スズキ「ジクサー150」「ジクサー250」の足つき性とライディングポジション

画像: SUZUKI ジクサー150 総排気量:154cc エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒 全長×全幅×全高:2020×800×1035mm 発売日:2020年3月4日 メーカー希望小売価格:税込35万2000円

SUZUKI ジクサー150

総排気量:154cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
全長×全幅×全高:2020×800×1035mm

発売日:2020年3月4日
メーカー希望小売価格:税込35万2000円

画像: SUZUKI ジクサー250 総排気量:249cc 全長×全幅×全高:2010×805×1035mm エンジン形式:油冷4ストSOHC4バルブ単気筒 発売日:2020年6月17日 メーカー希望小売価格:税込44万8800円

SUZUKI ジクサー250

総排気量:249cc
全長×全幅×全高:2010×805×1035mm
エンジン形式:油冷4ストSOHC4バルブ単気筒
発売日:2020年6月17日
メーカー希望小売価格:税込44万8800円

スズキが2020年に販売開始した2台の軽二輪ネイキッドバイク、ジクサー150とジクサー250。「150」は154cc空冷エンジンを搭載、「250」は新開発された249cc油冷エンジンを搭載しています。

ボディサイズはほぼ同じ。共有パーツも多いこの2台の足つき性を比べてみました。

ジクサー150のシート高:795mm
ジクサー250のシート高:800mm

シート高の差はわずか5mm。身長175cm(足が太く・短い)の西野の場合、ブーツならかかとまで地面に接地します。スニーカーだと、かかとは少し浮きました。

画像: (左)ジクサー150|(右)ジクサー250 ライダーの身長・体重:175cm・75kg

(左)ジクサー150|(右)ジクサー250

ライダーの身長・体重:175cm・75kg

僕の場合、5mmの差はほとんど変わりません。ただ、車両重量が異なるため、またがった状態での取り回しは、断然ジクサー150の方が気楽です。

ジクサー150の車両重量:139kg
ジクサー250の車両重量:154kg

ライディングポジションはほとんど同じ。普通に乗っている分には、ほとんど前傾にならず、快適にツーリングができるでしょう。

画像1: (左)ジクサー150|(右)ジクサー250

(左)ジクサー150|(右)ジクサー250

最新のネイキッドは「ストリートファイター」とも呼ばれますが、これらは幅の広いバーハンドルを採用していることが多くなっています。2台のジクサーもそれが特徴です。

小回りがしやすく、低速でも扱いやすい。この2台は、最新乗った軽二輪クラスのバイクで、一番安心感があると思いました。

画像: ジクサー150

ジクサー150

もちろん軽いジクサー150の方がより扱いやすいのですが、驚いたのはジクサー250。歴代の250ccネイキッドの中でもトップクラスに乗りやすい、と感じました。立ちゴケや転倒をする気がまるでしない。

雨や強風の環境下でも走りましたが、「このバイクなら大丈夫」という安心感があり、「こういうバイクだと遠出もラクなんだよなぁ!」と感動した次第です。

画像: ジクサー250

ジクサー250

スズキ「ジクサー150」「ジクサー250」シートのちがい

画像2: (左)ジクサー150|(右)ジクサー250

(左)ジクサー150|(右)ジクサー250

シートは見た目だと同じものに見えます。形状は脚を下ろしやすく、シート高の数値以上に足つき性が高く感じるタイプです。

じつは中のクッションがまるでちがっていました!

ジクサー150のシートは、言ってみれば普通のシート。硬くもなく柔らかくもなく、申し分ない一般的なクッション性です。

対して、ジクサー250は厚みを感じさせるしっかりとしたクッション性が備わっています。お尻が沈み込む感じで、ラグジュアリーな座り心地です。

画像: (手前)ジクサー150|(奥)ジクサー250

(手前)ジクサー150|(奥)ジクサー250

個人の感想として、高速道路のクルージング走行では、ジクサー250の方がうんと快適でした。

しかし、これはどうやら好みの問題のよう。同行した中村先輩は「俺この手のシートに長時間乗ると疲れるんだよ」と250より150のシートの方が好みとのこと。

この2台でどちらにしようか悩んでいる方は、販売店等で試乗してみることがおすすめです。

見た目は似ていてもフィーリングはまるで異なります!

文:西野鉄兵/写真:伊勢 悟

This article is a sponsored article by
''.