心配していたことが現実になってしまいました。10月16日スタートと予定されていたMotoGP 日本グランプリ大会の中止が、6月1日に正式に決定してしまいました。

理由はもちろん、新型コロナウィルスの感染拡大防止のためで、移動を伴うスポーツイベント、しかもそれが世界選手権という「国をまたぐ」移動を伴うものは、まだまだ実現が難しいようです。

「モビリティランドとしては、もちろん日本グランプリの受け入れ準備を進めていましたが、日本とヨーロッパという国際間の移動を伴いイベントということから、中止の決定を受け入れることになりました。ファンのみなさん、関係各社のみなさんとも、大会中止は残念ですが、ご理解いただけますよう、お願いいたします」とモビリティランドよりコメントも届きました。

思い返せば、数日前には「イギリス/オーストラリアGPの中止」も発表されていました。この2大会に共通するのはヨーロッパ大陸以外、ってこと。イギリスももちろんヨーロッパ圏内ではありますが、移動を伴い、という意味での中止決定だったんだと思います。そうなると、2020年のMotoGPはヨーロッパ大陸のみで行なわれることとなりそうです。

「1986年から続いていた日本でのグランプリレース開催を実現できないことになって、非常に残念です。MotoGPは今、シーズン再開に向けて懸命に作業し、なるべく多くのレースを安全に実現できるように動いています。そのため、MotoGPは11月中旬までヨーロッパ本土でレースをする方向で進んでいます。ウィルス感染拡大の状況が好転することを願って、2021年にまたツインリンクもてぎでレースができることを楽しみにしています」と、MotoGPを主催するドルナスポーツ。

MotoGPはひとまず、ヨーロッパ圏内でのレース開催に向けて準備を進めているようです。スペイン、イギリス、フランス、ドイツ……。いったい今年は、いくつグランプリレースが見られるんでしょうか……。

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