1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」

カワサキKS-Ⅰ 1987 年12 月

画像: ●空冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●49cc●7.2PS/8500rpm●0.62kg-m/7500rpm●66.5kg●3.50-10・3.50-10●18万3000円

●空冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●49cc●7.2PS/8500rpm●0.62kg-m/7500rpm●66.5kg●3.50-10・3.50-10●18万3000円

オフロード車をデフォルメしたユーモラスなデザインを、10インチホイールでコンパクトにしたボディにまとめた個性的なミニスポーツ。エンジンはAR系の空冷2ストピストンリードバルブ。スタイルやコンセプトは後のKSRシリーズへと繋がっていく。

カワサキZX-10 1988 年

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●997cc●137PS/10000rpm●10.5㎏-m/9000rpm●222㎏●120/70-17・160/60-18●輸出車

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●997cc●137PS/10000rpm●10.5㎏-m/9000rpm●222㎏●120/70-17・160/60-18●輸出車

世界最速の座を守るため、GPZ1000RX登場から2年足らずで登場。エンジンはRXをベースとするがシリンダーヘッドを新設計し、さらに内部パーツの軽量化など、各部に大幅な改良を受けて、最高出力は12PSアップの137PSに到達。ゼロヨン10.5秒、最高速度279km/hという圧倒的なパフォーマンスを実現した。

ホンダ XLR80R 1987年 8月

画像: ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●79cc●6.8PS/8000rpm●0.63kg-m/7500rpm●71kg●2.50-16・3.00-14●20万9000円

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●79cc●6.8PS/8000rpm●0.63kg-m/7500rpm●71kg●2.50-16・3.00-14●20万9000円

XR80ベースのミニオフローダー。低中速で粘りは強く、トリコロールを表わしたフレーム・タンク・シートのカラーリングも秀逸だ。

ヤマハ FZ400R 1987年10月

画像: ●水冷4ストDOCH4バルブ並列4気筒●399cc●59PS/12000rpm●3.7kg-m/10000rpm●166kg●100/90-16・120/80-18●61万5000円

●水冷4ストDOCH4バルブ並列4気筒●399cc●59PS/12000rpm●3.7kg-m/10000rpm●166kg●100/90-16・120/80-18●61万5000円

FZR400の登場によって若干影が薄くなってしまったが、走りのレベルは一級品のまま。ハーフカウルに加えて、フルカウル仕様が登場。

カワサキ GPX750R 1987年11月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●748cc●77PS/9000rpm●7.0kg-m/6500rpm●195kg●110/90-16・140/70-18●79万9000円

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●748cc●77PS/9000rpm●7.0kg-m/6500rpm●195kg●110/90-16・140/70-18●79万9000円

専用設計のコンパクトな車体を持つスポーツモデルとして86年にデビュー。87年モデルでは、ブラックにゴールドのラインが入るカラーに変更。

※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)

画像: カワサキ GPX750R 1987年11月

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画像: www.autoby.jp
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