2020年11月23日23時(日本時間)に、カワサキはアメリカでニューモデル5機種を一挙発表! ここでは「Z H2」の上級機種として誕生した「Z H2 SE」を紹介します!

「Z H2 SE」は最新の電子制御サスペンションを搭載し、ブレーキを強化

カワサキが米国および欧州で「Z H2 SE」を発表しました。日本でも2020年4月より発売されているスーパーチャージドエンジンを搭載したネイキッドモデル「Z H2」の上級機種となります。

画像: Kawasaki Z H2 SE (欧州仕様) 総排気量:998cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 最高出力:147.1kW(200PS)/11000rpm 最大トルク:137N・m(14.0kgf・m)/8500rpm シート高:830mm 車両重量:240kg

Kawasaki Z H2 SE (欧州仕様)

総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
最高出力:147.1kW(200PS)/11000rpm
最大トルク:137N・m(14.0kgf・m)/8500rpm
シート高:830mm
車両重量:240kg

排気量や出力・トルクは「Z H2」と同様。新たな排ガス規制ユーロ5にはもともと対応していたため、エンジンや吸気・排気システムに変更はない模様です。

「Z H2 SE」はサスペンションと、ブレーキがグレードアップしているのが特長となります。

サスペンションは、ショーワ製の最新型。「スカイフックテクノロジー」を組み込んだ新しい電子制御サスペンションを採用しています。

スカイフックテクノロジーとは、ばね上重量がフックで支えられているかのように安定した走行を実現する技術で、サスペンションの減衰力を調整、窪みや隆起からタイヤが受けるショックを吸収して最小限に抑えるというのが特長。

2020年9月末にカワサキは2021年型の「ヴェルシス1000SE」に、バイクで初めて搭載すると発表。「Z H2 SE」は2機種目となります。

前輪のブレーキキャリパーはもともとブレンボ製でしたが、いま最先端のスポーツマシンがこぞって取り入れているブレンボ「stylema」を採用。コンパクトな外形と高い冷却効果が魅力です。

また、合わせてフロントのブレーキホースとマスターシリンダーもグレードアップされました。

カラーは1色の設定。Z H2の2020年国内モデルと基調としている色はブラックとグリーンで同じなものの、グリーンの面積が増えており、新鮮な印象を受けます。

価格は米国では、19700ドル(換算値205万5695円)。Z H2は17500ドル(換算値182万6125円)。

差額はおよそ23万円ほど。国内で販売されているZ H2は、税込189万2000円。Z H2 SEが国内でも販売されるとしたら、税込212万円前後となりそうです。

まとめ:西野鉄兵

画像: New 2021 Kawasaki Z H2 SE | Feature Video | www.youtube.com

New 2021 Kawasaki Z H2 SE | Feature Video |

www.youtube.com

カワサキ「Z H2 SE」主なスペック(欧州仕様)

全長×全幅×全高2085×815×1130mm
ホイールベース1455mm
最低地上高140mm
シート高830mm
車両重量240kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量998cc
ボア×ストローク76.0×55.0mm
圧縮比11.2
最高出力147.1kW(200PS)/11000rpm
最大トルク137N・m(14.0kgf・m)/8500rpm
燃料タンク容量19L
変速機形式6速リターン
キャスター角24.9゜
トレール量104mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C (58W)・190/55ZR17M/C (75W)
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmダブルディスク・Φ260mmシングルディスク

This article is a sponsored article by
''.