1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」

スズキバンディット400 1989 年6 月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●398cc●59PS/12000rpm●3.9kg-m/10500rpm●168kg●110/70-17・150/70-17●59万5000円

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●398cc●59PS/12000rpm●3.9kg-m/10500rpm●168kg●110/70-17・150/70-17●59万5000円

GSX-R400R用エンジンの実用回転域での性能をアップさせ、美しいフレームワークが際立つグラマラスなスタイルに包み込んだネイキッドスポーツ。サチライトメッキの砲弾型メーターやアルミ鍛造ハンドルなど、デティールの仕上げも上質。400ネイキッドの中でも最もスポーティな走りだった。

スズキコブラ1989 年9 月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●248cc●45PS/11500rpm●2.6kg-m/10500rpm●139kg●110/70-17・140/60-18●53万9000円

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●248cc●45PS/11500rpm●2.6kg-m/10500rpm●139kg●110/70-17・140/60-18●53万9000円

GSX-R250Rからフルカウルを外したネイキッド仕様モデル。フロントブレーキはRGV250Γから派生した同じくカウルレス仕様のウルフのように、Wディスクから大径シングルに換装、ミッションのギア比も5、6速がローギアード化されて市街地走行に最適化されている。

ホンダ NSR250R SP 1989 年 3月

画像: ●水冷2ストクランクケースリードバルブV型2気筒●249cc●45PS/9500rpm●3.8kg-m/8000rpm●132kg●110/70-17・150/60-18●68万9000円

●水冷2ストクランクケースリードバルブV型2気筒●249cc●45PS/9500rpm●3.8kg-m/8000rpm●132kg●110/70-17・150/60-18●68万9000円

減衰力調整機構付きサスペンションや、初となる乾式クラッチなどが採用された。ボディカラーは世界GP250のワークスカラー。

カワサキ KR-1/S/R 1989 年 4月

画像: ●水冷2スト・クランクケースリードバルブ並列2気筒●249cc●45PS/10000rpm●3.7kg-m/8000rpm●131kg●110/70R17・140/60R18●55万9000円(諸元はS)

●水冷2スト・クランクケースリードバルブ並列2気筒●249cc●45PS/10000rpm●3.7kg-m/8000rpm●131kg●110/70R17・140/60R18●55万9000円(諸元はS)

エンジン特性の見直し、1サイズアップのタイヤなど、足まわりを一新したスペシャル仕様がS。Rは大径φ35mmキャブにクロスミッションのSP仕様だ。

カワサキ エリミネーター400/LX/SE1989 年 4月/4月/6月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●398cc●54PS/12000rpm●3.4kg-m/10500rpm●197kg●100/90-18・150/80-15●57万8000円(諸元はSE)

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●398cc●54PS/12000rpm●3.4kg-m/10500rpm●197kg●100/90-18・150/80-15●57万8000円(諸元はSE)

旧GPZ-Rの直4をロー&ロングフォルムに搭載するドラッガー。ビキニカウル付きのSE、スポークホイール仕様のLXが追加された。

※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)

画像: カワサキ エリミネーター400/LX/SE1989 年 4月/4月/6月

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画像: www.autoby.jp
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