まだまだ寒い日が続きますし、不要不急の外出は控えるべき時期。こんな時はバイクライフに関する知識を学んでおいて、思い切りバイクを楽しめる時に備えておきましょう!ということで、ワンポイントマナー講座、2回目は「上手な休憩のコツ」をご紹介します!

※使用している画像は緊急事態宣言以前に、3密を避けた環境下で撮影されたアーカイブから出典しているものです。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、不要不急の外出は避けましょう。やむを得ず運転する場合も、安全な運転を心がけましょう。

理想は1-2時間ごとに1回。こまめな休憩が吉

画像: 理想は1-2時間ごとに1回。こまめな休憩が吉

誰でも、オートバイに乗っていると気分が高揚するものです。いい調子だからもっと乗っていたい、長距離を走る予定だからリズムよく走れているうちに走行距離を稼いでおきたい、という気持ちも分かるのですが、ツーリングなどのロングランの際は、1-2時間おきくらいの間隔で、できるだけこまめに休憩を取るように心がけましょう。

こまめな休憩のメリット①:体調の維持

画像1: こまめな休憩のメリット①:体調の維持

オートバイという乗り物は手、足、腰など、全身を使ってマシンを操作するため、体をスムーズに動かす必要がありますし、集中力も求められます。長時間乗車していると、自分で思っている以上に体力を消費していたりしますから、こうした操作に必要なコンディションを維持するためにも、こまめな休憩は効果的です。

冬の時期であれば温かい飲み物や食事で体を温めたり、夏場であれば汗をかいた分水分を補給したりと、体調を整えてグッドコンディションで走ることも大切です。

画像2: こまめな休憩のメリット①:体調の維持

バイクから降りた際、または再び乗車する前に、手足のストレッチをしておくのも効果的です。クラッチやブレーキを多用する指や手首のストレッチや、長時間乗車で固まった肩や腰をほぐしてあげると、その後の疲労感も変わってきます。本格的なものでなくていいので、腕や腰を軽く回したり、ヒザの屈伸をしてあげるとベターです。

こまめな休憩のメリット②:車両のコンディション確認

画像1: こまめな休憩のメリット②:車両のコンディション確認
画像2: こまめな休憩のメリット②:車両のコンディション確認
画像3: こまめな休憩のメリット②:車両のコンディション確認

休憩のために停車したら、簡単なものでいいので、バイクの点検もしておきましょう。燃料の残量を確認するのはもちろんですが、荷物はしっかり固定できているか、ライト類はしっかり点灯するか、前後のタイヤがパンクしていないか、チェーンに異常はないか、車体に傷や破損部分はないかなどをチェックしておけば、万一の故障にも素早く対応できますし、トラブルを未然に防ぐことも可能です。さほど時間のかかるものでもないので、こまめにチェックする習慣をつけましょう。

こまめな休憩のメリット③:渋滞を回避したルート変更

画像1: こまめな休憩のメリット③:渋滞を回避したルート変更

高速道路を使ったツーリングなどの場合、SAやPAでこまめに休憩することで、行く先の道路情報を入手することができます。この先で渋滞があるとか、通行制限区間があるなどの情報を入手できれば、渋滞や通行止めを避けたルート変更も可能になります。

画像2: こまめな休憩のメリット③:渋滞を回避したルート変更

お友達や仲間とのツーリングの時は、あらかじめ休憩スポットを多めに設定して、休憩がてらこまめにルートの相談をするのも吉。渋滞を避けたルート設定だけでなく「そのルートを行くならこんな名所があるよ」といった情報交換もできますし、何よりみんなでワイワイすることで、楽しみもまた増えるものです。

休憩の際はマナーを守った駐車を心がけましょう!

画像: 休憩の際はマナーを守った駐車を心がけましょう!

休憩をする際は、できるだけ二輪用の駐輪スペースのあるSA、PA.、道の駅などを活用しましょう。駐車場に二輪専用パーキングスペースがない場合は、できるだけバイクを分散させず、近くにまとまって停めることで、他の利用者にも配慮してあげるとスマートです。

あと、ヘルメットを脱いだらすぐにマスクを着用するのもエチケットです。今はまだ不要不急の外出は控える時期ですが、バイクを楽しめる時期がやってきたら、マナーに気を付けて、安全運転でツーリングを楽しみたいですね。

写真:松川 忍、南 孝幸
モデル:梅本まどか

バイクライフのミニ知識、マナーを楽しく学ぼう!「ジャパンライダーズ検定」

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