バイク用じゃない電熱ウエアって??

「編集部員の自腹インプレ」だけど、ワタシとてっぺーがやってるだけで、盛り上がりは今ひとつ(笑)。それじゃぁ連発してやろうじゃないか、とコレ買ってみました。そーです、冬場アコガレの「電熱ウエア」です。
電熱ウエアっていうのは、バイクのバッテリー連結タイプだったり、モバイルバッテリー仕様だったり。もちろん、バイクウエアメーカーの製品も存在しますけど、やっぱお高いですからね(笑)。

画像: もう3シーズンは使ってます、旧称ヒーテックウエア。現在はヒートマスターとして発売されてます

もう3シーズンは使ってます、旧称ヒーテックウエア。現在はヒートマスターとして発売されてます

で、実は私、数年前にリベルタさんで「ヒーテックウエア」を提供してもらっていて、自分のバイク(CB125Rと1100カタナ)にはバッテリーコード、取り付けてあるんです。
ヒーテックウェアっていうのは、日本のバイク用電熱ウエアを広めたと言っていいトップブランドで、現在は「ヒートマスター」<https://heatmaster.jp/>って名前に改称して販売されています。だって、カンタンですばやく暖かいもん。相変わらず人気で、あちこちのショップでも見かけるし、停めてあるバイクからぺろんって電源コードがぶら下がってるシーンも、ホントよく見かけます。
もちろん、もう3シーズン以上は使ってますとも、真冬だって、ロンTとジーンズに上下ヒーテック着込んで、テストで気温10℃以下の箱根ツーリングできたからね♪
しかし! 私が取材で乗る車両は、もちろんメーカーから取材用にお借りする「広報車」で、取材のたびにバッテリーにコードつないで、っていうのもなかなかままならない。
そんな状態で、あるWebショップサイトで見つけたのが「電熱ヒートベスト」。バイク用なわけじゃないけど、アオリ文句に「野外作業、バイクにも最適」なんて書いてあって、お値段ナント3000円ほど! モバイルバッテリー仕様で、おかしな日本語のいかにもうさん臭い商品(笑)。

画像: ちょっとサイズ感がピチピチですが、それがかえって暖かいかな

ちょっとサイズ感がピチピチですが、それがかえって暖かいかな

ユーザーレビュー見ると「背中がなんかチクチクして、脱いでみたら断線して火が出てた」なんて怖いのが出ていたりしたんですが、いい意見と悪い意見が半々くらいかなー、って感じ。
んでは積極的に騙されてみよう、つって買ってみました。
注文して1週間ほど、漢字がたくさん並ぶ包みで届いた(笑)ソレは、まったくシンプルなダウン風ベスト。サイズがまるで小さかったけど、かえって体にフィットして暖かそう。
手持ちのモバイルバッテリーをつないでみると、ちゃんと通電(笑)。胸のボタンは長押しでON/OFF、温度調節も3段階で出来て、あらまちゃんと暖かい!
熱線はそんなに張り巡らされてはいないんだけれど、背中側、腰と首の下がほのかに暖かくて、あれイイ感じじゃん、という状態でした。腰と首の下なんて、特におじさんライダーに優しいなー、と思ったら、まぁバイクに乗っている時にはそうそう効かないまでも、屋外でロケをしている時とか、冬キャンプのロケ(笑)なんかでは、寒いテントの中でちゃーんと機能してました!
ここが手持ちのヒーテックウエアとはぜんぜん違うかな。ヒーテックは走行中こそ威力を発揮して、バイク降りたら、つまりバイクから離れると、バイクのバッテリー電源だから、効かないもんね。 

画像: ケータイ買ったときにもらった充電用モバイルバッテリー この小ささでも使えますね

ケータイ買ったときにもらった充電用モバイルバッテリー この小ささでも使えますね

画像: ボタン長押しでON/OFF 温度調整が3段階でできます

ボタン長押しでON/OFF 温度調整が3段階でできます

画像: 背中側はアルミ地っぽい素材貼り付けてあります

背中側はアルミ地っぽい素材貼り付けてあります

 

けれどこの電熱ベストだって、バッテリーが切れても、肌に触る側、背中側にはアルミ生地ふうの断熱ふう素材も貼り付けてあって、これもなかなか暖かい。ちなみにバッテリーにもよるけれど、一般的なケータイ充電用のモバイルバッテリーでは、最強で1時間~最弱で3時間ほど持ちました。
暖かさが安定しなかったり、いつまで使えるのか、さらに断線して火は出ないのか、って心配は尽きませんが(笑)、この寒い冬は、関東ではせいぜい2~3か月。この期間だけでも使えて、へぇ意外と暖かいじゃん、って思えたら、それでモトはとれるかなー、と思った買い物でした♪

撮影/南 孝幸&オレのiphone 文責/中村浩史

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