1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」

ヤマハTZR250 1989 年2 月

画像: ●水冷2ストクランクケースリードバルブ並列2気筒●249cc●45PS/9500rpm●3.8kg-m/8000rpm●136kg●110/70R17・140/60R18●59万6000円

●水冷2ストクランクケースリードバルブ並列2気筒●249cc●45PS/9500rpm●3.8kg-m/8000rpm●136kg●110/70R17・140/60R18●59万6000円

TZR250Rが初めてのフルモデルチェンジを受け、89年型の市販レーサー・TZ250と同時に後方排気レイアウトの新型パラレルツインを搭載。コンピューター制御のキャブレターや、マップ制御デジタルCDIの装備によって理想的なトルク特性も実現。フレームやサスペンションも強化された。

ホンダCB-1 1989 年3 月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●399cc●57PS/11500rpm●4.0kg-m/9500rpm●168kg●110/70-17・140/70-17●64万6000円

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●399cc●57PS/11500rpm●4.0kg-m/9500rpm●168kg●110/70-17・140/70-17●64万6000円

CBR400系の水冷直4エンジンを、シンプルでスポーティなネイキッドスタイルのボディへ搭載したストリートスポーツ。ヘアライン仕上げのサイドカバーや3層塗りフューエルタンクなど質感も高い。

スズキ GSX-R400SP 1989 年1月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●398cc●59PS/12000rpm●3.9kg-m/10500rpm●162kg●120/60-17・140/60-17●81万9000円

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●398cc●59PS/12000rpm●3.9kg-m/10500rpm●162kg●120/60-17・140/60-17●81万9000円

リアホイールが17インチ化された89年型をベースに、高性能キャブ、クロスミッション、レースサスを装着し、レースでの戦闘力向上を狙った。

カワサキ KDX200SR 1989 年1月

画像: ●水冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●198cc●35PS/8000rpm●3.2kg-m/7500rpm●107kg●80/100-21・100/90-18●38万9000円

●水冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●198cc●35PS/8000rpm●3.2kg-m/7500rpm●107kg●80/100-21・100/90-18●38万9000円

エンデューロレースの定番モデルとなったKDX200Rの公道仕様として誕生。フロント・リアのサスストロークは、当時の一般市販車の中では最長だった。

カワサキ ZXR250/R 1989 年2月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●249cc●45PS/15000rpm●2.6㎏-m/11500rpm●144㎏●110/70-17・140/60-17●57万7000円(62万5000円)()はR

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●249cc●45PS/15000rpm●2.6㎏-m/11500rpm●144㎏●110/70-17・140/60-17●57万7000円(62万5000円)()はR

TT-F1レースで活躍したZXR750Rの弟分。アルミE-BOXフレームに搭載されるエンジンは、カワサキの250ccモデルでは初の4気筒。400と共に量産ロードスポーツ初の倒立サスを採用したことでも話題になった。Rはビッグキャブ、クロスミッション仕様を備えた高性能バージョン。

※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)

画像: カワサキ ZXR250/R 1989 年2月

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画像: www.autoby.jp
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