公式サイトで先行公開され、話題沸騰中の新型CRF250Lですが、気になる詳細が11月13日に発表されました! いつ発売なのか?価格は?スペックは? 気になる情報を詳しくお伝えします。また、新型CRF250Lの実車もキャッチ!初出しの撮りおろし写真をたっぷりとお楽しみください!

発売日は12月17日、価格は59万9500円に決定!

画像1: 発売日は12月17日、価格は59万9500円に決定!

この姿をひと目見て「今度のCRFはスゴイ!」と感じた人も多いのではないでしょうか。新型CRF250Lのデザインは、レースシーンで大活躍するCRFシリーズのトップマシン、CRF450RWのイメージを再現したもの。熱い走りを予感させる「ホンモノ」のオーラが漂うフォルムです。

画像2: 発売日は12月17日、価格は59万9500円に決定!

従来型と比べて、新型はより「オフロード車らしい」フォルムだと感じる人も多いことでしょう。それもそのはず。新型CRFは前後のサスペンションストロークをたっぷり確保、これまでと同等の足着き性を確保しながら、最低地上高を大幅にアップさせており、その走破性は格段に高められているのです。

画像: Honda CRF250L (スタンダード) 税込価格:59万9500円 発売日:2020年12月17日

Honda CRF250L (スタンダード)

税込価格:59万9500円
発売日:2020年12月17日

画像: Honda CRF250L<s> 税込価格:59万9500円 発売日:2020年12月17日

Honda CRF250L<s>

税込価格:59万9500円
発売日:2020年12月17日

サスストロークと地上高を増やして走破性を大きく向上!

画像1: 写真は<S>

写真は<S>

従来型ではスタンダードと足つき性を向上した「タイプLD」を用意していたCRFですが、新型はシート高の低い方(830mm)をスタンダードとし、さらにサスペンションストロークをアップさせ、シート高を880mmとした本格オフローダー仕様の<S>を加えるというラインアップとしています。ちなみに価格はどちらも同じ59万9500円です。エンジン搭載位置を上げ、最低地上高は30mmもアップしています。

画像2: 写真は<S>

写真は<S>

事実上のローダウン仕様であるスタンダードも、従来型のLDに対して、シート高は同じ830mmとしながら、フロントで35mm、リアは50mmもサスストロークを延長。最低地上高も35mmアップの245mmとしていて、オフロードでの高い走破性をきちんと確保しているのも大きな魅力です。また、全車に標準のABSは前後2チャンネル式で、オフロード走行を想定して、リアはOFFにできる仕様となっています。

ABS車で4kgも軽量化!フレームは完全新設計、エンジンもリファイン

画像1: ABS車で4kgも軽量化!フレームは完全新設計、エンジンもリファイン
画像: 緑の部分が従来型。新型はスイングアームのたわみを積極利用して、しなやかさを向上させています。

緑の部分が従来型。新型はスイングアームのたわみを積極利用して、しなやかさを向上させています。

足回りだけでなく、新型CRF250Lはメカニズムのすべてが大きく変わりました!フレームは横剛性を25%も減らし、しなやかさを追求した仕様とし、サブフレームは溶接に変更。フレーム単体で2150gもの軽量化を果たしています。ほかにもボトムブリッジやスイングアームなど、様々なパーツを軽量化。車重はABS装着車でトータル4kg、ABS無しで比較すると、従来型よりなんと6kgもの軽量化となっているのです!

画像2: ABS車で4kgも軽量化!フレームは完全新設計、エンジンもリファイン
画像3: ABS車で4kgも軽量化!フレームは完全新設計、エンジンもリファイン

エンジンは従来型がベースではありますが、吸排気系を見直して主に高回転域でのパワー、低回転域でのトルクを増強、理想的なパワー特性を手に入れています。マフラーはサイレンサー内部のパイプ径を拡大して歯切れのいいサウンドを実現。今回からアシストスリッパークラッチも投入されました。

待望のLEDヘッドライト、多機能メーターと装備も充実!

画像1: 待望のLEDヘッドライト、多機能メーターと装備も充実!

新型CRF250Lは装備面も大きく進化しました!兄貴分のCRF450Lを思わせるフロントマスクには、待望だったLEDヘッドライトを採用。ライトの前後長を45mm短縮、ユニット重量も110g軽いものとして、軽快なフットワークを妨げることのないよう配慮されています。ウインカーもスリムなLEDです。

画像: メーター脇に見えるボタンはリアABSのキャンセルスイッチ。

メーター脇に見えるボタンはリアABSのキャンセルスイッチ。

また、メーターは今回ギアポジションインジケーターを追加!コレを待っていた人も多いのではないでしょうか。このほかにも燃費計やREVインジケーター、ストップウォッチ機能も加え、速度表示はオフロード走行時でも見やすいよう、文字を拡大するなど配慮されています。

画像2: 待望のLEDヘッドライト、多機能メーターと装備も充実!

シート形状は、ライダーが前後に荷重移動しやすいよう、フラットな形状としながらも、着座位置の幅やサイドカバーの形状をミリ単位で調整し、足つき性を妨げることなく、十分な地上高とサスストローク、ひいてはオフでの高い走破性を実現したもの。スタンダードの驚異的な足つき性のよさは、開発陣の情熱と努力の結晶でもあるのです。

画像3: 待望のLEDヘッドライト、多機能メーターと装備も充実!

いまや250ccクラスでは、新車で買える唯一の本格トレールとなってしまったCRF250Lですが、新型はファンの期待に十分応える、充実進化を果たしました。12月からの発売が待ち遠しいですね!詳細は月刊オートバイ1月号でもたっぷりお届けしますので、そちらもお楽しみに!

写真:柴田直行/まとめ:松本正雅

ホンダ新型「CRF250L」の主なスペックと価格

※ 《 》内は<s>タイプ

全長×全幅×全高2210×820×1160《2230×820×1200》mm
ホイールベース1440《1455》mm
最低地上高245《285》mm
シート高830《880》mm
車両重量140kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
総排気量249cc
ボア×ストローク76.0×55.0mm
圧縮比10.7
最高出力18kW(24PS)/9000rpm
最大トルク23N・m(2.3kgf・m)/6500rpm
燃料タンク容量7.8L
変速機形式6速リターン
キャスター角27゜30'
トレール量109mm
タイヤサイズ(前・後)80/100-21M/C 51P・120/80-18M/C 62P
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格59万9500円(消費税10%込)

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