1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」

ホンダNSR250R 1993 年11月

画像: ●水冷2ストクランクケースリードバルブV型2気筒●249cc●40PS/9000rpm●3.3kg-m/8500rpm●134kg●110/70R17・150/60R17(諸元はSTD)●68万円

●水冷2ストクランクケースリードバルブV型2気筒●249cc●40PS/9000rpm●3.3kg-m/8500rpm●134kg●110/70R17・150/60R17(諸元はSTD)●68万円

メインスイッチにPGMメモリーカードを世界初採用。公道用カードから競技専用カードに変えるだけで、特性を簡単に変更することが可能となった。その他、エンジンマネージメントシステムがPGM-IVに進化、スイングアームも片持ちのプロアームに変更。スピードメーターも液晶デジタル式に。

ホンダRVF/RC45 1994 年

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒●749cc●77PS/11500rpm●5.7kg-m/7000rpm●189kg●130/70ZR17・190/50ZR17●200万円

●水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒●749cc●77PS/11500rpm●5.7kg-m/7000rpm●189kg●130/70ZR17・190/50ZR17●200万円

RC30の後継となる、スーパーバイクレースのホモロゲーション取得用マシン。RC30からさらに進化を遂げたV4エンジン、贅沢な造りの車体、最新のエアロカウルなどは、全て勝利のためのもので、WSBや全日本選手権、鈴鹿8耐などで無敵の強さを誇った。94年8月〜10月の予約制・期間限定生産だった。

スズキ バンディット250リミテッド 1993 年 5月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●249cc●40PS/13500rpm●2.7kg-m/10000rpm●160kg●110/70-17・140/70-17●58万5000円

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●249cc●40PS/13500rpm●2.7kg-m/10000rpm●160kg●110/70-17・140/70-17●58万5000円

兄貴分の400同様、FRP製のロケットカウルを装着したモデル。ケースカバーやヘッドなどはバフ仕上げとされ、シートも専用のメッシュ表皮としている。

ヤマハ セロー225W 1993 年 6月

画像: ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●223cc●20PS/8000rpm●1.9kg-m/7000rpm●106kg●2.75-21・120/80-18●36万9000円

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●223cc●20PS/8000rpm●1.9kg-m/7000rpm●106kg●2.75-21・120/80-18●36万9000円

初心者からベテランまでを満足させる、適度なパワーのエンジンとスリムな構成の車体はそのままに、リアブレーキをディスク化し、リザーバー付きリアショックも装備した上級モデル。アンダーブラケットがバフ仕上げのアルミとなり、フロントフォークのスライドメタルも変更された。

ホンダ マグナ750 1993 年7月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒●748cc●75PS/9000rpm●6.6kg-m/7000rpm●228kg●120/80-17・150/80-15●83万9000円

●水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒●748cc●75PS/9000rpm●6.6kg-m/7000rpm●228kg●120/80-17・150/80-15●83万9000円

VF750セイバー、V45マグナの流れを引き継ぐ輸出モデルのVT750Cの国内市販バージョンとして登場。ドラッガーモデルのはしりとも言える。

※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)

画像: ホンダ マグナ750 1993 年7月

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画像: www.autoby.jp
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