1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」

カワサキZRX1100 1996 年12 月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●1052cc●100PS/8500rpm●9.8kg-m/6000rpm●222kg●120/70ZR17・170/60ZR17●94万円

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●1052cc●100PS/8500rpm●9.8kg-m/6000rpm●222kg●120/70ZR17・170/60ZR17●94万円

80年代に大人気となったZ1000R“ローソンレプリカ”のスタイルを巧みに再現したスポーティなビッグネイキッド。サイズは意外にコンパクトで、力強いZZR1100ベースのエンジンや、φ43mmカートリッジフォークや6ポットキャリパーといった充実した足回りと合わせ、走りは極めてスポーティ。

ホンダCBR1100XX スーパーブラックバード1997 年

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●1137cc●100PS/8500rpm●10.0kg-m/6500rpm●225kg●120/70ZR17・180/55ZR17●110万円

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●1137cc●100PS/8500rpm●10.0kg-m/6500rpm●225kg●120/70ZR17・180/55ZR17●110万円

高剛性なフレームとサスペンション、当時最強の164PSを発生する完全新設計エンジン、抵抗の少ないカウルなど、300km/hに近い超高速走行を前提にしたパーツで固めたハイスピードスポーツ。しかもエンジンにはスーパースポーツ初のデュアルシャフトバランサーを内装、充分な快適性も確保していた。

ヤマハ TW200 1996 年 5月

画像: ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●196cc●16PS/7500rpm●1.6kg-m/6500rpm●118kg●130/80-18・180/80-14●29万9000円

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●196cc●16PS/7500rpm●1.6kg-m/6500rpm●118kg●130/80-18・180/80-14●29万9000円

XT200用の空冷シングルを載せ、前後のバルーンタイヤで走る場所を選ばない全地形型モデル。本来はオフロードモデルだったが、ユニークなスタイルを受けて、ストリート風カスタムの素材としてブレイク、カラーリングもそれに合わせたものとなった。

ホンダ Vツインマグナ/S 1996 年 6月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒●249cc●27PS/10000rpm●2.3kg-m/7500rpm●172kg●120/80-17・150/80-15●54万5000円

●水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒●249cc●27PS/10000rpm●2.3kg-m/7500rpm●172kg●120/80-17・150/80-15●54万5000円

フロントにディッシュホイールを装備、ショックのバネレートを変更し、シート表皮のパターンを変えたモデルがタイプ追加。ハザードランプも新設。

ヤマハ マジェスティ 1996 年7月

画像: ●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●249cc●21PS/6500rpm●2.4kg-m/5500rpm●147kg●110/90-12・130/70-12●47万9000円

●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●249cc●21PS/6500rpm●2.4kg-m/5500rpm●147kg●110/90-12・130/70-12●47万9000円

登場以来、運動性能を加味した乗り味と、シート下を始めとする容量たっぷりの収納性でライバルを圧倒、爆発的な人気となり250スクーターというジャンルを定着させたマジェスティ。96年モデルは、タンデムステップの形状変更と、カラーリングの追加のみ。

※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)

画像: ヤマハ マジェスティ 1996 年7月

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画像: www.autoby.jp
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