1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」

ホンダスティード400/600 1988 年1月

画像: ●水冷4ストOHC3バルブV型2気筒●398cc●30PS/7500rpm●3.3kg-m/5500rpm●196kg●100/90-19・170/80-15●59万9000円 ※諸元は400

●水冷4ストOHC3バルブV型2気筒●398cc●30PS/7500rpm●3.3kg-m/5500rpm●196kg●100/90-19・170/80-15●59万9000円 ※諸元は400

国産アメリカンブームの火付け役となったスティードの初代モデル。リアサスをシート下に置きリジッド風に見せるなど、凝った設計でカスタムテイストあふれる美しいスタイルを実現。ブロス系をベースにするエンジンも、空冷風の外見にしただけでなく、同軸クランクを採用して鼓動感を強調している。

ヤマハTDR250 1988 年1月

画像: ●水冷2スト・クランクケースリードバルブ並列2気筒●249cc●45PS/9500rpm●3.6kg-m/8500rpm●134kg●110/90-18・120/80-17●47万9000円

●水冷2スト・クランクケースリードバルブ並列2気筒●249cc●45PS/9500rpm●3.6kg-m/8500rpm●134kg●110/90-18・120/80-17●47万9000円

初代TZR250系のパワフルな水冷2ストツインエンジンを、ラリーマシン風のスタイルやストロークの長い足周りと組み合わせた、個性的なデュアルパーパスモデル。TZRよりもショートな減速比設定もあって豪快な加速が可能で、市街地から林道まで、道を選ばず俊敏に走れるモデルとして人気を集めた。

ホンダ NS50F 1988 年1月

画像: ●水冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●49cc●7.2PS/10000rpm●0.65kg-m/7500rpm●79kg●2.75-17・3.00-17●21万5000円

●水冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●49cc●7.2PS/10000rpm●0.65kg-m/7500rpm●79kg●2.75-17・3.00-17●21万5000円

吸排気パーツなどを見直し燃焼効率を追求。全域で今まで以上のスポーティな走りを獲得。カラーはブルーとレーサーイメージの赤×白が登場。

ホンダ NSR250R 1988 年1月

画像: ●水冷2スト・クランクケースリードバルブV型2気筒●249cc●45PS/9500rpm●3.8kg-m/8000rpm●127kg●110/70-17・140/60R18●57万9000円

●水冷2スト・クランクケースリードバルブV型2気筒●249cc●45PS/9500rpm●3.8kg-m/8000rpm●127kg●110/70-17・140/60R18●57万9000円

PGMキャブレターⅡや5角断面スイングアームなどで運動性能を大幅にアップ。リアタイヤもワイド化されたラジアルタイヤを装着している。

スズキ SX200R 1988 年1月

画像: ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●199cc●20PS/8500rpm●1.7kg-m/7000rpm●104kg●80/80-21・110/80-18●29万4000円

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●199cc●20PS/8500rpm●1.7kg-m/7000rpm●104kg●80/80-21・110/80-18●29万4000円

取り回しに優れるSX200Rは、この年式でカラー変更を実施。外観はもちろん、エンジンからサイレンサーまでブラックアウトすることで精悍さが増した。

※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)

画像: スズキ SX200R 1988 年1月

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画像: www.autoby.jp
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