クロスカブとスーパーカブでのキャンプツーリング積載方法を紹介するよ。というのも林道、釣り、紅葉とやたら要素てんこ盛りなキャンプツーリングに行ってきたんですよ。キャンプ報告の前に、まずはクロスカブとさまざまな積載方法、便利グッズを紹介しようかと。他では見れない貴重なアイテムもあるかもよ。

クロスカブにキャンプツーリング用品をてんこ盛りに積むのだ。

キャンプツーリングってどうしても荷物が増えがちですよね。あれもこれも持っていきたくなるし。というわけでダートフリークのODAさんと、SKTさんがクロスカブに色々積んできたので、積載方法をチェックしてみるよ。

なお、ODAさんとSKTさんが登場した釣りツーリングの模様はコチラ。

クロスカブ110スクランブラー改めツーリング

画像: クロスカブ110スクランブラー改めツーリング

まずは黄色いクロスカブ。この車両、見たことある人も多そう。webオートバイでもちょいちょい登場してるもんね。

ダートフリークが提案する、オフテイストを強化したクロスカブ110スクランブラー。シュッとした感じに見えるのは、オフロードサスペンションキットで前後30mm車高アップしてるのよ。足長さんだね。

なんだけど、今回はさらに仕様変更して、さらにツーリングテイストを高めたもの。いわばクロスカブ110ツーリング。ここでしか見られないスペシャル仕様だぜ。

なので、あえてクロスカブ110ツーリングと呼称させていただきます。カスタムポイントなんかの詳しくは、落ち着いたらまた記事で紹介するね。

今回は、釣りでも大活躍してくれたダートフリークのODAさんがライド。

クロスカブ110

画像1: クロスカブ110

こちらは前回も登場したSKT氏の愛車。黄色と同様JA45。前回と比べるとちょこちょこ仕様変更してる。何気にタイヤも新品なのよ。

リアへの積載はこんな感じ

クロスカブ110ツーリング

木箱(ダートフリークによる開発試作品)をキャリアに固定。さらにその上にKAPPAの防水バッグ(容量50L)を搭載している二階建て。

つか、この箱いいね。まだ開発中のアイテムなので、これまた本邦初公開かと思われます。テント設営後には防水バッグをテントにしまっといて、箱だけですいすい移動できるぜ。しかも見た目が可愛い。

画像1: クロスカブ110ツーリング

ちなみに上にのっかってるKAPPAの防水バッグ。さすがの容量50L。めちゃめちゃたくさん入ってびっくりした。固定も簡単そうだし、これはアリですな。二段積みには可能性をとても感じる。

サイドには同じくKAPPAのサイドバッグ(容量16L/片側)。デルタのアップマフラーを装着してるけど、サイドバッグサポートを使ってるので干渉もなくて安心安全。
片側だけで16L。つまり両側合計32L。さらに拡張すると片側25Lの両側50L。なにげに収納力凄い。

画像2: クロスカブ110ツーリング

小型のカセットコンロが箱ごと入る収納性。強い。

画像3: クロスカブ110ツーリング

反対側にはロッドホルダー。これは売り切れ続出な人気ロッド、エッグキャストソフティーですな。ハゼクラに行く気概を感じるぜ。

で、こっちのサイドバッグには釣り関連グッズをまとめてあるのよ。用途で収納場所を決めておくと色々楽よね。

画像4: クロスカブ110ツーリング

クロスカブ110

赤のクロスカブでは、KAPPAのリアボックスK39(容量39L)をカビィ製「超大型リアキャリアフラットタイプ」の後方に取り付け。

画像2: クロスカブ110

カブプロとかのプロキャリアって、後端がくいっと上がっててフラットじゃないのよね。だからこんな風にはつけれない。それを可能にしたのが、カビィのこの大型フラットキャリアなのです。
一言でいうと平らなプロキャリア。おかげでボックスのマウントベースも余裕をもって装着できるのだ。

で、上に乗っかってる箱はKAPPAのモノロックケース。K39という名前はきっと容量39Lからですな。ちなみに税別11000円でベースプレートも付属するという、お買い得商品。初めてのトップケースとして良いんじゃない、これ。
ベースプレート自体はでかくないので、ノーマルのキャリアでも余裕で装着可能。

じゃあ、なんでこんなに後ろ寄りに付けてるかってというと、前方にテントを括り付けたいのね。乗車時の背中の余裕を作ると同時に、キャンプ用品の中でも比較的かさばるテントをうまいこと分けてパッキング。着いたらすぐ展開するし、これなかなか賢いでしょ。

サイドバッグは黄色と同様、KAPPAのアルファサイドバッグ。DELTAのアップマフラーがついてるので、もちろんサイドバッグサポートは必須。

サイドバッグサポートなんてなんでも一緒に思えるけど、DRCのサイドバッグサポートは、アップマフラーにもダウンマフラーにも対応してくれる優れもの。
アップマフラーモードでは、キャリアの端っこから計測して76~96mmの間で固定位置を調節可能。ダウンマフラーモードなら左右ともリアキャリア端から16mmで固定される。とりあえずこれ買っとけば間違いない万能選手。

画像3: クロスカブ110

カブのキャリアってシート側に持ち手みたいなのついてるんだけど、後ろ目に座った時に気になるって場合も。なので、ウレタンを巻いて違和感をなくす工夫。

画像4: クロスカブ110

スーパーカブ90

ついでに自分のカブ90も。いつも通りIGAYAのキャンプツーリングシートバッグ(容量50~64L)。後ろに括り付けてるのは防寒着。服って意外とかさばるのよね。

あと、今回は釣り具があるので、デグナーの防水サイドバッグ(容量12L)にまとめておきました。

画像: IGAYAとシートの間に三脚括り付けてるけど、キャリア後部にまだ余裕があるのだ。

IGAYAとシートの間に三脚括り付けてるけど、キャリア後部にまだ余裕があるのだ。

そうそう、今回はプレスキャリアを装着してみました。でも普通のプレスキャリアじゃなくて、カビィさんの「超大型リアキャリアフラットタイプ」にしてみた。ところが、赤クロスカブにもついててめちゃびびった。世間狭いです。

さておき。後ろがフラットなのでめちゃ使いやすくて夢が広がる。
しかもベースは純正なので、強度もバッチリだぜ。

赤のクロスカブについてるのは、カブプロに採用されてるプロキャリアがベース。こいつはプレスカブに採用されてるプレスキャリアがベース。荷台寸法はほぼ一緒だけど互換性は、ない。ややこしいね。

画像: わらっちゃうほど広くなる。

わらっちゃうほど広くなる。

お次はフロント側

クロスカブ110ツーリング

DRCアルミフロントキャリアで積載性アップ。あとZETAのアドベンチャーウインドシールドは、走行時に快適なだけでなく、スクリーンのベース部分がミリバー径なので、そこに色々装着できる逸品。詳しくは後程。

画像5: クロスカブ110ツーリング

クロスカブ110

こちらも仕様はほぼ同様。あ、ナックルガードが違うわ。
アルミフロントキャリアに簡単な工具とダウンシュラフを積載。ダウンシュラフは濡れたら終わりなので、防水袋に入れた方が良いと思いますよ、僕は。

画像5: クロスカブ110

スーパーカブ90

カビィの旅キャリアにソロティピとチェアを装着。見た目がかわいいから、ついついフロントに荷物つけたくなっちゃうのよね。

画像1: スーパーカブ90

スマホのマウント方法はこんな感じ。

クロスカブ110ツーリング

今どきのツーリングといえばやっぱスマホナビは重要な要素だと思うんですよ。
ZETAアドベンチャーウインドシールドはこんな風にスマホベースに活用。SPコネクトで簡単ガッチリ装着だぜ。

画像6: クロスカブ110ツーリング
画像7: クロスカブ110ツーリング

クロスカブ110

こちらもアドベンチャーウインドシールドにマウント。マウントするのは、デイトナのスマートフォンホルダー3。三本爪でがっちりロックだぜ。

画像6: クロスカブ110

スーパーカブ90

画像2: スーパーカブ90

ちなみに若林はRAMマウント&クアッドロック。振動吸収性と自由度の高いRAMマウントに、スマートなクアッドロックの組み合わせ、最高です。

キャンプツーリングならではの便利装備

クロスカブ110ツーリング

ピボット機構によって転倒のダメージを抑えるZETAピボットブレーキレバー。見た目もカッコ良い。しかもですよ、純正レバー同様パーキングブレーキ機構が使えるのよ。ツーリングでもなにかと便利なのよね、パーキングブレーキ。

黄色のクロスカブは、オフロードサスペンションキットによって、前後サス長が30mmあがってるのよ。なのでDRCの+30mmロングサイドスタンドを装着してるんだけど、これが実に優れもの。

ベースプレートが純正の1.5倍のサイズになってるので柔らかい土や芝生でも埋まらないのよ。
サイドスタンドもセンタースタンドも意外と埋まるからね。これがあると安心度アップ。

でもこれ、サス長がノーマルだったら使えないじゃん。
そういうときは下のサイドスタンドエクステンダー。

画像8: クロスカブ110ツーリング

クロスカブ

ぱぱらぱっぱっぱー。サイドスタンドエクステンダー。
これをつければ不安定な場所でもめっぽう快適。この手のパーツっていまいち名称が決まってない感があるけど、ダートフリーク的にはサイドスタンドエクステンダー。カッコ良くて便利だぞ。

画像1: クロスカブ

冬場のツーリングは手元が寒いよね。自分みたいな旧カブだったらハンドルカバーもアリだけど、オフテイストなクロスカブはやっぱハンドガードでしょ。
ベースはアドベンチャーアーマーハンドガード。ぶっちゃけこれだけでもカッコ良い。

とはいえ、棒だけだとガード性能はともかく防風性能は期待できないので、さらにスクードプロテクターを装着。これ、上下をひっくり返すことで、雨風から手を守る「アドベンチャーモード」と、スポーツライディング向きでスマートな「スポーツモード」を楽しめるってわけ。一粒で二度おいしいよ。

画像2: クロスカブ

ハンドルクランプに装着できるスマホバーマウント。ミリバーのベース部分はどれだけあっても困らないからね。

画像3: クロスカブ

最後はキャンプ用品をいくつか紹介。

キャンプマニアならぱっと見だけでわかるかも。そうオガワキャンバルのステイシーですよ。キャンプツーリングのテントとしては最高に人気で憧れの存在。デイトナコラボの特別モデルでさらにプレミアム感アップですよ。

画像1: 最後はキャンプ用品をいくつか紹介。

そもそもステイシーって凄い人気商品なのよ。シーズン中に売り切れちゃうくらい。もちろんデイトナ特別仕様もすごい人気で早くも入手困難。
なんだけど、ダートバイクプラスオンラインストアにはまだ在庫があるっぽい。探してた人は急いでチェックチェック。
※記事作成時の話なので売り切れてたらごめんなさい。

さらにデイトナが展開するキャンプアイテムシリーズのチェアとテーブルも。さすがに統一感あって良いね。

画像: 前室ひろーい。寝床もひろーい。

前室ひろーい。寝床もひろーい。

画像2: 最後はキャンプ用品をいくつか紹介。

あと、Twitterで「イワタニのジュニアランタン(廃盤)にPRIMUSのガラスグルーブを装着したカスタム」を見かけてですね、どうしても欲しくなったんですよ。
散々探してブックオフスーパーバザールでゲット。超嬉しい。

画像: かわいいでしょ。見つけたら買いですよこれは。

かわいいでしょ。見つけたら買いですよこれは。

ぶっちゃけ、キャンプも楽しいけど、キャンプ用品探してるときが最高に楽しいよね。

写真・文:若林浩志

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若林浩志/プロフィール

愛知の地方カメラマン。1973年生まれ。撮影は、バイクと料理とブツ撮りが好き。
所有バイクは、ホンダ・スーパーカブ90とヤマハ・TDR250。平成終盤にキャンプに目覚め、ネットで用品を買いまくる毎日。
趣味はamazonレビュワーランキング上げ。メルカリは飽きてきた。

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