリティ!

画像1: 誰でも気軽に乗れる新感覚モビリティ!
画像2: 誰でも気軽に乗れる新感覚モビリティ!

ノスリスとは「私たちは自由だ」という意味のラテン語の頭文字をつなげたもの。その名の通り、自由自在に街を駆け、人々の暮らしを支える新世代の移動手段を目指したものです。見ての通り、前2輪、後1輪の3輪サイクルで、EVモデルの「NA-01」と電動アシスト付き自転車の「NB-01」の2タイプをラインアップしています。

自立可能な独自の構造で安定感、安心感は抜群!

画像1: 自立可能な独自の構造で安定感、安心感は抜群!

まずはEVモデルの「NA-01」を見てみましょう。ペダルの付いた自転車スタイルですが、このNA-01はスロットルレバーを備え、ペダルをこがなくても自走できるEVトライク。トラック幅(前2輪のタイヤの中心線の間隔)の関係で、原付ではなくミニカー扱いとなるため、運転には普通自動車免許が必要となります。

画像2: 自立可能な独自の構造で安定感、安心感は抜群!

最大の特徴はこのリーン機構。バイクのように、車体をバンクさせてのコーナリングが可能で、抜群の安定性を誇ります。ちなみにリーン角は最大20度、舵角(ハンドルを切った際にタイヤが動く角度)は30度に設定されています。前2輪の間には荷物カゴも備わっています。

画像3: 自立可能な独自の構造で安定感、安心感は抜群!

リーン機構自体にストッパーが備えられているほか、このような、ディスクブレーキのような構造をしたロック機構も備わっているので、荷物の積載などで重心がよほど傾いてしまわない限り、基本的に自立可能。転倒のリスクがとても少なく、走破性も高いのが特徴です。

今回試乗してきたのは市販直前のプロトタイプ。市販版は、モーター出力約500W、最高速度約40km/h、航続距離は満タン充電で50km程度を想定しています。

画像4: 自立可能な独自の構造で安定感、安心感は抜群!

そしてこちらが電動アシスト自転車の「NB-01」。フレームの基本構成はEVと同じですが、こちらはトラック幅が若干狭く、舵角も40度となっており、フロントバスケットは上に移設されています。ただ、このバスケット、EVも同じなんですがフレームマウントとなっていて、ハンドリングが荷物の積載に影響されないのもポイント。

そう、ノスリスはカワサキのモーターサイクルを開発しているエンジニアが考えたモビリティで、随所にそのノウハウが込められているのです!

画像5: 自立可能な独自の構造で安定感、安心感は抜群!

こちらはモーター出力約250W。電度アシストの出力は5段階(試乗車の場合)から選ぶことができ、航続距離は満タン充電で50~70km程度を想定しているそうです。

バイクのような車体のしっかり感で爽快に走れる!

画像: 私(フト松)の走りがお見苦しいので、カワサキの方の走行シーンをどうぞ。これはEV車のNA-01。

私(フト松)の走りがお見苦しいので、カワサキの方の走行シーンをどうぞ。これはEV車のNA-01。

EV、電動アシスト付き自転車の両方に試乗もしました!さすがモーターサイクルの技術者が造っただけあって、どちらも車体がビシッとしていて安心感があります。車体をリーンさせて曲がる感覚はバイク乗りにはなじみのあるもの。EV版のNA-01は想像以上に速く走れて、とても爽快でした。

画像: こちらは電動アシスト付き自転車のNB-01。

こちらは電動アシスト付き自転車のNB-01。

電動アシスト付き自転車のNB-01も、出力を大きくするほどに、ひと漕ぎで生まれるダッシュが強力になります。ハンドルが想像以上に大きく切れるので、小回りやUターンもラクラク。予想していたよりずっと軽快で、これなら街でもスイスイ走れそうです。

発売は5月12日、クラウドファンディングで各50台限定!

画像: 発売は5月12日、クラウドファンディングで各50台限定!

このノスリスは5月12日(水)10時から、クラウドファンディングの「マクアケ」で限定販売されます。価格はEV版のNA-01が税込32万円、電動アシスト付き自転車のNB-01が税込27万円。いずれも50台の限定販売です。気になる人は、まずは公式HPを見て、詳細を確認してみましょう!

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