ダカールラリーを知り尽くした男・三橋 淳が新型アフリカツインを満喫するこの連載企画。前回で北海道絶景探しの旅も無事終了!ということで、今回は三橋淳がアフリカツインに乗って出会った、たくさんの景色の中から、思い出に残る絶景ベスト5を振り返ってもらいましょう!来年の夏北海道に行こうかとお考えの方、絶景巡りの旅をしたい方、今回は必見ですよ!

※本編でご紹介している写真、動画等の撮影は、全て車両通行可能な場所で行っております。

今回の「北海道の絶景ベスト5」を振り返るにあたり、まずは三橋 淳がこの回のためにまとめた特別編の動画を是非ご覧ください!これからも、絶景紀行を随時動画でもご紹介しますのでお楽しみに!

さあ、それではランキングの発表です!

第5位 ノッカマップ岬

根室半島の付け根。納沙布岬の手前北側にある、小さな小さな岬。灯台があって風力発電があるだけのエリアだけれど、崖に沿って走ることができる珍しいエリアだ。

画像1: 第5位 ノッカマップ岬

距離はぐるりと一周しても1km程度のダートだけれど、納沙布岬に行くついでに寄るのにお勧めしたい。天気が良ければ北方四島の国後島も見ることができる。穴場の絶景スポットだ。

画像2: 第5位 ノッカマップ岬

ただし、夏は霧の確率が高いので、晴れるのは稀だし、撮影時も霧こそなかったものの曇り空。晴天時に行けたのなら、かなりラッキーだ。

画像3: 第5位 ノッカマップ岬

第4位 エサヌカ線

何もない牧草地の中をただまっすぐ走るエサヌカ線は、有名な絶景スポットで、まっすぐ伸びるアスファルトで多くのライダーが「映え」の写真を撮っている。が、その東側にはすぐオホーツク海があって、海沿いにダートが伸びているのは意外と知られていない。

画像1: 第4位 エサヌカ線

所々砂地になっていて走りにくい場面もあるが、気持ちよく走ることの出来る絶景ルートだ。オホーツク海を横目に走れば、気分は間違いなく上がる! さらにちょっとした空き地でビバークすれば、見渡す限り人工物のないところでのキャンプが楽しめる。しかも野生の鹿がウヨウヨいるので、サバンナ気分も味わえる。そして沈む夕日がとにかく美しい! 

画像2: 第4位 エサヌカ線

ただし、何もないエリアで水もトイレもないので、覚悟は必要だ。アドベンチャーバイクで行くなら是非とも立ち寄りたい。

画像3: 第4位 エサヌカ線

第3位 宗谷丘陵

宗谷に行けば外せないのが宗谷岬だけれど、その南側に広がる丘陵地帯にある砂利道が、これが丘陵に沿って上下しながらも時にまっすぐ、時に緩やかにカーブしながら伸びていて、ここも日本離れした絶景だ。丘側から見ても海側から見ても、とても景色がいい。

画像1: 第3位 宗谷丘陵

ただ、ここは海から霧が上がってくるので、うまくタイミングを見たいところ。そのすぐ近くには、ホタテの貝殻を砕いて敷いた真っ白な貝殻の道がある。ここは稚内側からアプローチして、見晴らしのいいとこまで登ってきたところで振り返ってほしい。そうすると、利尻富士をドーンと見ることができる。

画像2: 第3位 宗谷丘陵

さらに、オホーツク海を望めば、海の向こうにはサハリンが見える! わずか40キロしか離れていないので、こうして目の前に、しかもダートのから外国を見ることができるのも、宗谷丘陵の魅力だ。

画像3: 第3位 宗谷丘陵

第2位 函岳

北海道一と言うか、日本一のロングダートで登る函岳は、標高わずか1000mながら、見渡す限りの原生林を見下ろす屈指の絶景ポイントだ。ここは砂利が深く、オフロードバイクでないと登るのが難しい、まさにアドベンチャーバイク向きのダートだけれど、荷物満載だと苦労するので注意が必要だ。

画像1: 第2位 函岳

ここも麓は晴れていても山頂は霧の中と言う日が多く、地元の人に言わせれば滅多に晴れないと言うほどのレアキャラ。けれども、晴れれば抜けるような青い空と緑。霧が出てもうまくタイミングが合えば雲海を見下ろせる。

画像2: 第2位 函岳

遠くには利尻富士が見えるのだから、こんな完璧な景色はそうそうない。アフリカツインに乗っているなら、是非とも行って欲しい絶景スポットだ。

画像3: 第2位 函岳

第1位 礼文島

北海道にツーリングに行ってもなかなか渡ることがない礼文島。今回初めて行ってみて、こんなに素晴らしい景色の島なんだと驚かされた。一周する道路がないのは残念だが、そのおかげで島の西側には断崖絶壁がそそり立ち、本当にここが日本だとは思えない景色を堪能することが出来る。

画像1: 第1位 礼文島

絶景見るなら島の北側にある馬の道だが、ここは舗装路だし、有名なルートだ。そこで島の西側に降り立ったところにある行き止まりの林道をお勧めしたい。地元ライダーから教えてもらった知る人ぞ知る絶景ダートだ。もちろん島の真ん中を走る礼文林道も素晴らしい。つまり絶景の宝庫なのだ。礼文島は。しかも利尻富士を綺麗に望めるところもいい。

画像2: 第1位 礼文島

正直言って、利尻富士を見るなら利尻島ではなく礼文島だ。それだけ綺麗に見えるから、利尻富士は礼文島のものだと思っている島民も多いとか。島が小さいのでアフリカツインのようなアドベンチャーバイクには、そのイメージが湧かないかもしれないが、アフリカツインとマッチする絶景を満喫できる!

画像3: 第1位 礼文島

協力:ホンダモーターサイクルジャパン、野口装美、ダートフリーク、サイン・ハウス
写真:三橋 淳

【次回予告】さて、普段ではなかなかお目にかかれない絶景の数々、いかがでしたでしょうか?北海道編はこれにてひと区切りですが、これからも三橋 淳とアフリカツインの旅はまだまだ続きます。次はどんなところで、どんな絶景と出会うのか? 次回はついに新章突入…?次回「カスタム俺の空」をお楽しみに!

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「アフリカツイン 北駆南走」前回の模様はコチラ!

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