2021年2月5日、ハスクバーナ・モーターサイクルズ・ジャパンが日本国内で販売する2021年モデルを発表した。その中でも注目は、新たに導入される「スヴァルトピレン125」だろう。

ハスクバーナ・モーターサイクルズ「スヴァルトピレン125」概要

画像: Husqvarna Motorcycles Svartpilen125 総排気量:125cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 シート高:835mm 車両重量:約146kg(燃料除く) メーカー希望小売価格:税込53万9000円

Husqvarna Motorcycles Svartpilen125

総排気量:125cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:835mm
車両重量:約146kg(燃料除く)

メーカー希望小売価格:税込53万9000円

モダンスタイルのスクランブラーに125cc版追加

スヴァルトピレンは、単気筒エンジンを搭載するハスクバーナ・モーターサイクルズのロードスポーツ・ビットピレンがベース。その洗練された軽快なフォルムに、ブロックタイヤなどオフロード車的なテイストをプラスした、モダンなスタイルのスクランブラーというべき存在だ。

2020年まで日本向けモデルとしては、692.7ccエンジンを搭載したスヴァルトピレン701を筆頭に、373ccエンジンを搭載したスヴァルトピレン401、248.8ccエンジンを組み合わせたスヴァルトピレン250が存在していた。

今年新しくそのラインナップに加わる「スヴァルトピレン125」は、車名の通り搭載されるDOHC4バルブ・水冷単気筒エンジンの排気量を125ccとしたシリーズの最小モデル。とはいえ最高出力は15PSを発揮し、約146kgという軽量なボディをダイナミックに走らせることができる。

しかもスチール製のトレリスフレームを中心とする車体の基本構成、WP製前後サスペンションやバイブレ製ブレーキ、ボッシュ製ABSシステムといった主要パーツの多くが、上位モデルであるスヴァルトピレン401&250譲りというのが魅力。もちろん、ハスクバーナらしい上質な仕上げのシンプルで先進的なスクランブラースタイルもそのまま。

画像: ハスクバーナ・モーターサイクルズ「スヴァルトピレン125」概要

125cc化で扱いやすさが増したのに加え、原付2種ならではの低いランニングコスト、ハスクバーナ・モーターサイクルズの中で最廉価な税込53万9000円という価格設定も実現。気軽にハスクバーナの魅力を味わうのに最適な存在となりそうだ。

ハスクバーナ・モーターサイクルズ「スヴァルトピレン125」主なスペック・価格

ホイールベース1357mm±15mm
シート高835mm
車両重量約146kg(燃料除く)
エンジン形式水冷4ストDOHC単気筒
総排気量125cc
最高出力15PS/9500rpm
最大トルク12Nm/7500rpm
燃料タンク容量約9.5L
変速機形式6速リターン
タイヤサイズ(前・後)110/70-17・150/60R17
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格53万9000円(消費税10%込)

まとめ:小松信夫

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