台湾の二輪車メーカー・キムコがニューモデル「DT X360」を発表した。

スクーターの快適性、利便性をアドベンチャーにミックス

画像: KYMCO DT X360 総排気量:320.6㏄ エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 シート高:800mm 車両重量:194kg

KYMCO DT X360

総排気量:320.6㏄
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
シート高:800mm
車両重量:194kg

台湾のスクーターメーカー・キムコが11月26日に開催した、グローバルな新モデル発売イベント「TimetoExcite」。ワールドプレミアムの4車種が発表されたが、その中でも世界初の「アドベンチャークロスオーバー」マキシスクーターとして紹介されたのがDT X360だ。

画像1: スクーターの快適性、利便性をアドベンチャーにミックス

気軽に乗れてしかも快適、利便性抜群というスクーターという乗り物は、その誕生以来おもにシティコミータ用途で活用されている。しかしキムコは街でスクーターに乗る多くのライダーが、その利便性をあらゆる方向で利用したいと考えていると想定。

画像2: スクーターの快適性、利便性をアドベンチャーにミックス

キムコの半世紀以上にわたる歴史で積み重ねてきた技術とノウハウを活かし、冒険を楽しめるスクーター・DT X360が開発された。現在多くのライダーが注目している「アドベンチャークロスオーバー」というコンセプトを、長距離を快適に走ることができるマキシスクーターにミックス。

多くのライダーが望むアドベンチャー的なツーリングを、快適かつ自由に追求できるようにすることを狙ったもの。そのボディはオフロードバイク的な直立したプロポーションで、ダートでも安定してライディングできる幅の広いハンドルと、ライダーの視認性を向上させる高い着座位置が特徴のポジション設定が与えられている。

画像3: スクーターの快適性、利便性をアドベンチャーにミックス
画像4: スクーターの快適性、利便性をアドベンチャーにミックス

排気量320.6ccの4バルブ水冷シングルエンジンは28.8PSの最高出力を発揮。様々な路面状況で安定性を大幅に向上させるトラクションコントロールも装備する。軽量なホイールと、フロント14インチ・リア13インチサイズなアドベンチャー志向のオールラウンドタイヤも、荒れた路面を安定して越えられる走りを実現。

画像5: スクーターの快適性、利便性をアドベンチャーにミックス
画像6: スクーターの快適性、利便性をアドベンチャーにミックス
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スクーターには必須の装備である大容量のシート収納スペースをはじめ、USB充電ポート、車両へのアクセスを容易にするキーレスシステムや、機能的なカラー液晶メーターなど充実の装備類で、最新スクーターと同様の利便性を確保している。

画像8: スクーターの快適性、利便性をアドベンチャーにミックス

街中から走り出し、高速道路を快適に巡航して移動、目的地ではオフロードに分け入って楽しめる……そんな真のオールラウンドモデルを目指したという。現時点では発売時期や価格、日本への導入などに関する情報は明らかになっていない。

まとめ:小松信夫

キムコ「DT X360」の主なスペック

【全長×全幅×全高】2165×780×1290㎜
【ホイールベース】1545㎜
【シート高】800㎜
【車両重量】194㎏
【エンジン形式】水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
【総排気量】320.6㏄
【最高出力】28.8PS/7250rpm
【最大トルク】3.0kgm/5750rpm
【燃料供給方式】FI
【燃料タンク容量】12.5L
【変速機形式】Vベルト無段変速
【ブレーキ形式 前・後】ディスク・ディスク
【タイヤサイズ 前・後】120/80-14・150/70-13

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