画像: 「ジブラルタル海峡へ…海上のリエゾン」Real Race to DAKAR Vol.3

1月5-6日 ステージ0 サボナ~タンジェ
フェリーでの海上移動

懐かしいランチパックの紙袋

モナコから約160kmほど東に走ってラリーの参加者たちは未明にイタリアのサボナ港に集結した。

この間の移動方法に制限はなく、規模の大きいチームではトラックやバンに積載し、フェリーターミナルでバイクを下す姿も見られる。6時過ぎから乗船手続きが始まり、参加者は乗船チケットやランチパックを受け取った。ジュースやナッツ、ゼリー、スナック菓子などが詰められた小さな紙袋を受け取った杉村は「2004年にパリダカに出た時と変わっていない。でもライダーはこんなのもらっても、かさばるしすぐにぐちゃぐちゃになっちゃうし、しょうがないですよね」と苦笑しつつも懐かしむ。

フェリーはちょうど、名古屋-仙台-苫小牧を結ぶ船と同じような規模で、設備も似たようなものだが、大浴場がないのがもっとも大きな違いだろうか。多くの選手には2段ベッドの4人部屋が割り当てられているが、追加料金を支払うことで、窓のある贅沢な部屋も利用できるようだ。

画像: Africa eco race 2020 ジブラルタル海峡への海上リエゾン www.youtube.com

Africa eco race 2020 ジブラルタル海峡への海上リエゾン

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ラリーのスキルとは何か

モロッコへの入国審査、車両の通関手続きは船内で行われる。参加者、関係者、それに一般客をあわせた数百名の手続きを、入国、通関のオフィサーそれぞれ1名でこなすのだから、どちらも軽く2時間待ちの長蛇の列。受付や車検、こうした諸般の手続きと、走り出すまでにこなさなければならないことが多いのがクロスカントリーラリーだ。こうしことで、いかにストレスを抱えず、無駄に疲労せず、心身ともに良い状態を保つことができるか、ということもラリーの大切なスキルであることを改めて認識させられる。

画像: 未明のサボナ港。気温は5度前後と寒い

未明のサボナ港。気温は5度前後と寒い

画像: 船内でこのラリー最初のブリーフィングが行われた。主催者のジャンルイ・シュレッサーら

船内でこのラリー最初のブリーフィングが行われた。主催者のジャンルイ・シュレッサーら

フェリーは3日かがりでジブラルタル海峡をはさんでタンジェにつく予定。乗船2日目、最初のステージのロードブックが配布され、今ラリー1回目のブリーフィングが開かれた。本格的なステージの始まりを前に、参加者の表情にも緊張感がみなぎる。

画像: ブリーフィングはフランス語と英語で行われる

ブリーフィングはフランス語と英語で行われる

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