イギリスが誇る高級バイクメーカー「ブラフ・シューペリア」とのコラボ

画像1: イギリスが誇る高級バイクメーカー「ブラフ・シューペリア」とのコラボ

クルマ好きな人なら一度は聞いたことのある有名ブランドの1つがアストンマーティン。イギリスが誇るスーパーカーメーカーで、あの「007」シリーズの主人公、ジェームズ・ボンドの愛車としても有名。近年ではルマン24時間レースやDTMにも参戦しています。そんなアストンマーティンがバイクを造ったら…という、夢のようなお話が今回なんと実現したのです!

画像2: イギリスが誇る高級バイクメーカー「ブラフ・シューペリア」とのコラボ

それがこのバイク「AMB001」。開発・製造を担当するのはブラフ・シューペリア。こちらも歴史ある名門メーカーで「アラビアのロレンス」の主人公の愛車で有名。その高級、かつ乗り心地のよさから「バイクのロールスロイス」と形容されるほどのメーカーです。ちなみに、アストンマーティンは創業160年、ブラフ・シューペリアは今年で創業100年。イギリス自慢の2大老舗メーカーの夢のコラボなのです。

ボディはオールカーボン、エンジンは180PSのV2ターボ!

画像1: ボディはオールカーボン、エンジンは180PSのV2ターボ!

こちらは会場の横でひっそり展示されていたプロトタイプ。上の写真ではボディに塗装や仕上げが施されていますが、こちらはプロトタイプなので素材そのままの状態。聞けば「どのパーツにどんな素材が使われているか示すのにちょうどよかったから持ってきました」とのこと。ボデイパネルが全てカーボンであることがわかります。

画像2: ボディはオールカーボン、エンジンは180PSのV2ターボ!

独特なフロントマスクのデザインや、緑がかったグレーメタリックのカラーに、ところどころにあしらわれた蛍光イエローのアクセントは、アストンマーティンのGT3レーシングマシン「ヴァンテージGT3」にも通じるもの。

画像: www2.astonmartin.com
www2.astonmartin.com

車名の「AMB001」の「AMB」は、アストンマーティンとブラフ・シューペリア、それぞれの頭文字を取ったもの。両者のコラボの第一弾、という意味なんだそうです。

画像3: ボディはオールカーボン、エンジンは180PSのV2ターボ!

搭載されるエンジンは、排気量こそ公表されませんでしたが、リッタークラスのDOHC Vツインにターボチャージャーとインタークーラーを備えたもの。アストンマーティンと名乗るからにはそれなりのスペックに、というリクエストにブラフ・シューペリアが応えたもので、パワーは180PS。これを搭載するAMB001の車重は180kgに抑える予定だそうで、数字を聞いただけでも、相当なパフォーマンスを発揮しそうなのがわかります。

画像4: ボディはオールカーボン、エンジンは180PSのV2ターボ!
画像5: ボディはオールカーボン、エンジンは180PSのV2ターボ!

フロントのサスペンションは、BMWのKシリーズやホンダのゴールドウイングにも似たダブルウイッシュボーンタイプ。リアサスペンションはコンベンショナルなリンク式モノショックを採用しています。マフラーはカーボン製のアンダーカウル内に収まり、カウル後方の側面にサイレンサー出口が顔をのぞかせています。

画像6: ボディはオールカーボン、エンジンは180PSのV2ターボ!
画像7: ボディはオールカーボン、エンジンは180PSのV2ターボ!

さすがアストンマーティン、シートやハンドルグリップには厳選された本革があしらわれています。メーターは独自のアプリを利用するのか、マシンとコネクトしたスマホを専用のホルダーにマウントして使用する想定なのだとか。

でも、写真を見て「タンク中央のウイングが邪魔で見えないじゃないか!」と思う人も多いと思います。私もそう思ってアストンマーティンの人に疑問をぶつけてみたのですが「専用アプリでその部分を避けるように表示するよう考えているので問題ありません」との答えが。いや、写真で見ると、どうやってもカブってるんですが…。

画像8: ボディはオールカーボン、エンジンは180PSのV2ターボ!

会場にはミッドシップ化が公表されている、アストンマーティンの次期「ヴァンキッシュ」のプロトタイプも登場。いかに両社が本気であるかを示す発表会となり、大いに盛り上がりました。

何台作るのか、一体いくらするのか、というお話は、おそらくこのバイクのオーナーとなる人にはあまり気にならないのでしょうが…詳細は続報が入り次第お伝えしますのでお楽しみに!

This article is a sponsored article by
''.